HIGH SOCIETY(ハイソサエティ) カードゲーム

厳選カードゲーム紹介 第33回

ハイソサエティ

あーお金が欲しいなあ。あと地位と名声も欲しいなあ。

名声がお金で買えるならどうしようかなあ。

 

などと、家でゴロゴロしながら真剣に考えてしまうねずみです(*'▽')☆

欲しいですよね。名声。社会的ステータス。

こうやって地道にブログを書いていたら手に入るんやろかー

 

ということで今日紹介するゲームは、ステータスをオークションで取り合うという

あさましいカードゲーム『ハイソサエティ』です。

このゲームの勝者は世界の頂点に立つものだ!と、説明書に書いてありました。

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クニツィアの競りゲーム

作者はドイツの天才ゲームデザイナー、ライナー・クニツィア。

イチローがヒットを量産するように、面白いゲームを量産する人です。

オークションゲームの頂点「モダンアート」もクニツィアさんの作品ですが

ハイソサエティも同じくらい面白いから凄いっす。

nezumileader.hatenablog.com

 

【がっつり本格的な競りを楽しむならモダンアート】

【笑いながら何回も遊ぶならハイソサエティ】

 

シンプルに言うとそんな感じです。

どちらも抜群に面白い競りゲームなのは間違いないです。

 

オークションタイルとマネーカード

これがオークションの対象となるステータスタイルです。

数字はそのまま勝利点になります。

見ての通り、まさに金持ちのステータスですね。(゚Д゚)ノへっ

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こちらは上がアウォードタイル、下がトラブルタイル。

アウォードタイルは自分の合計勝利点を2倍にする強力なタイルです。

トラブルタイルは逆に2分の1にしたりタイルを失ったりと、まさにトラブルです。

いずれのタイルも同様にオークションの対象です。
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トラブルは左から、文無し・事故・逮捕。

これらが出たら「トラブルを回避するためのオークション」が行われます。

 

お釣りは出ませーん

そしてこれはマネーカードです。単位はビリオン(10億)

各プレイヤーはいずれかの色のマネーカード11枚を持ちますが

金額がけっこう飛び飛びになっています。

なのにオークションで使用するとき、お釣りも出ないし両替も出来ないのです。

それがどういうことかというと・・・

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日本円を各種1つずつ持った状態で両替なしオークションをするようなものです。

安い商品を競るのに、単位の大きな紙幣しかなくなったときは

「両替させてくれー!」と叫びたくなるでしょう。

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しかもゲーム終了後に1番マネーがない1人は脱落するというルールなので

後先考えず使うわけにいかないのが悩ましい。

クニツィア作品特有の「クニツィア・ジレンマ」と呼ばれてるやつです。

 

この世界の頂点に立つものは

ゲームはタイルの山から1枚ずつめくってはオークションを行う形で進みます。

そして時計回りで順に「アップ」か「パス」かを選ぶ方式です。

 

グレー「7だ」

ミケ「いきなり大きいところやな」

ねずみ「おっけ。グレーから金額提示していって」

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値付けは必ず前のプレイヤーの提示を上回る金額にする必要があります。

そうでなければパスをするだけです。

(アップする人がいなくなるまで競り合います)

 

クロ「ええと8ビリオンで」

ねずみ「8かあ・・・ここはパスだな」

ミケ「なんや。もう降りるんか」

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ねずみ「まだ慌てるような時間じゃない」 

ミケ「そうやって出し惜しみしてるから負けるんやぞ」

クロ「ねずみって本気出すのが常に遅いよね」

グレー「俺は続けるぞ。10ビリオン」

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最高のステータスを獲得せよ

細かいステータスをいくつも積み上げるか、大きなステータスを1つ得るか。

このあたりはマネーの使い方にそれぞれの戦略が出ます。

 

クロ「あっ10だ!」

グレー「おー出ないまま終わるかと」

ねずみ「きたきたきた!これを取るために全力を出すぜ」

ミケ「ほーん。じゃあ全力でじゃまするぜ」

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ゲームは赤いタイルが4枚出るまでなので、終了タイミングは毎回変わってきます。

ここが勝負どころと見たら思い切っていくべきです。

 

グレー「さすがにパスだ」

ミケ「ワシも降りる。やったな、それはお前のもんや」

ねずみ「よっしゃ!さっき取った2倍タイルと合わせて20だぜ

クロ「まさか52ビリオンも出すとは!」

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トラブルにご用心

しかしあまりにもマネーを使ってしまうと

トラブルタイルが出たときに回避できなくなるので気を付けましょう。

 

ねずみ「くっそ!瞬時に失ったし」

クロ「まさか逮捕されるとは・・・」

ミケ「な?金がないって怖えよな」

グレー「2倍するにも、するものがなくなったな」

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逮捕されると、ステータスタイルを1枚失います。

 

こんな感じで、お金の使い方にセンスが問われるゲームです。

思い切りも大事。慎重さも大事。難しいですねえ。

 

最近リアルでパソコンを買い替えたのですが、買うまで何か月も悩んでしまいました。

どのくらいまでマネーを出すのか、それを得るのに自分がふさわしいのか

そんなふうに自身に問いかけるような気持ちになりました。

ハイソサエティで遊んでいるときの気持ちは、それと似ているような気が。

 

「このゲームの勝者は世界の頂点に立つもの」

というのは、わりと本当なのかも!?(゜o゜ )

 

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