厳選ボードゲーム紹介 第23回
アズール
街で見かける模様やタイルが
全部ゲーム盤に見えてしまう、ボードゲーム脳のねずみです。
まあ皆さんも、当然そういうことがありますよね(´∀`∩
今日紹介する『アズール』も、模様が綺麗なゲームなので
そんな気持ちも、きっと分かってもらえるはず。
このゲーム誰と遊んでも、遊んだ人の評価がすごく高いです。
もちろんねずみの評価も高いです。
パズルの要素や、駆け引きの要素
分かりやすいルールに加えて見映えの綺麗さもあって
いろいろな人に高く評価されるのも納得のゲームだなと思います。
石の手触りも、とても良いです。
豪華すぎて、持ち運ぶには重いですがね。
アズールのルールを教えーる
ねずみ「それじゃアズールをやってみよう。とりあえず最初の親をやるよ」
ミケ「アズーーール!!」
グレー「まったくアズールだな」
クロ「アズール、アズール」
ねずみ「ええと・・・それは何?同意してるの?不満があるの?」
別にアズール!と叫ぶようなゲームでは、全くありません。
ちなみに「AZUL(アズール)」とは青系統の色を表す言葉です。
欧州のいくつかの国の言語で使われています。
といっても、青じゃない石もたくさんありますがね。
石は最初、袋の中に全て入れます。
アズールの準備は寿司職人
親は袋の中を見ないようにしながら
4個ずつ石を取っては、丸いタイルに乗せていきます。
正確に4個だけ掴む作業は、寿司のシャリを握ってるみたいで
ちょっと楽しい。
ねずみ「この作業、超得意なんだー」
ねずみ「あっ3個だった」
ミケ「ぷっ、だっさ」
クロ「しょせん、ねずみはこの程度か」
ねずみ「いや、いつもは完璧に出来るんだよ。本当に」
全てのタイルに石を4個ずつ置いたらスタートです。
親から順に好きなタイルから石を取ります。
このとき同じ色の石は、まとめて取ります。
ねずみ「じゃあ、この黄色2つをもらっとくよ」
取った石以外は、真ん中に集めます。
次のプレイヤー以降は真ん中からも、同じように石を取れます。
最初に真ん中から石を取った人は「マイナス1点の石」も取らされますが
次のラウンドのスタートプレイヤーにもなれるので
タイミングを見て取りたいところ。
取った石を自由に置いていく
取った石は自分専用ボードの好きな列に、横並びで置いていきます。
ここでは上から3番目の列に黄色の石を置きました。
これによって、ここが黄色の列として決まりました。
つまり黄色はあと1個しか置けません。それ以上取ったらマイナス点です。
そういうことなので、たくさん取れそうな石なら
もっと下の方の列に置くべきかもしれません。
グレー「じゃあ青をもらう。場に多い石だから一番下にするかな」
ミケ「まあそうするわな。ねずみは何も考えてないよな」
真ん中の石を取ったり取らされたり
そうしてプレーを続けていると、次第に真ん中の石も増えていきます。
この真ん中に石がたまっていくところに
それぞれのプレイヤーの思惑や駆け引きが生まれます。
基本的には、ここまで増えたなら
マイナス1点くらいどうということもないので
さっさと取ってしまうのがおいしい。
ミケ「おっしゃ、この黒もらうわ」
クロ「あー、それ狙ってたのに」
ねずみ「しまった・・・先にそれを取るんだった」
逆に真ん中の石を強制的に取らされることでダメージになることも。
クロ「じゃあラスト、これもらう」
ねずみ「んんっ?これって、もしかして黄色が残る・・・」
ねずみ「おおお、黄色置けねえ。どこにも置けねえ!」
先ほど書いたように、もう黄色は置けません。
最初から何も考えずに置いていると、こういう大変なことになります。
置けなかった石は全部、一番下の列に並べます。
ボードに書いてある数字を足して計算するので、これは計マイナス6点です。
ねずみ「ぐぬぬ、なんてこった。パンナコッタ」
石を繋げて高得点を狙う
完成した列は、ラウンドの最後にその石を全部取り除いてから
右側の対応する色のマスに置きます。
このときに初めて点数が入ります。
それも、なるべくほかの石と繋がるようにすることで
高得点が入ります。
「縦一列ボーナス」なんてのもあるので
計画的に進めて、繋げていきたいところ。
ねずみ「おおお、赤置けねえ。マイナスいくつだ?ええと7、8・・」
グレー「アズールだな」
ミケ「まったくあいつはアズールだ」
ねずみ「・・・よく分からないが、バカにされてるのは分かる」
こういう、誰かがドカンと大量失点をくらう展開が
このゲームの一番笑えるところです。
毎ラウンドこつこつと増やしてきた点数が、一発で吹っ飛んでしまうという。
くらった本人以外は、めちゃめちゃ笑えます。
見た目は綺麗なのに、この緊張感と笑いがあるから
アズールはこんなに面白いのかもしれません(*^▽^*)
厳選ボードゲーム紹介 カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ
アズールAmazonリンク
楽天
|