厳選ボードゲーム紹介 第48回
ウェーブレングス
世の中には「波長」が合う人と合わない人がいるものです。
皆さまもよーくご存じでしょう。
ねずみも長い人生の中でそれなりに
波長が合う人と意気投合したり
波長が合わない人の理不尽さに、むきー!ファッ〇!(゚Д゚)ノ
ってなったりしたものですが
それはそれでまあ、いろいろな人がいるから世界は面白いのだろうと。
ということで今日紹介するのは
波長を合わせる推測ゲーム『ウェーブレングス』です。
誰とどのくらい波長が合っているか分かってしまうという、恐ろしいゲームですよー
波長を合わせるゲーム
ウェーブは波、レングスは長さ。なので「ウェーブレングス」で波長です。
(/・ω・)/ハチョー! ハチョー!
このゲーム、ウェーブレングスはチームで波長を合わせることを目的としています。
感性を共有するという点では「相性チェックゲーム」や「ito」なんかと近いかも。
参考までに。
デバイスと波長カード
波長を測定するためのデバイスを、このように箱にセットします。
手前の左右に刺さっているのは得点駒です。右脳チームと左脳チーム。
これは波長カードです。相反するいろいろなコンセプトが書かれています。
カードはどっさりあるので、好きなテーマを選びましょう。
難しいこと↔やさしいこと 地味↔派手
つまらない話題↔面白い話題 おにぎりの具に不向き↔おにぎりの具に向いている
ターゲット位置にぴったりくるワード
例えば「おにぎりの具の向き不向き」をテーマに選んだとします。
波長カードはデバイスの前にセット。
まずはチームのサイキック役の人がホイールをぐるぐるします。
ぐるぐるしたらスクリーンをオープン(サイキック役以外の人には見られないように)
23432と数字の書かれたゾーンがありますね。これがターゲットです。
ここではターゲットが中心よりかなり左に寄った位置にきたので
サイキック役の人は「おにぎりの具にかなり不向きもの」を考えます。
このくらい左なら例えば・・・ピーマンですかね。
そしてスクリーンを閉じます。
ダイヤルで波長を合わせる
サイキック役のチームメイトは教えてもらった「ピーマン」というワードをヒントに
ターゲット位置をイメージしてダイヤルを合わせます。
ピーマンは、おにぎりに向いているとは思えないのでこのくらいかなと。
続いて相手チームは、そのダイヤル位置よりターゲットが左にあるか右にあるか予想して
推測トークン(鉛筆駒)を左右のどちらかに差します。
この推測が当たれば1点入ります。
そしてスクリーンを開きターゲット位置とダイヤル位置をチェック。
この場合、ダイヤルの指している場所が「2」なのでサイキックチームは2点獲得。
相手チームもターゲットの中心がダイヤルより右という推測が当たり1点獲得です。
このくらい・・・いやこのくらいかな?
ということで、高得点を取るためには
ターゲット位置とダイヤル位置をいかに近付けるかが大事なのです。
ねずみ&ミケチーム VS グレー&クロチーム
テーマ【想定内↔想定外】
グレー「街まで買い物に出掛けたら財布を忘れた」
クロ「それはかなり想定外だなあ」
ねずみ「サザエさんかよ!」
この場合想定内なことなら左に、想定外なことなら右にダイヤルを動かすわけですが
それがどの程度か、というところの波長を感じとって微調整するのです。
クロ「このくらい?もうちょいかな?」
ミケ「PayPayで払うから普通に想定内やぞ」
ねずみ「いや現金派かもしれない」
グレー「スクリーンオープン!ジャカジャン」
クロ「あっ、ぴったりだ」
ねずみ「4点だとー!?」
ミケ「これは想定外やな」
サイキック役の感性
サイキック役としては、ランダムに決められたターゲット位置を見て
そこにぴったり当てはまるようなワードを思いつけるかどうかが問われるのです。
テーマ【文化的に重要↔文化的に重要ではない】
ねずみ(うむー。ほぼ真ん中だけど、ギリ重要じゃないやつか)
ミケ「ちゃんと客観的に考えるんやぞ」
ねずみ「分かった。ええとじゃあ・・・ねずみの書くブログ」
ミケ「なるほど。それは重要文化財だと言いたいんやな?」
ねずみ「いや、そんなに思い上がってないし。ちょ待てって」
クロ「ヒント言うのは禁止だよ」
ターゲット位置を言葉で表現し、ダイヤルは手動で合わせるという
アナログの良さがあふれまくりのこのゲーム。
こういうゲームと出会うと、やはりアナログゲームって楽しいなあと思うのです。
たとえ重要文化財なブログではなくとも
ねずみと波長が合う人なら、このゲームの楽しさが伝わることと思います(*´▽`*)
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