つかめる水は、まるでクラゲ
去年の夏、小学2年生の甥っ子が
「水つかめるやつやりたい」と
突然わけの分からないことを言ってきました。
「何を言ってるのか意味分かんないんですけどー」
と、言いかけたのですが
なんだか気になったので、そのままのワードで調べてみました。
Google『水 つかめるやつ』
なるほど、これか! 確かに水がつかめるやつだ。
どこでこんなの知ったん?
なかなか面白そうだと思ったので、さっそく買って試してみました。
しかしそのときは短時間で雑に作業したせいか
かきまぜたゼリーのような、微妙なものになってしまいました。
本来必要な作業時間は、少なくとも40分以上。
それだけの時間をとれなかったのです。
時間をかけて丁寧に作業すべし
あれから1年。
改めて甥っ子がやってみたいと言ってきたので
今回は時間をとって丁寧に作ってみようと思いました。
まずは250ミリリットルの水に
アルギン酸ナトリウムの粉を、付属の軽量スプーンで2杯入れて溶かします。
分量も極力正確に計りました。
完全に溶けるまで10分間、シャカシャカとカクテルし続けます。
けっこう大変な作業です。
その後、気泡が完全に抜けるまで20分放置します。
さらに乳酸カルシウムの粉を4杯、400ミリリットルの水に溶かします。
今回は気合を入れて
いつも飲んでる日田天領水で作りました。
いつも飲んでる日田天領水の
空きペットボトルと水道水で作りました(´∀`∩
日田天領水いいですよー。
水のおかげか、ねずみは健康そのものです。
乳酸カルシウムは瞬時に溶けました。
ふむー。溶かすものによって、溶け方が全然違うんだなあ。
気分はまるで、理科の実験。
必要な物と慎重さと根気
左のペットボトルにはアルギン酸ナトリウム水
真ん中のボウルには乳酸カルシウム水
右の洗面器には普通の水道水
これで必要なものは全て揃いました。
さあやってみるかー
ここからが本番。
アルギン酸ナトリウム水をレンゲに取って
ゆっくりと乳酸カルシウム水の中に沈めていきます。
固まった感じがしたら慎重にレンゲを外して、そのまま3分待ちます。
慎重さも根気も必要です。
甥っ子「もうとっていい?」
ねずみ「まだだ。まだ1分も経ってない!」
大事なところです。ここで慌ててはいけない。
クラゲとタピオカが出来た
しっかり3分待ってからすくい上げると、こんな感じに。
おおー、いいじゃん。
これは見事にクラゲだ(*´▽`*)
水道水にさっとくぐらせたら完成です。
確かに「つかめる水」になった。
なるほど面白いな。
ちゃんと固まる不思議
今度は付属のスポイトで、アルギン酸ナトリウム水をぽたぽたしてみる。
するとどうなるか・・・
こんなふうに、タピオカみたいなやつが出来てしまうのです。
細かく入れても、ちゃんと固まるから不思議。
こういう科学の実験って実に楽しい ヾ(^▽^)
色付きに挑戦
ねずみは、これで十分満足していましたが
ここから甥っ子のテンションが上がってきました。
甥っ子「次は色付きのやつ作りたい」
ねずみ「そこまでしなくても・・・えーと、作りたいの?」
甥っ子「絵具持ってくる」
ねずみ「そうか。まあ、やってみるか。じゃあ行ってこい」
こうなったらとことん遊んでみるしかないな。
実験キットの内箱がパレットになっているので利用しました。
絵具にアルギン酸ナトリウム水を入れて混ぜ合わせます。
さっきと同様に、スポイトでぽたぽたしてみる。
おおーいい感じだ。
色が付いたことで、固まったのが見やすくなったぞ。
イクラか納豆か
全部の色でそれぞれ試してみる。
めっちゃカラフル!!
これはやってみて正解だった。ブログ映えするやん。
色によってはイクラっぽくなるのではと想像していました。
しかし・・・これは納豆だな。
実はこの記事を書く前に
他のブロガーさんも「つかめる水」を記事にしているのを目にしました。
1年も空けたから先を越されてしまった\(^o^)/
これはなる子さんの記事。
「なる子とマーナル☆」のブログでは
いつも独特な面白いものを見つけてくるので
欠かさずチェックしています。
そしてぽんすけさんの記事。
全力で自由研究している、すごいブログです。
毎回クオリティーが高くて驚きます。
世の中には面白いものがたくさんあるし、面白い人がいっぱいいますね。
そして面白いものを見つけたら速やかに記事にしないとなあ。
水をつかむより、旬なネタをつかまねばー。
と、文化の日に思うのでした。
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