GESCHENKT(ゲシェンク) カードゲーム

厳選カードゲーム紹介 第24回

ゲシェンク

「ゲシェンク(Geschenkt)」ってどういう意味なんだろう。 

と、気になることはすぐにGoogle先生に聞いてみる。いやー便利な時代だこと。

ブログでちょっとした熟語や英語や言い回しを使うたびに

気になってはGoogle先生に頼る、ということが習慣になっています。

 

その繰り返しが、ねずみの書く記事のクオリティーを爆上げさせてきました。

気が付けば今のねずみの文章力は、もはやプロ作家(`・ω・´)

 

などというたわごとは置いておくとして

もっと洗練された文章を書けるようになりたいと思う今日この頃です。

洗練されたものって美しいですからね。

 

今日紹介する『ゲシェンク』も

非常にシンプルで洗練されたルールのカードゲームなのです。

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Google「ゲシェンク=贈り物(ドイツ語)」

 

ふむふむなるほど。贈り物という意味か。

しかしこのゲームって、なるべくカードを受け取らないようにしたいゲームなのに

このタイトルって、むちゃくちゃ皮肉じゃないかwww

 

受け取りたくない贈り物

というのも、カードの数字はそのまま失点になるのです。

例えば3のカードを受け取ればマイナス3点。

小さい数字なら失点も少なく済みますが

それだって、受け取らないに越したことはないのです。

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受け取りたくなければチップを投げろ

ゲームは常に山からカードを1枚オープンする形で進みます。

数字は3~35まで。

大きい数字が出てきたら受け取りたくないですね。

そんなときは手持ちのチップを箱に投げ入れることで、受け取りを回避できます。

(・ω・)ノ⌒○ポイッ

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他のプレイヤーも受け取りたくないのは一緒なので

同じようにポイポイするわけです。

そして、いずれ誰かが妥協してカードを受け取ることになります。

 

このとき箱の中のチップを全部もらえるので

どのくらいチップが増えた時点で受け取るかという、商人的なセンスが問われます。 

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連続する数字は重ねられる

面白いのは、連続する数字は重ねられるというルールになっていることです。

例えば17・18・19のカードを受け取ってしまった場合

合計値は54ですが、17を上にして3枚を重ねて1つに出来るので

失点は17だけで済みます。

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この後さらに15を受け取ったとしたら

これも1つにまとめたいので、16のカードがどうしても欲しいところ。

しかしゲーム開始時に山から9枚のカードを減らすので

最後まで出ない数字もあるのです。

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みんなでポイポイ贈り物回避合戦

9枚のカードは無作為に抜いてから裏向きの山にします。

プレー人数は2~5人まで。

どの人数でも最初の持ちチップは11個です。

 

ミケ「チップ11個の一律給付やな」

グレー「おっ、時事ネタか」

ねずみ「ネコは給付金もらえないと思うぞ」

ミケ「ねずみもな」

クロ「お金欲しいなあ」

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スタートプレイヤーは山からカードをオープンして、受け取るかどうかを選びます。

以降は、カードを受け取った人がオープンする人になります。

 

ねずみ「28か。絶対受け取りたくない。ポイだ」

ミケ「28万円なら喜んで受け取るんやが」

グレー「それ、まだ引っ張るのか」 

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大きい数字はみんな受け取りたくないので、チップポイポイ合戦が始まります。

このゲームはポイっとチップを投げるのが、やたら楽しいです。

ゲームに慣れるほど、フライング気味なくらい投げるのが速くなって

小気味よく順番が回ります。

 

ねずみ「ポイ」

グレー「ほれ」

ミケ「おらよ」

クロ「どんどん回るなあ」

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手持ちチップがなくなればパスが出来なくなるので

どこで受け取るかが重要です。

 

グレー「ここで受ける」

ミケ「おっ、なんかいいタイミングやな」

ねずみ「そう?早くない?」

グレー「ねずみには分からんさ」

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チップを稼ぐということ

序盤で大きい数字を取ったとしても有利な部分もあります。

自分だけは、その前後の数字を取っても失点が増えないことです。

それを活かしてチップを稼ぐのがセオリーです。

 

ねずみ「あれ、取らないの? 29なら重ねられるのに」

グレー「2~3周チップを稼いでからだ」

ねずみ「なるほど。セコイな」

ミケ「いや基本やぞ」

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逆にチップを稼ぐことを軽視すると非常に危険です。

 

ねずみ「ここまで無失点は自分だけだぜ」

ミケ「お、おう。すごいな」

グレー「お前チップないの分かってる?」

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チップがないということは、受け取り回避が出来ないということ。

つまり完全にノーガード状態です。

 

クロ「すごいのが出た」

ねずみ「バカな! ここで35だと!?」

グレー「チップないから受け取るしかないな」

ミケ「やったな。最高額やぞ」

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繋がるカード出てくれ 

終盤になって、持っている数字の間が空いているプレイヤーは

「繋がるカード出てくれーー!」と願うのですが、そこは運要素です。

もし運よく出ても妨害されることはありますが。

 

ねずみ「キターーー 33! それを待ってた」

ミケ「これはワシがもらおう」

ねずみ「ちょっ。や、やめろーー! やめてください」

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数字カードとチップだけのシンプルな内容物なのに、抜群に面白い。

洗練されたルールで良いゲームだなあと思います。

面白いゲームってちょっとしたアイデアで作れるものだなあ。

 

少し窮屈な自粛生活も

アイデア次第で洗練された時間に変えることが出来るかもしれません。

まあ、それはそれとして給付金は受け取りたいですがね(/・ω・)/¥

 

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