厳選ボードゲーム紹介 第32回
ゲスクラブ
このゲームのタイトルを聞いた人は必ず勘違いしますが
『ゲスクラブ』の「ゲス」は、推測するという意味の「guess」ですからね。
(∩´∀`)∩このゲス野郎!
の、ゲスではないですからね。
そっちのゲスだとしたら「下衆倶楽部」ということですか。
どんな集まりなんだそれはー
ということで今回は、みんながどのくらい同じことを考えるかを推測するゲーム
『ゲスクラブ』の紹介です。
2人~8人まで遊べますが、どの人数でも面白いでげす。
みんなで推測を楽しむクラブ
下衆どころか、むしろオシャレな雰囲気を持ったゲームです。
賭け要素がありますがギャンブルという感じではなく
お題に対する回答がどのくらい一致するかを推測(guess)してみよう
という優雅な楽しみ方をします。
これは回答カードです。各6枚ずつあります。
いかにも上流階級という面々ですね。
お題に対する回答を、このカードの裏側に水性ペンで書きます。
お題に対する回答を6つ書く
これはお題カードです。様々なお題があります。
お題はシャッフルして決めても、相談して自由に選んでもいいと思います。
「カレーのトッピング」
「無人島に持っていくもの」
「憧れの職業」
こういう定番のお題は、回答も考えやすいですね。
「おでんの具」をお題に選んだ例。
回答カードは6枚あるので、必ず6個の回答を書きます。
手番にはここから1枚カードを公開して、同じ回答をした人がいるかどうかを確認します。
このゲーム、カードホルダーが入っているのが素晴らしい(^O^)
他のゲームをやるときにも使えそう。
一致数を推測して賭ける
同じ回答をした人が1人でもいたら透明マーカーの数字を1つ上げます。
これは言わば「気が合う度カウンター」です。
そして常識的な回答を書いた報酬として、カップの中のチップを全部もらえます。
逆に同じ回答をした人が1人もいなかったら
非常識ペナルティとして10ドルチップを入れなくてはいけません。
手番では回答カードを公開する代わりに
透明マーカーが最終的にどこまで上がるかを推測して賭けることも出来ます。
その場合は10ドルチップを支払い
自分のカラーマーカーを賭けたい数字マスに置きます。
ラウンド終了後、正解者はカップ内のチップと決められた報酬金をもらえます。
ゲスクラブでguess勝負するでげす
最初の持ち金は150ドルです。
そしてカップに銀行から30ドル入れたら準備完了です。
ミケ「ワシはゲスじゃないから、ゲスクラブ退部したいんやが」
ねずみ「いや、お前が一番ふさわしいぞ」
ミケ「いやぁそれほどでもないでゲスよww」
クロ「昭和の子分キャラっぽい語尾だなあ」
次に今回のお題を決めます。
そのお題でいいか、全員に同意を求めましょう。
ねずみ「ええと、外国人が喜ぶ日本的なもの」
グレー「おっ。面白そうなお題だ」
クロ「Youは何しに日本へ?」
ミケ「あー分かる分かる。寿司とか城とかやな」
ねずみ「言うなよ。シャラップ!」
誰かと一致しそうな回答を考える
誰とも一致しない回答を出すとペナルティになるので
みんなが思いつきそうな回答を書きたいところ。
ねずみ「この3つは確実として、他にはえーと・・・」
ミケ「抹茶味のキットカットとか好きだよな」
グレー「あー。あるある」
ねずみ「だから、言うなよ!」
ゲームはお題を決めた人の左隣からスタートします。
回答カードを1枚公開して、同じ回答を書いた人がいないか確認します。
グレー「忍者」
ミケ「忍者書いたぞ」
クロ「あるでござるよー」
ねずみ「忍者!?なるほど、それがあったか」
回答が一致する人がいたので透明マーカーを1つ上げます。
そして報酬を受け取って空になったカップには、銀行から30ドル補充してください。
意外と一致するような、意外と一致しないような
公開したカードや一致したカードは手札から減っていきます。
これを繰り返して、誰かの手札がなくなるまでラウンドは続きます。
ミケ「メイドカフェ」
クロ「もちろん書いたー」
ねずみ「何でそんなところで一致するんだ!?」
みんなの答えがどのくらい一致するか見えてきたところで
早いうちに賭けをするのも大事です。
1つの数字に対して2人までしかマーカーを置けないので。
クロ「 6に賭けるよー」
ミケ「おっ、ありそうなとこやな」
ねずみ「そうかな。もっといくんじゃない?」
しかし一致数の推測はなかなか難しい。
意外なところで一致したり、自信のあった回答なのに誰も書いていなかったりするので。
ねずみ「おにぎり!これは絶対あるでしょ」
グレー「なるほど」
ミケ「まあ分かるが」
クロ「おにぎりかあ」
ねずみ「誰も書いてないの!?めっちゃ外人さんに人気なのに」
ペナルティと的中報酬
誰かの手札がなくなった時点でラウンド終了です。
そのとき自分の手札が残っていたら
1枚につき20ドル、ペナルティでカップに払うことになります。
ねずみ「うむー、3枚も残ってしまった。なぜだ?」
ミケ「お前の趣味をいれすぎなんやろ」
そして賭けが的中した人は報酬を得ます。
2人いたら均等に分けますが、1人なら総取りです。
ミケ「ぐへへへ全部ワシの金やで。うっひょー」
クロ「いいなー」
ねずみ「喜び方がゲスいぞ」
お題は自分たちで考えてもいいので
遊ぶメンバーの趣味に合わせたお題で遊ぶと、さらに面白いです。
ねずみはこのゲームをやると必ず手札が余って
自分の常識は世間の常識じゃないんだなあと思い知らされます。
いや、自分が普通で世間がおかしいんでゲス!(゚Д゚)ノ
厳選ボードゲーム紹介 カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ
ゲスクラブAmazonリンク
楽天
|