厳選ボードゲーム紹介 第46回
ナイアガラ
「ナイアガラの滝」といえば世界にも名の通った誰もが知っている滝ですが
そういう知識が全くナイアガラなねずみは、それがどこにあるのかさえ知らないのです。
それでも「何か面白いゲームはナイアガラ?」と聞かれたならば
激流のごとく話し続けられるのが、ただのドブネズミではないところ。
ということで今日紹介するゲームは
2005年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品『ナイアガラ』です。
その面白さは、まさにゲーム界の世界遺産級!
先日紺碧さんのブログ記事で
紺碧さんファミリーが楽しそうにナイアガラで遊んでいる記事を見て思ったのです。
「そういえば、まだ記事にしてナイアガラ!」←しつこい
感動が激流する
ねずみがボードゲームを集め始めたばかりの頃に買ったこのゲーム。
パーツ類がこうしてきれいに収まることや
ルール説明用DVDまで付いてることに感動したものです。
そして箱を利用してボードを立体に使うことにも感動したものです。
いやーこれは迫力あるわあ。
川が流れる!
さらに透明プレートを押すことで川の流れっぽさを作り出すという
この仕組みにも感動したものです。
感動の安売りと思われそうですが
こうしてカヌーが川下に流れていくアイデア、面白すぎでしょう。
端まで行くと、ちゃんと滝に落ちるのです。
ちなみに本物のナイアガラの滝は
アメリカ北東部、カナダとの国境を挟んだ場所にあるそうです。
↑ググった(^O^)
パドルカードと天候と宝石
これはパドルカードです。1〜6の番号と雲があります。
この数字分だけカヌーをプレート上で移動できます。
また、みんなが出した中で1番小さい数の分だけ川を流します。(プレートを押します)
雲を出した人は天候チャートを1メモリ変えられます。
荒れた天気なら、川の流れもそれだけ激しくなるというわけです。
このゲームの目的は宝石集めです。
勝利条件は何通りかありますが、やはり5種類全部集めるという勝ち方が王道。
そのためには滝に落ちるぎりぎりの所まで行くしかないのです。
なお、宝石をカヌーに乗せるのに移動力を2消費します。
川が分岐しているところのプレートは左右交互に流れる仕組みになっています。
それでなんとか粘れることも。
勝つには攻めるしかナイアガラ!
パドルカードは全員が1枚選んで、いっせいに裏向きで出します。
誰か1人でも小さい数字を出してくれていれば川の流れもゆるくなるので
思い切って攻めるのも戦略の1つです。
ミケ「おっ、ずいぶん攻めるやないか」
ねずみ「今回は大丈夫。得意の直感で分かる」
クロ「それ当たったことないのでは・・・」
ただし他のプレイヤーが出す雲カードによって川の速さは変わります。
それは常に想定しておく必要があります。
ミケ「速効魔法発動!ウェザーコントロール」
クロ「あっ暴風になった」
ねずみ「ん?さっきまで晴れの位置じゃなかったっけ。あれ?」
グレー「ねずみ全く天気見てないよな」
ナイアガラの激流
全員がカヌーの移動を終えた後に川が流れます。
【今回出たカードの中で1番小さい数+天気】で流れる速さが決まります。
ミケ「それでは川ながしまーす。5+2なので7ながしまーす」
ねずみ「ヤバい。勘違いしてたかも。ていうか誰も小さい数出してないの!?」
ミケ「いーち、にー、さーん、」
ねずみ「オーマイガー!カヌーが!おーマイカヌーが」
グレー「もしかしてこれ全員落ちるんじゃね?」
こういうのは臆病なくらいがちょうどいいのよね~というゲームですが
滝に落ちるギリギリのスリルこそが醍醐味なのです。
安全策ばかりじゃあ面白くナイアガラ、ってなもんですよ(^O^)
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