遊びの教室とまとくんブログ

          面白いこと探すなりーヾ(^▽^)

modern art(モダンアート) ボードゲーム

厳選ボードゲーム紹介 第17回

モダンアート

ドイツの天才ゲームデザイナー、ライナー・クニツィアの圧倒的名作の1つ、モダンアートです。

クニツィアさんは、以前紹介した「なつのたからもの」の原作者です。

この人の作るゲームは本当にすごい。

イチローはヒットを量産しますが、クニツィアは名作ゲームを量産します。

nezumileader.hatenablog.com

 

モダンアートはオークション(競り)ゲームです。

「オークション」というジャンルのボードゲームも数多くあるでしょうが

その原点であり、頂点にあるのが間違いなくこのゲームです。

様々な形式のオークションを、とことん堪能できます。

 

ギリギリの値段で商品を競り落とす楽しみ。

少しでも儲かるように値付けする楽しみ。

商人気質の人なら、これほど面白いゲームはないでしょう。

f:id:nezumileader:20181003193325j:plain

 

 

右上にある絵画カードが、このゲームでオークションにかけられる商材です。

のちのち価値が上がって高値がついたり、逆に紙くずになったりします。

そこをどう判断するか、売買のセンスが問われます。

 下のボードは、持ち金を隠すための衝立です。

f:id:nezumileader:20181003193344j:plain

 

 

絵画カード9枚と資金100ドルを配ってスタート。

(正確にはコイン1が1000ドルということなので、100は10万ドルですが

分かりにくいのでそのままの数字でいつも遊んでます)

 

ねずみ「そいじゃあ始めようか。一番金持ちになったら勝ちね」

ミケ「は~やだやだ。あさましい」

ねずみ「・・・そんなん言ったら、たいていのゲームは、」

ミケ「冗談やがw」

f:id:nezumileader:20181011193738j:plain

 

5種類のオークション方法

衝立の裏にも書いてありますが、オークションには5通りのやり方があります。

ただの競りにそんな色々なやり方があるの?と、思うでしょうが

5通り全部違って、全部面白いのです。

絵画カードに書いてある記号で、どのオークション方法を使うかが決まります。

f:id:nezumileader:20181011193817j:plain

 

それぞれの絵画は5人の作者さんによって描かれています。

lite metal(ライトメタル)さん

yoko(ヨーコ)さん

christin p.(クリスティンP)さん

karl gitter(カールギター)さん

krypto(クリプト)さん

読み方があっているか、中学英語レベルのねずみには分かりませんが(´∀`∩

f:id:nezumileader:20181011193907j:plain

 

では5種類のオークションを紹介していきます。

 

①オープン・オークション

手番には自分の手持ち絵画カードを1枚、場に公開して競りにかけます。 

ねずみ「えーとこちらはライトメタルさんの作品です。オープンオークションで行います」

オープン・オークションは1番オーソドックスな競り方法です。

それぞれのプレイヤーが自由に金額を競り上げていきます。

グレー「10ドルで」

クロ「12ドル、12ドル出す」

ミケ「ほいじゃあ15ドル」

f:id:nezumileader:20181011193934j:plain

 

今ねずみはライトメタルさんの作品を場に出しましたが

こうして最も多く場に出た作者の作品は、ラウンドの最後に1枚30ドルの価値になります。

2位は20ドル、3位は10ドル、4位5位は紙くずです。

なので、相場は高くても20ドルくらいまでと考えます。

f:id:nezumileader:20181011194005j:plain

 

ねずみ「15ドル以上いますか?いないですか?ではミケ様15ドルで落札でございます」

ミケ「まあ、これくらいやな」

こうして落札者から出品者に落札額が渡されます。

ねずみ「ありがとうございますー」

f:id:nezumileader:20181011194047j:plain

 

②ワンスアラウンド・オークション

グレー「クリスティンPさん作品、ワンスアラウンド」

ミケ「おっ、回転寿司か」

ワンスアラウンド・オークションは左プレイヤーから順に、競りが1周します。

ねずみ「じゃあミケから時計回りで1周するよ」

ミケ「はいよ。12ドルから」

クロ「うーん13ドル」

f:id:nezumileader:20181011194116j:plain

 

