『よりもい』の聖地 南極・北極科学館
宇宙よりも近いけど立川駅からは微妙に遠い場所
科学もアニメも大好きなねずみです。
先日、『よりもい』ことアニメ「宇宙よりも遠い場所」に登場した
南極・北極科学館に行ってきました。
科学館にはJR立川駅からアクセスしますが、徒歩で行くと25分はかかります。
なのでバスで行くか、多摩モノレールで高松駅まで行くのがおすすめ。
立川市のキャラクター「くるりん」を立川駅前で発見。
反則的可愛さ(*´▽`*)うひゃー
キマリたちが訪れた場所
南極・北極科学館は国立極地研究所内の施設の1つです。
写真右にある建物が科学館。
アニメでは第3話「フォローバックが止まらない」で
キマリたち4人(玉木マリ・小淵沢報瀬・三宅日向・白石結月)が、ここを訪れています。
結月が3人と初めての友達になった感動的な回で
アニメを見た人は印象に残っていることと思います。
開館日時 月~土(10時~17時)
入館料 無料
建物の外には、南極観測で活躍したカラフト犬のモニュメントが。
見どころ満載の科学館
館内に入って少し見渡すだけで、面白そうなものが溢れているのが分かります。
「科学館」と名の付く場所って、アニメに関わらずワクワクしてきますよね。
見どころは本当に満載なのに、なんと入館料は無料なのです!
知らなかったので、どこで入館券を買うのかとウロウロしちゃいましたよ。
南極と言えば、映画「南極物語」のタロとジロ 。
そして南極へ行ったネコの、たけし。
たけしは南極で越冬した猫だそうですが、そんな猫がいたんですね。
なんてすごい猫だ。
ねずみなんてコタツからも出られないのに・・・
こんなふうに、一緒に記念撮影が出来ます。
体験コーナー
南極の氷?本当に本物の!?触ってもいいの!?
おおおおおおおおお、まじなのか(゜o゜)
「とても貴重な」って書いてありますが
とてもどころか、めちゃくちゃ貴重なのでは。
近くで見るとこんな感じ。すごいなこれは。
南極の氷かあ・・・
南極の氷に触ったって言ったら、すごく自慢できるのでは。
気泡がつぶつぶしていますね。南極の氷の特徴なんでしょうか。
これは南極で観測隊が実際に着る服です。
アニメでも4人が着ていたカラーなので印象深いところ。
そして実際に履かれていた靴も。いろいろな種類があったんですね。
服も靴も、この場で試着することが出来ます。
南極を知る
これは氷河の数千メートル下の深い部分を掘り出すための、円柱形のドリル。
もっのすごく長いです。
これで取り出した氷をアイスコアと呼ぶらしいですが
アイスコアを調べることで昔の地球の環境や気候を知ることが出来るそうです。
古い鉱物を調べて成り立ちを知るところは、今話題の「探査機はやぶさ」を思わせますね。
そして南極と言えばペンギン(*´ω`*)
アニメでは、南極に行きたくてたまらない女子高生、報瀬が
食い入るように見ていました。
自然と宇宙の不思議
全天ドームスクリーンの、オーロラシアター。
ドーム内の撮影は禁止でしたので、外から。
臨場感のあるオーロラの映像をイスに座ったまま見られます。
隕石や鉱石も、様々な種類が展示してありました。
オーロラとか隕石とかを見ると、地球って本当に宇宙の中にあるんだよなあと
そんな当たり前なことが、すごく不思議に思えました。
顕微鏡で見た、ユークライトという種類の隕石。あまりに綺麗でしばらく見入ってしまいました。
この世界って不思議なものに満ちていますね。
南極観測隊を知る
新南極観測船(砕氷艦)「しらせ」の模型。
砕氷艦は氷に乗り上げて、自重で氷を砕きながら進む船です。
アニメでもそうでしたが、南極への道はここから始まるという感じで
この船を見ると胸が高鳴ります。
「しらせ」という名前の由来は、正式には昭和基地に近い「白瀬氷河」かららしいですが
一般的には、日本人初の南極探検をした「白瀬陸軍中尉」にちなんだものと認識されています。
昭和基地
これは!
なんと、昭和基地のジオラマ!!
おおおーー、こんな感じなのかあ(゜o゜)
昭和基地は南極圏内にある日本の観測基地で、建設された時代の「昭和」が基地名になっています。
昭和基地には南極での様々な観測を行うための、60棟もの施設があります。
管理棟や居住棟、発電棟、倉庫棟など。
徐々に建物が充実してきて、今では世界有数の科学基地になったそうです。
現地の観測隊員が、実際に生活している部屋のセットもありました。
こういう居住空間も、さらに快適なものになっていくのでしょうね。
昭和基地のライブ映像だって!?
まさかリアルタイムの映像が見られるとは!
おおお、すっげえ。
日本との時差は6時間あるそうです。
向こうは夜のはずなのに明るいのは、太陽が沈まない白夜だからなのでしょう。
南極点に行った雪上車
館内のどこを見てもワクワクする展示に溢れていましたが、 圧巻はこれ。
昭和43年に南極点への到達を果たした本物の雪上車です。
実際に使われたものですよ!
うわあーーかっけえええ(≧▽≦)
機械遺産に認定されているということで
豪華な認定証が展示されていました。
これはすごいぞ・・・とんでもないな。
ともかく、ぐるっと回ってみます。まずは左側面から。
「日本南極観測隊」の文字がカッコいい。
青いドラム缶は燃料を入れておくもので、このように頻繁に補給する必要があったのだそうです。
今度は右側面。
キャタピラで走るから悪路にも強いんでしょうね。
南極点まで往復で5182Kmを走破したそうです。
アニメでは、日向がこの窓から顔を出していました。
「おーい。これ、中入れるぞー」
そうなんです。この雪上車、実際に中に入れるのです。
背面からステップを登る。
うはーーって、思わず声が出ます。
天井が思ったよりも低いです。かなり低いです。
かがんでいないと頭がぶつかります。
雪上車の運転席かあ・・・
この窓から見ていた景色はどんなものだったんでしょうね。
横になるためのスペースや、通信機。
当時のものがそのまま残っているのでしょう。
とんでもなく貴重な資料ですね。
グッズショップと、こけ坊
科学館の入り口横にはグッズショップが。
「宇宙よりも遠い場所」関連グッズもたくさんありました。
そして受付には、謎のゆるキャラ「こけ坊」が。
南極の池で生まれたそうです。
得意なことは、ウトウトして過ごすことだとか。
。。。⊂( ―о―)⊃⊂( ―о―)⊃こけー
ものすごく、見どころ満載な科学館でした。
本物の南極には行けなくても立川ならば「宇宙よりも近い場所」なので
機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。
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