EXPEDITION(エクスペディション) ボードゲーム

厳選ボードゲーム紹介 第53回

エクスペディション 【探検・2〜6人】

もし転職するなら冒険家とか探検家がいいなあ、などと妄想してしまう今日この頃。

別にファンタジーな異世界じゃなくとも

現実世界で古代の遺跡等を調査に行くのもちょっとした探検なのではと。

まあねずみにはそもそもそんな資金がないので、それはゲームの中だけにします。

 

ということで今日紹介するのは

遺跡を求め世界を探検するゲーム『エクスペディション』です。

世界中を駆け巡り不思議を発見するミステリーハンターになるのですよー(^O^)

 

世界を駆け巡るゲーム

以前は海外版しかなかったエクスペディションですが

昨年末にファン待望の完全日本語版が出ました。

世界を駆け巡るゲームはそれ自体も世界を駆け巡っているわけです。

そしてうちにあるのはドイツ語版なので、すごく買い替えたいです。

 

作者のヴォルフガング・クラマーさんはニムトの作者としても有名。

まさに世界を駆ける才能ですねえ。

nezumileader.hatenablog.com

 

 

ボードには世界各地の遺跡(観光名所や名物等)が描かれています。

日本は右端にありますね。奈良の法隆寺です。

 

 

解説付き探検カード

ボードに描かれているものは全て探検カードになっています。

1枚1枚に解説が書いてあるのが素晴らしい。遊びながら知識が増えていきます。

ドイツ語なので読めませんが(´・ω・`)

名称だけは和訳シールを貼りました。

海外ゲームの日本語版なんてごくごく限られていた昔は

大変な思いをしながら様々なゲームでこんなふうに和訳シールを貼ったものです。

 

皆さんは完全日本語版を買ってくださいませ。

 

 

3チームの探検隊

手札として配られた探検カードは全てが目的地です。

着けば点数になり最後まで着かなかった分は失点になります。

そこで全目的地をコンプすべく、手番では矢印を置いて探検隊を進めていきます。

矢印が3色あるのは3チームの探検隊がいるということです。

これらの探検隊は全員の共有で、どれかが自分の担当色ということではありません。

 

 

持っている手札の場所に矢印が到達したらそのカードを公開。それで得点です。

自分で進めた矢印でも他の人が進めた矢印でも良いので

誰かが勝手に到着してくれたらもうけもんです。

南極大陸に到着。よりもい!

 

緑マスと赤マスと便利なチケット

手番に置ける矢印は1本だけですが、緑マスに着いたら追加でもう1本置けます。

赤マスではチケットをもらえます。



チケットを使うと追加で矢印を置いたり、すでに置いてある矢印を取り除いたり

探検カードを山札のものと交換したりできます。

裏面に使い方が書いてありますね。ドイツ語なので読めませんが。

チケットはゲーム開始時にも3枚もらえます。

 

それぞれの目的地

最初に配る探検カードの枚数は遊ぶ人数によって変わります。

4人プレーでは1人9枚です。

それに加えて全員共通の探検カードを6枚場に置きます。

 

手札が配られたら絵を見てボード上のどこにあるのかを全部確認します。

なかなか大変ですがエリアごとに色分けしてあるし、何度か遊ぶと覚えてしまうものです。

 

ねずみ「あれーマツピチュってどこだっけ?」

グレー「マチュピチュ」

ミケ「マチュピチュ」

目的地がバレるので黙って自分で探しましょう。

 

 

自分の持っているカードの場所には誰が着いてもいいので

方向だけ整えておいて誰かが進めてくれるのを待つのも賢い手です。

 

ミケ「なんやチケット使わんのか」

ねずみ「上陸しただけで十分。まだ慌てるような時間じゃない」

クロ「いつもの出し惜しみだなあ」

 

 

ただし矢印の方向にそのまま進むとは限らないのがこのゲーム。

みんな自分の手札の場所に向かいたいからです。

 

グレー「チケット使ってこの矢印外してこっちに付ける」

ねずみ「ちょ、海に戻んなよ」

グレー「俺はブラジルに行きたいんだ」

ねずみ「南米か!」

 

 

海は緑マスと赤マスだらけなので、流れに乗るととても速いです。

 

ミケ「緑マスでもう1本。チケット使ってもう1本。さらに緑マスでもう1本」

ねずみ「なんかすごい勢いで南下してるんですけどー」

 

 

観光気分

ゲーム中は知っている場所が出たり変わったものが出たりするたびに盛り上がります。

ちょっとした観光気分です。

 

クロ「アンコールワットに着いたー」

ねずみ「おおっ有名なやつだ!」

ミケ「アンコール、アンコール」

こんなふうにしながら、自然と名所のある場所に詳しくなっていくという。

 

世界中を駆け巡る爽快感、効率的なルートを考えるパズル的要素

そして地理の学習用途にもなるわけです。

連休中はエクスペディションで世界探検気分に浸るのもいいんじゃないかとー

 

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