ねずみ(13かあ。手札にクリスティン作品、あんまりないからなあ)

場にその作者の作品が多く出てこないと価値が上がらないので

手札にないときは慎重になります。

ねずみ「14・・・いや、やめとく。パス」

f:id:nezumileader:20181011194141j:plain

 

グレー「じゃあ自分で買うわ。14ドル」

ねずみ「おっ、そうきたか」

このように出品者自身も買うことが出来ます。

その場合、落札額は銀行に支払います。

f:id:nezumileader:20181011194200j:plain

 

③シールド・オークション

ミケ「カールギター作品。握り寿司で」

クロ「握り?シールドオークションか」

グレー「ミケ、寿司食いたいんか?」

ねずみ「カールギターさんか!ちょっと待って、いくら出すか考える。えーと」

シールド・オークション。この方式も、かなり面白いです。

f:id:nezumileader:20181011194228j:plain

 

全員が手の中にコインを握って、いっせいに開きます。

このときの金額が最も高い人が競り落とします。

前に手を出したら、もう金額は変えられないので、いくら握るかすごく迷います。

ミケ「おk?じゃあいくで、せーのーで」

f:id:nezumileader:20181011194255j:plain

 

 

ミケ「はいオープン。7ドル」

グレー「6」

クロ「21ドル」

ねずみ「そんなに!?まさか20で取られるとは」

f:id:nezumileader:20181011194319j:plain

 

④フィックスドプライス・オークション

クロ「じゃあ、こっちもカールギター作品」

ねずみ「やはりそうくるか」

自分が買った作品の価値を上げるために、同じ作者の作品をどんどん場に出すのは基本です。

 

ねずみ「フィックスドプライスか。じゃあクロ、価格を設定して」

 クロ「はいよ。えーと14、15・・いや18ドルで売る」

フィックスドプライス・オークションは、出品者が自由に値段をつけることが出来ます。

売れそうなギリギリの値段を考える面白さ。

f:id:nezumileader:20181011194351j:plain

 

ねずみ「パス」

クロ「買わんの?カールギターたぶん1位になるから、お買い得やで」

ねずみ「ちょっと作戦変えた」

このゲームの面白さの1つが

「いっさい絵を買わずに、売るだけ作戦」も有力手段なところです。

勝ち筋が色々あるゲームは面白い。

 

グレー「パス」

ミケ「ワイも」

クロ「みんなパスか。高かったか?じゃあ自分で」

f:id:nezumileader:20181011194410j:plain

 

⑤ダブル・オークション

ねずみ「ダブルオークション。握りで」

ダブル・オークションは、同じ作者の作品のセット販売です。

オークション方法は、セットにしたもう1つのほうのカードで決まります。

2枚分の金額で考えるので、いくらまで出すべきか、これも迷うところです。

f:id:nezumileader:20181011194444j:plain

こんなふうに5種類のオークション方法があります。

全部違って全部面白い。

 

ラウンドごとに価値がつく

ラウンドが終わると、先ほど書いたように

場に出ている作品数の多さで作者の順位がつき、価値が決まります。

その後、その価格で全ての作品を銀行に売却します。

f:id:nezumileader:20181011194521j:plain

 

一番多く場に出たカールギター作品は、1枚30ドルの価値になりました。

つまりカールギター作品を3枚競り落としていたなら

30ドルx3枚で、銀行から90ドルも貰えます。

一方クリスティン作品とクリプト作品は、4位以下なのでただの紙くずです(´・ω・`)

この2人の絵画をがんばって競り落とした人は、実に悲しい。

f:id:nezumileader:20181011194603j:plain

 

そして面白いのは、この価値がラウンドごとに付加されていくのです。

このシステムがすごく良く出来ています。

ラウンドが進むほど作品の価値が上がっていくので、4ラウンド全部相場を考え直す必要があって、緊張感が続くのです。

f:id:nezumileader:20181011224221j:plain

うちのブログも、もっと世に出ていけば価値があがるんかねえ・・・

 

厳選ボードゲーム紹介 カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