コマ回しUNO(独楽+UNО) 遊びの合成

合成して新しい遊びを創り出す 第9回

「コマ回しUNO」

日頃からぼーっとしているように見られがちなねずみです。

でもそれは違うのです。そういうときは集中して何かを一生懸命考えているのです。

 

高校のとき塾ですごく集中して講義を受けていたら

「ぼーっと聞いてるんじゃない」と注意されたことがあります。

なんと理不尽な( ゚Д゚)ムキー

 

さて抽選により今回の合成は【独楽】【UNO】という

いかにも噛み合わなそうな組み合わせになりました。

この2つの素材をどう合成したものかとコマのように頭を回転し続けたここ数日。

周りからはさぞ、ぼーっとしているように見えたことでしょう。

 

 

コマを回し手番を回す

1つ見つけた共通点は、UNOで手番がどんどん回っていく様がコマのようだということ。

UNOのスピード感はコマの回転と噛み合うかもしれません。

そこで思い付いたのが

コマが回っている間だけカードを出せるというUNOです。

 

まずはコマを回すためのスペース「コマ回しフィールド」を作ります。

手札を配り、フィールド中央にUNOの山札とスタートカードを置きます。

カードスタンドでフィールドを作ると一石二鳥!

まったくこいつは便利なアイテムですよー

 

 

最初の1周は全員自分の手番にコマを回します。カードを出せるのは2周目からです。

もしコマがうまく回らなかったりフィールドから出たりしたら

次の手番で自分だけやり直しです。

 

 

コマを取りに行く

コマが回っている間は通常通りにUNOを進めていきます。

自分の手番でコマが止まっていたら「チェンジ」と宣言して

少し離れた場所にあるコマ置き場までダッシュして、別のコマと交換します。

なんかえらくアクティブな要素ですが、たまにはこういうのもいいんじゃないかと。

 

席に戻ってきたらすぐにコマを回し再びUNOに参加します。

そうするまでは手番を飛ばされるので、のんびりしている暇はありません。

 

グレー「黄色の3」

ねずみ「んがー!間に合わなかた」

クロ「コマの選り好みしてるからー」

 

 

特殊カード

UNO自体の進行はUNOのルール通りです。

しかし特殊カードが出たときにはコマ回し側でも特殊な対応があります。

 

 

リバース

リバースが出たときは、それ以降コマを回す向きもリバースします。

どっちに回すか分からなくなりそうですが

手番の回っている方向とコマの回転方向を合わせると考えれば簡単でしょう。

 

 

 

ドロー2・ドロー4

ドロー2ドロー4を食らったときはその数だけコマを取りに行きます。

それら全てのコマを回した状態でUNOのルールに従い山からカードを受け取った後

いずれか1つのコマだけをフィールドに残します。

手間がかかるので他の人からすれば進めるチャンスです。

 

クロ「1個2個3個」

ねずみ「速く回せよ速く!」

ミケ「なんや、ワシのコマなら回ってるが」

ねずみ「手番をだよ!」

 

 

ワイルド・スキップ

ワイルドが出た後に最初にコマを回す人はワイルドな回し方を。

スキップが出た後に最初にコマを取りに行く人はスキップで。

まあこのあたりはネタなのであまり気にせず。

 

今回の完成ルール

といったところで今回はこれで完成です。

 

勝負が長引くほど良い運動になるという、そんな健康的なゲームになりました。

《使うもの》独楽たくさん UNO

《プレー人数》2~5人

《勝敗》カードを出し切れば勝ち

 

【基本ルール】

親から順にコマを回してスタート。成功した人のみ次順からカードを出せる。

手番で自分のコマが止まっていたら取り除き、コマ置き場にある別のコマと交換する。

交換後は手番を待たずにコマを回せる。それが完了するまでは手番を飛ばされる。

特殊カードの処理は本文参照。

 

以上です。

座っているときより散歩しているときのほうがアイデアが浮かぶことがあるので

頭を回転させたいときはコマのように動き回るほうがいいと思うねずみでした。

 

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