クルリグラフ

惑星軌道で模様が生まれる

こんにちは。宇宙大好きねずみです。

 

太陽系の惑星は地球から見れば不規則な動きをしていますが

実際には規則正しく太陽の周りを公転しています。

そのくるくるした動きを線で描写したら、きっと美しい模様が浮かび上がることでしょう。

 

また、ねずみは他人から見ればいかにも不規則な生活をしていますが

自分としてはその中で自分なりに規則正しく動いているつもりなのです。

その行動パターンを線で描写したら、そこそこまとまった模様ができるのではと。

まあどうでもいいですな(^O^)

 

ということで今日紹介するのは

くるくる回して美しい模様を作り出すアイテム『クルリグラフ』です。

天体観測は科学の楽しさ。こういう遊びも科学の楽しさです。

 

 

いろいろな模様があるもよう

クルリグラフは美しい模様を簡単に描けるデザインアイテムです。

科学文房具とでもいうところでしょうか。

似たようなものは昭和の頃からあったので昔遊んだ人も多いでしょう。

 

 

まずは大きさの違う5種類のギアから1つを選んでリング中央にセットします。

各ギアにはいくつかの穴が空いており、それぞれにガイドラインが付いています。

 

 

くるくる回そうクルリグラフ

ガイドラインをスタート位置に合わせ、ペンを刺したら準備完了。

あとはリングの枠に沿わせながらくるくるするだけです。

リングは裏に滑り止めが付いているので軽く押さえるだけで固定されます。

 

 

くるくるすると軌道上に美しい模様が描かれていくのがじつに楽しい。

この動きはまさに自転しながら公転している惑星そのもの🌎

わくわく惑星ですよー

あまり力まず軽快に回していくのがコツです。

 

 

各ギアの特徴

描かれる模様はギアごとに異なった特徴があります。

さらに使う穴によっても変わってくるので、模様の種類はとても豊富です。

 

 

ギアA

一番小さなギア。かなりシンプルな模様ができます。

指で線を辿ってみると一筆書きで全部繋がるのが面白い。当たり前ですが。

 

 

ギアB

少し大きなギアになっただけで、ぐっと複雑な模様になるのが不思議。

ポンデリングっぽいです。

 

 

ギアC

こちらは花のような模様です。面白いですねえ。

 

 

ギアD

このギアが一番密な模様を描けます。

それだけ回転数も増えるので、描ききるのは集中力がいります。

 

 

ギアE

さらに密になると思いきや、わりとすっきりした模様になるという。

そして形状は独特。うむー不思議だ。




カラーペンとデザインブック

付属のカラーペンで描いたり、複数の模様を重ねてみたりと

工夫次第でデザインの幅は無限大です。

 

 

デザインブックには各ギアでどんな模様ができるかの説明や

カラーの様々なアレンジデザインが出ています。ビューティフォーですねえ。

民族的なシンボル、あるいは植物の断面図みたいにも見えます。

 

描いて楽しい、見て楽しい

例によってオリジナルの遊び方を考えてみました。

思い浮かんだのはクルリグラフタイムアタック競技です。

完成度による芸術点と、描き切る時間による技術点で競うのです。

 

ミケ「おらおらおらー!必殺マーズパスファインダーー」

グレー「火星探査機か」

ねずみ「おおーー野生のネコのような動きだ!」

 

 

描いた後の模様をじっくりと見るのも楽しい。

きれいに描き切れた模様からは、どことなく宇宙の深遠さを感じます。

じっと見ていると吸い込まれそう(@_@)

 

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