TAGIRON（タギロン） カードゲーム

厳選カードゲーム紹介　第４７回

タギロン

学校の試験、例えば数学か何かで難問が解けたときというのは

それはもうたぎる（沸き立つ）気持ちになるものです。

それでライバルより点数が良かったりしたらなおのこと。

あれは頭脳バトルそのものですよ。

頭脳バトルといえばTVの東大王なんかはまさに己のプライドを賭けた戦いという感じで

見ているだけでたぎる気持ちになってきます。

ということで今日紹介するのは

究極の数字当て推理対戦ゲーム、たぎる論理『タギロン』です。

超難問を解くときのように脳をたぎらせてライバルに勝利するのです。

論理の積み重ねゲーム

タギロンは、論理の積み重ねによって正解を見つけるという推理ゲームです。

その面では同じく推理ゲームの「クルード」に近いところがあります。

nezumileader.hatenablog.com

ただし、クルードがわりと和気あいあいと遊ぶゲームなのに対して

タギロンは超ガチ系頭脳ゲームです。意地とプライドのぶつかり合いになること必至。

たぎりますよー(｀・ω・´)

数字タイルと、ついたて

これは数字タイルです。０～９まで２枚ずつあります。

カラーは赤と青。５だけ黄色。

各プレイヤーは山から５枚取って小さい順に左から並べます。

同じ数字があった場合は赤が左、青が右にくるようにします。

これを相手から見えないようについたてを使って隠すのです。

この状態で交互に質問をして、先に相手のタイルの並びを看破すれば勝ちです。

ついたての裏にルールが書いてあるので先に渡すと説明が楽です。

効きます早めのタギロン。

質問して推理する

質問は質問カードを使って行います。

特定の数字の位置を聞くものや、各色の枚数を聞くものなど種類はいろいろ。

この選択が毎回とても重要です。

例えば相手が【３または４はどこ？】のカードを選んだとします。

これはいずれかの数字の位置を聞くものです。

もし「３はどこ？」と聞かれたら「左から２番目と３番目だよ」という具合に答えます。

これだけで５枚中２枚が特定されてしまうので、かなり厳しい質問です。

しかし「４はどこ？」という質問だったなら「持ってない」と答えるだけなので

相手にとってはほとんど益がありません。

質問１つの選択によって状況は大きく変わるわけです。

相手の情報に神経をたぎらせろ

中央に質問カードを６枚並べたら準備完了。

開始前に自分の数字タイルが正しく並んでいるか、よく確認しましょう。

ミケ「同じ数字は赤が左やぞ。間違えてないやろな」

ねずみ「同じ数字はないから大丈夫。あっ」

相手に情報をもらすような、こんなうかつな発言をしてはいけません。

ゲーム中に得た情報はメモを取っていきます。

質問を受ける側のときでも、相手がその質問を選んだ意図などを考える人は強いです。

ねずみ「質問。１はどこにある？」

ミケ「あるわけないやろ。お前が２枚持ってるんやから」

ねずみ「いや持ってねーから聞いて・・・はっ」

相手に情報をもらすような、うかつな発言をしてはいけません。

質問には正確に答えるのが大前提です。

よく見て答えれば間違えることはないですが、審判がいると安心です。

ミケ「中央３枚の合計は」

ねずみ「中央３枚か。ええと・・１２だな」

クロ「１３じゃない？」

ねずみ「あっほんとだ」

頭脳バトルで１ケタの足し算をミスしているようではいけません。

全力で論理思考

情報が増えていけば少しずつ相手のタイルの並びが見えてきます。

あとは論理思考で脳のフル回転です。

ねずみ「むうーもう少し。もう少しなんだーー」

クロ「ほらほら、もっと脳をたぎらせて」

ミケ「ワシはもうとっくに分かったが。どうする？もう１ターン待つか？」

論理思考・情報整理・駆け引き

様々な能力をたぎらせて戦う。これがタギロンです。

頭脳系

ところで以前教室に来られたお客さんと、要望を受けてタギロン勝負をしました。

そのお客さんがカバンから出して見せてくれたのが、このルービックキューブ。

なんじゃこりゃーって言いましたよ( ﾟДﾟ)

やはり頭脳系ゲームを好む人というのは趣味も頭脳系なのかも。

逆に言えばこういう頭を使う遊びが好きな人や、東大王見るのが好きな人なら

効きます！タギロン(^o^)丿

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