厳選カードゲーム紹介 第36回
ファブフィブ
いつだって正直だと近所でも評判のねずみです。
しかしこんな世知辛い世の中では、上手にウソをつく能力も必要かもしれない。
そんなことを思う今日この頃。
「ウソをつく」ということが能力だとしたら、当然上手い人と下手な人がいるわけで
もちろん能力が向上することもあり得るわけです。
であれば、そういうゲームで遊んで鍛えるのもよかろうと(*'▽')☆
うそつきの、うそつきによる、うそつきのためのカードゲーム『ファブフィブ』
しれっとウソをつく能力が問われるゲームです。
ウソをつくゲームといえば人狼系のゲームやチャオチャオがメジャーなところですが
ファブフィブの面白さもぜひ知ってもらいたい。
特に他のゲームと比べて短時間で遊べるので、持っていると重宝します。
ゲームもカードも面白い
これは数字カード。各数字が5枚ずつあります。
このユニークな絵柄がゲームの面白さとぴったり合っています。
ライフ表示が面白い
ライフカードと死神カード。
2枚のカードを近付けていくことでライフが減っていく様子を表現しています。
この発想と絵が面白すぎて、毎回遊ぶたびに笑ってしまいます。
ライフが0になったときは重なったカードが通り過ぎていきます。
いやー面白い(恐ろしい)ですねえ(*^▽^*)
これが10セットあるので最大で10人まで遊べます。
(最少で2人でも遊べます)
受け取った数字より大きくすること
このゲームの目的は、自分が受け取った数字より大きな数字にして
次のプレイヤーに引き渡すことです。
まずスタートプレイヤーが3枚のカードを山から引いて、3桁の数字を作ります。
そして「741だったよ」とでも言いながら次のプレイヤーに渡します。
(ウソを言っても構いません)
受け取ったプレイヤーは、その数字より大きくしないといけないので
好きな枚数のカードを山のカードと交換します。
ここでは2枚のカードを交換して758になりました。
数字は大きい順に並び変える必要があるので
「あー良かった。875になった」とでも言いながら次のプレイヤーに渡します。
ウソをつかざるをえない
しかし当然、数字が大きくならないこともあります。
ここで例えば720になったとして、それを正直に言うわけにはいきません。
「あー良かった。875になった」とでも言いながら次のプレイヤーに渡します。
もちろんウソですが、見破られなければいいのです。
もしウソをついているのがバレたり、逆に正直に言った人を疑ってしまった場合は
カード左側にあるドクロのマークの合計分、ライフを減らすことになります。
ちなみにドクロのマーク数は1~3の3種類あります。
最初にライフがなくなった人が負けなので
手持ちカードにドクロが多いときには緊張感が増します。
ウソをつき、ウソを見抜け!
ウソをつくときは持っているカードと違う数字を言うわけですから
どうしてもちょっとした間や違和感が出てしまうものです。
見破る側としては、それをいかに感じ取れるかがポイントです。
ミケ「874になったぞ」
クロ「うーん、うそは言ってなさそう」
ねずみ「まあ本当っぽいかな」
クロ「1個も数字あってないし」
ねずみ「まじか!」
グレー「それ、口に出さないほうがいいぞ」
ミケ「どやあw」
しれっとウソをつける人はいるものです。
実際に受け取ったカードの数字がどうであれ
「前の人が言った数」を上回る数にする必要があります。
クロ「しょうがない3枚交換するよー」
ねずみ「えっ全部?」
ミケ「ねずみには分からんか。それがベストやぞ」
グレー「1枚でも9が来ればいいもんな」
感性か理屈か
相手のウソを見抜くには、やはり感覚的な部分によるところが大きいですが
確率という面でも考慮するべきでしょう。
クロ「やった。920になったよー」
ミケ「な?いけるもんやろ」
ねずみ「いやいや、ないね!そう都合よく引けるもんじゃない!」
クロ「うそじゃないよ。ほら」
ねずみ「なん・・だと!?」
グレー「だよな。俺は本当だと思ったぞ」
ミケ「ドクロ9個あるしwww」
やはりこういうゲームは、理屈で考えては勝てないですね。
という感じで、ウソを見抜くというのはなかなか難しいものですが
自分がウソをつくときはあっさりと見抜かれたり。
こういうゲームで強くなると、もっとしたたかな生き方が出来るかもしれませんね。
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