厳選カードゲーム紹介 第20回
ペチャリブレ
カードゲーム紹介も、これで20回になりました。
この世界には面白いゲームは本当にたくさんありますから
まだまだ紹介したいゲームは尽きないです。
実際、教室にはたくさんの面白いゲームがあるわけですが
遊びに来た人に対して、どのゲームをどんな順番で出すのかというのは非常に重要です。
例えばゲーム時間が何時間もかかるような重量級のゲームを
いきなり出すなんてことを、ねずみは絶対しません。
それはコース料理で、最初からメインディッシュを出すようなものですから。
やはり最初は、軽くて笑えるゲームからです。
そこでお勧めなのが、この『ペチャリブレ』
1ゲーム10分もかからないくらいなのに、かなり笑える。
実に理想的なオードブルゲームです(*´▽`*)
キャラクターカードとアイテム・特徴カード
これはキャラクターカード。
どんなゲームか説明もしていないのに、これを何枚か見せるだけで笑いが出ます。
たくさんのキャラクターがいますが
全部ファイティングポーズなのが面白い。
これはアイテム・特徴カード。
キャラクターがどんなアイテムを持っているのか
どんな特徴なのかが、このカードで決まります。
ゲームではそれぞれのプレイヤーが、キャラクターカード1枚と
アイテム・特徴カード2枚を持ってスタートします。
そして自分のキャラクターが、相手プレイヤーのキャラクターを
どのようにして打ち倒すかを討論します。
ようするに、このゲームは屁理屈合戦です(´∀`∩
例えばこんな手札なら
「ギターを使ったリズム芸で、相手を笑わせて隙を突く」
といった具合です。
「ギターでぶん殴る」でもいいのですが
キャラクターの個性を生かした方が、より説得力がありますからね。
屁理屈でアピールするというゲームのコンセプトは
超名作カードゲーム「キャットアンドチョコレート」に似ています。
あのゲームが好きな人なら、ペチャリブレも確実に楽しめるはずです。
説得力こそが攻撃力なのだ
このゲームの勝敗は審判の判定によります。
なので、攻撃時に審判が納得するだけの説得力を出せるかが勝敗のポイントです。
クロ「じゃあキャラクター配るよー」
ミケ「おう。クレクレタコラ」
ねずみ「強そうなカードをくれー」
まずは配られたキャラクターカードを公開します。
ねずみ「オープン。えーと名探偵か」
ミケ「ワシはユーチューバーやな」
そしてアイテム・特徴カードを手札にします。
カード右下に書いてある数字の合計が多いほうが先攻です。
正式ルールではこのカードも公開ですが
見せないほうが、何が出てくるか分からなくて面白いと思います。
ねずみ「こっちが先攻だな。さてどうするか・・・」
ミケ「どうした名探偵。推理でもしてるんか」
カードを駆使して屁理屈バトル
まずは1枚のカードを場に出して攻撃します。
どのように使うかは自由です。
ねずみ「そいつに卵をぶつけて攻撃」
クロ「うわ、みみっちい」
ミケ「ショボいし、探偵要素がないな」
ねずみ「この攻撃が効果あると推理したんだよ!」
ミケ「こいつ最初から肌がベトベトしてるから効果ないぞ」
ねずみ「ぷっ、そんなカードあるのか」
さらに、お互い2枚目のカードを出していきます。
それを受けて審判が勝敗を判定します。
ねずみ「なら日本刀で斬りかかる」
ミケ「ほー」
クロ「探偵要素は・・・」
ねずみ「いいじゃん。コナン君だって物理攻撃することあるし」
ミケ「銃刀法違反やな。全部カメラで撮って配信してやる」
ねずみ「うぐっ・・・ユーチューバーめ」
クロ「これは、ねずみの負けだなあ」
どんなキャラクターも弱いとは限らない
このゲーム、さくさく遊べるので何回も遊びたくなります。
次々にいろいろなキャラクターが出てくるのも楽しいところ。
ねずみ「さっきのはキャラが悪かっただけだ。今度は負けない」
ミケ「そうやってカードのせいにすんなや」
ねずみ「兵士だ。強そうなやつキタ!」
クロ「こっちはチワワかあ」
ねずみ「ぷっ。チワワwww超ウケル」
キャラクターが弱そうでも
アイテムや特徴で意外な強さを発揮するかもしれません。
クロ「先攻。こいつ身軽な忍犬だから分身の術を使う」
ミケ「おおっ。強いやないか」
ねずみ「なっ・・・」
ねずみ「でもこいつ高学歴の兵士だから、何か対策する」
ミケ「ほーん。どんな対策や?」
ねずみ「えーと本体を見破るとか。それにチワワが増えたからって、別に怖くない」
クロ「ねずみ、甘いな」
クロ「こいつ忍犬だから、目からビームが出せる」
ミケ「おおーー。チワワ強ええ」
ねずみ「そんな忍術ねえよ!」
ねずみ「でもこいつ毛深いから」
クロ「だから?」
ミケ「だから?」
ねずみ「すみません。負けました」
こんなゲームです。
どれだけ遊んでも毎回必ず面白いです。
そして、こういうゲームが得意な人は
どんなカードを引いても、思いもよらない活かし方をするので感嘆することも。
やはり大事なのは柔軟な発想(屁理屈)
かなりアホっぽいゲームですが、楽しみながら発想力のトレーニングになるのがいいですね。
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