秀才コースゲームけいさん

完璧なタイミングを見極めろ

本日11月8日は立冬。

秋から冬に季節の変わる日です。

陰陽五行の考えでは運の流れが変わるタイミングだったりします。

 

タイミングって大事ですね。

早すぎず遅すぎず、ちょうどいいタイミングで動くことで

何かが快適に進むようなことは日常の中でも多々あります。

 

皆さんも経験あるでしょう。

駅に着いたらちょうど電車が来たとか(*'▽')♪ 

 

このゲーム、タカトクの『秀才コースゲームけいさん』は

まさにタイミングのゲーム。

早すぎず遅すぎず、完璧なタイミングを見極める能力を競います。

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1975年発売の昭和レトロ玩具。

教室にあるものの中でもトップクラスに珍品だと思います。

 

どうやって手に入れたかは忘れましたが

確かオークションサイトでタイミングよく見つけたような。

やはりタイミングは大事ですね。 

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組み立てるとこうなります。

レトロゲームとは言え抜群に面白いので、しょっちゅう出して遊んでいます。

教室でのリピート率はかなり高いです。

何回でも遊びたくなるゲームは良いゲーム。そういうことです。

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まわるまわるよボールはまわるー

時代はまわる。季節もまわる。

そしてボールもまわります。

 

このゲームでは、まず青いボールをプレートに投げ入れます。

このとき傾斜に対して横向きに投げるようにします。

ゲームに慣れるほど、みんないろいろな投げ方をしてきます。

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すると遠心力で、プレートの中をボールがくるくると回転します。

プレートの傾斜角とボールの重さのバランスが絶妙なのか、かなり安定して長く回り続けます。

投げ込む角度によって周回軌道は円状だったり楕円状だったりします。

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青いボールが落ちるタイミングで打て!

青いボールは次第に勢いを失い、中央の穴に近付いてきます。

そして、今まさに落ちる!という瞬間を狙って

手元のスイッチを押します。

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手元から発射されたボールはスロープを転がって中央に向かっていきます。

もちろん他のプレイヤーのボールも、それぞれのタイミングで発射されています。

さあ、このタイミングはどうだ!?

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これはチキンレース!?

それぞれのボールが中央に到達した順に、得点ゲートに収まります。

この場合の得点は以下の通り。

 

赤 発射が早すぎました。得点は1点です。

黄色 やや早かったか。2点です。

水色 完璧なタイミングでした!3点です。

緑 これは遅すぎましたね。マイナス1点です(ノ∀`)アチャー
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こんなふうに、早すぎても点数は低いし

かといって青玉より遅いとマイナス点になってしまいます。

 

 

つまり「どこまでギリギリのタイミングを見極められるか」というゲーム。

これってチキンレースでは。

笑えるのは、みんなが高得点を狙いすぎて

全員マイナス点になってしまうケース。

この場合、一番遅い赤玉はマイナス4点です。

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ゲーム名は「秀才コースゲームけいさん」ですが

計算要素は、最大4点を足したり引いたりするだけです。

けいさんってこれだけかよ!

なんでこのゲーム名にしたのか謎だ(*‘ω‘ *)

 

ともかく、得点が10点に達したら勝ちです。

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ジャストタイミングを狙うにゃー!

2人や3人でも遊べますが、やはりこのゲームは4人で遊んでこそ。

以前記事にした「くるりんパニック」もそうでしたが。

nezumileader.hatenablog.com

 

ねずみ「よーしやってみるか」

ミケ「勝ったやつは秀才。負けたやつはチキンってことやな」

ねずみ「ん?えーと・・・まあそれでいいよ」

クロ「フライドチキン食べたいなー」 

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青ボールを投げる人は順番に替わります。

ひねくれた性格の人ほど、ひねくれたボールを投げるものです。

 

ミケ「ほなワシから」

クロ「うわー、変な軌道で投げそう」

ねずみ「普通に投げろよ。普通に」

ミケ「分かっとるわ失礼やなあ

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ミケ「おっしゃ回った」 

ねずみ「ほらー、やっぱり変な回り方してる」

グレー「これは早く落ちるな」

クロ「タイミング分からないー」

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ここだっ!!

青ボールの動きを見るのはもちろんですが

他のプレイヤーの発射タイミングも見極める必要があります。

一瞬のタイミングの差が勝敗を分けます。

 

グレー「ほいっ!」

ミケ「おらっ!」

ねずみ「ここだっ!ジャストタイミン!!」

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クロ「勝ったーー」

ねずみ「バカな!マイナスだと!?」

ミケ「ぷっ。ジャストタイミンwww」

ねずみ「いや、ミケのボールに弾かれたように見えたんだが」

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動画撮ってみた

例によって動画も撮っています。

今回は登山メンバーの、ぷらずまさん・五位鷺さん・船長さんに

撮影協力をお願いしました。

www.youtube.com

 

レトロゲームでも面白いゲームってたくさんありますね。

まだまだ自分の知らない名作ゲームは限りなくあるのでしょうが

そういう情報が入ってくるのも、運命のタイミングによるのかもしれません。

 

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令和3年追記。

↓スリルボムというタイトルでリメイクされて出ました!! 

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