厳選ボードゲーム紹介 第51回
Wizardry to the power of three
クリスマスっぽい雰囲気のゲームを・・・と思っていたら、すでに世間は年越し準備。
慌ただしいですねえ。
なんやかやと周囲と協力することが大事な年の瀬ですが
ナマケモノのねずみは何かの役に立つこともなく
のほほんとゲームに興じていたりするのでした(*'▽')
ということで今日紹介するのは
協力系メモリーゲーム『3人の魔法使い パワーオブツリー』です。
このゲームの幻想的な雰囲気はクリスマスに遊ぶのにもぴったりですよー
と、今さら言ってみる。
魔法学校を抜け出して
舞台は森の中の魔法学校と魔法市場です。
3人組の魔法使いキッズたちが夜更けにこっそりと学校を抜け出して
市場のお祭りに遊びに行ってしまった、というストーリーです。
おばけの先生&3人(3人とは言っていない)の魔法使い
このゲームの登場キャラクター、おばけのヴィリー先生と魔法学校の生徒たちです。
3人と言いつつなぜか6人いるゲームタイトル詐欺。
プレー人数も3人限定というわけではなく2~6人で遊べます。
ゲームの目的は、夜回りにきたヴィリー先生に見つかる前に学校に戻ることです。
1人でも捕まれば全員の負けになるので協力が必須!
魔法世界の灯りを探せ
手番には3つのダイスを振ります。
ダイスには、探すべき道しるべである【魔法世界の灯り】が記されています。
あとはそれと同じマークをボードに置かれたタイルから見つけるだけです。
1つ見つけるごとに自分の駒を1マス進められます。
ダイスで出る灯りは3つあるので最大で3マス進めるわけです。
違うマークをめくってしまったら、そこで手番は終了。
最初は当てずっぽうですが、神経衰弱と同じで1つ1つ覚えていくことが大事です。
背後から迫るヴィリー先生
全員の手番が1周するごとに、ヴィリー先生が足元の矢印の数だけ追走してきます。
それに加えてダイスでおばけの目を出したり
おばけのマークが描かれたタイルをめくってしまったりしたときにも動きます。
次第に加速しながら背後から追われるハラハラ感は
名作キッズゲーム「ねことねずみの大レース」を思わせます。
参考までに。
誰も追い付かれずに全員が学校まで戻れば勝利。
けっこうギリギリになるので、最後まで気が抜けませぬ。
☆結束の力で勝利を☆
記憶力が問われるゲームですが、1人で全部覚えようと気負う必要はありません。
困ったら仲間に助けてもらえばいいのです。
ねずみ「矢印はここで、葉っぱとクモの巣はえーと」
グレー「待て待て矢印はそこじゃない。角っこだ」
クロ「さっき出たばっかりなのに」
クロ「葉っぱはそこの右から2番目だよ」
ミケ「あとクモの巣はまだ出てないぞ、しょうがないやつやなあ」
ねずみ「おお・・みんなあったけえ」
助けたり助けられたり、心を1つにすることで生まれる一体感、
それが結束の力です。
グレー「お前、何回おばけの目を出すんだ」
クロ「それにもうちょっとまじめに覚えてよー」
ミケ「そうだボケーこの役立たずー」
ねずみ「ちょ、結束して責めないでクレメンス」
学校近くでは静かに
階段を上がったところからは会話禁止です。
黙って抜け出してきた以上、こっそりと戻らなくてはいけないからです。
ミケ「これが学校の階段ってやつやな」
グレー「しーー」
ねずみ「あれ葉っぱどこだっけ。ねえちょっと葉っぱ」
グレー「・・・」 ミケ「・・・」 クロ「・・・」
覚えるのを全部人任せにしていると最後の最後でツケが回ってきます。
こういうメモリー系のゲームは小さい子のほうが強いので
大人は本気でやらねばなりません。
協力ゲームですからね。大人が足を引っ張っぱってはいけない。
まさに年齢を問わずに本気で遊べるゲームですよー
といったところで今年はこの記事がラストです。今年も1年ありがとうございました。
皆さま良いお年をお迎えくださいませ。
ナマケモノのねずみが、こうして細々とでもブログを続けていられるのは
ひとえに皆様の協力・ご支援のおかげでございますので(*´▽`*)
とりあえず明日は・・・家の掃除でも・・・しよう。するかも。
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