なつのたからもの カードゲーム

厳選カードゲーム紹介 第1回

なつのたからもの

遊びの教室とまとくんが厳選する、カードゲームの紹介シリーズスタートです。

 

第1回はこれ!『なつのたからもの』です。

作者はドイツの天才ゲームデザイナー、ライナー・クニツィア。

その作者の「ノミのサーカス」というゲームが日本風にリメイクされたものが本作です。

 

年齢を問わない遊びやすさや、親しみのあるテーマが素晴らしい(*´▽`*)

このゲームを第1回とするのに迷いは全くありませんでした。

たくさんの人にプレーしてもらいたい、夏休みにぴったりの超おすすめ作品です。

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プレー人数は2~5人。どの人数でも面白いです。

 

まずはこのカードを見てください!

これこそ日本の夏の原風景というような、柔らかなイラストが描かれています。

「なつのたからもの」というゲームタイトルは

このカードを見ていると心の奥底に湧き上がる懐かしい気持ち、そのものだと思います。

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なつのたからもののあそびかたなの

シャッフルして山を作ったら準備完了。上から1枚カードをめくります。

こうしてすぐにプレー出来る手軽さもいいですね。

さて、金魚すくいの6を引きました。これを取れば6点です。

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数字は0~7なので6はかなり高い数字です。これは良い金魚だぞ!と迷わず取ります。

そして次の人に手番が移ります。

 

次の人が引いたのはおこずかいの2でした。

うーん2かあ・・・しょぼいなあ。これは取っても2点にしかなりません。

そんなときはこれを場に残してさらにめくり続けることも出来ます。

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ちゃんと200円になってるところが細かいですね。

 

進むべきか妥協するべきか

カードは納得するまで何枚でもめくり続けることが出来ます。

ただし場に溜めたカードの絵柄が被ってしまったらアウトです。

ここではひまわりが被ったので、今めくった7のひまわりを廃棄して

この回は何も取ることが出来ません(´・ω・`) 

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なお、手番では山からめくらずに場から1枚拾うことも出来ます。

 

日記帳をつくろう

低い数字も使い道があります。このように同じ数字を3枚集めて

「日記帳」と宣言して公開することで、数字に関わらず10点になります。

これは日記帳が2冊出来たので20点ですね。

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そうしているうちに取った札も増えてきました。

数字はそのまま合計するので、このくらいの高い数字を集めていきたいところ。

ただし同じ絵柄を何枚集めても、点数になるのはそのうちの1枚だけです。

例えばスイカの4・5・6を 持っていたとしても点数は6点です。

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そのため、こうして違う種類のカードを集めるのが基本になってきます。

まあ毎日スイカでは飽きてしまいますからね。

 

極悪!特殊カード

そしてこのゲームでさらに面白いのは、ときどき出てくるこの特殊カードの存在です。

 

「はっけん」場にカードが被っても失敗にならない

「ひきぬき」誰かのカードを1枚引き抜く

「おねだり」カードをおねだりする

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特に「おねだり」は、誰がどんないいものを持っているか覚えておくと

それをおねだりできるという強力なカードです。

カードの文面では「いらないカードを」となっていますが

この使い方のほうが面白いのでおすすめです。

 

うさぎ「ねえ 、ねずみさん。さっき大きなスイカ持ってたよね?私あれが食べたいの」

ねずみ「えっそれは・・・とっておきの・・・。ぐぬぬ」

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こういうえげつないところも含めて、じつに楽しいゲームですよ。

テーマがゲーム内容と見事に合致しています。

 

今まで遊んだ人がみんな

「大きいカブト虫見つけた!」とか「おこづかい700円もらた!」とか

童心に帰るように楽しそうに遊ぶのが印象的でした。

 

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