デンポー!! ボードゲーム

こんなゲームもあるのかあ! 第44回

デンポー!!【伝達・4~8人】

今では漢字やひらがなも使えるようになりましたが

電報と聞いてイメージするのは、やはりカタカナで書かれたカタコトの文章です。

ネズ コイ ハヨコイ ネズニ コイ

みたいな。

 

カタカナのみでの伝達というのは言葉選びにすごく悩みそうですが

だからこそ工夫して表現することを楽しんだ人もいたのではないかと。

 

ということで今日紹介するのは

少ない文字数のカタカナで伝達するゲーム『デンポー!!』です。

クフウシテ ヒョウゲン シナサイ(^o^)丿

 

お題をデンポーで伝える

電報は、かつては5文字ごとに値段が上がる料金体系だったそうです。

そのため少しでも安くしようと文字数を抑えて表現をしたのが電報の面白いところ。

サクラサク、なんてまるで俳句のようです。

 

このゲーム「デンポー!!」も、いかに少ない文字数で伝えられるかを競います。



まずは出題者がお題ボードにお題を書いて、親以外のプレイヤーに見せます。 

お題はサンプルから選んでも自分で考えてもいいです。

ここでは例えばお題を【陶芸】にしたとします。

 

少ない文字数で

そのお題を親に伝えるべく回答ボードにカタカナでデンポーを書きます。

「陶芸」をいったいどんな言葉で伝えるか。

お題そのものを書いてはいけないので、違う言葉に置き換えて表現する必要があります。

書き終えたら優先チップを取ります。

 

 

親がそれを見てお題を当ててくれれば得点が入ります。

ただし回答ボードを見せるのは文字数の少ない人が優先です。

(同じ文字数のときは優先チップの早い順)

そして使った文字数が少ないほど正解時の得点が高くなるので

いかに簡潔に表現するかが大事なのです。

 

絵と文字という違いがありますが、ルールは「ぽんこつペイント」と似ています。

絵で表現する。言葉で表現する。どちらもアートですよー

nezumileader.hatenablog.com

 

デンポー問題

それではこれから届く3通のデンポーを見て、皆さんもお題を当ててみてください。

(答えは記事ラスト)

 

クロ「お題これでー」

グレー「おk」

ミケ「簡単すぎやろ。サービス問題やないか」

ねずみ「ほんとかなあ」

 

 

文字数は少ないほど高得点になるので、1文字や2文字で伝われば最高です。

しかしもちろんそう簡単ではありません。

 

ねずみ「クラ?物置のあれか。それともクララのことか」

ミケ「察しの悪いやつやな」

ねずみ「いや2文字は無理だろ!」



2番目以降に出す人は、それまでのデンポーも含めて考えてもらえるので

次第に正解してもらいやすくなっていきます。

 

ねずみ「カッパ・・・クラ・・・分かった、お皿だ!」

グレー「違う。ある意味おしいが」

 

クウハク イレル?

空白を入れて文節を区切るのは本物の電報でもあることです。

しかし空白も1文字扱いになるので、入れるかどうかは考えるところ。

 

ねずみ「トロトッテ?何語だそれはー」

クロ「伝わらないかあ」

ミケ「知能がカッパ以下やな」

皆さんはお題分かりましたか?

 

デンポーする側はお題を知っているので簡単に伝わると思うものですが

受け取る側はいろいろと広く考えなければいけないので大変なのです。

 

それだけにうまく伝わったときは伝えた側も当てた側も嬉しい。

それは言葉を通して意図が伝わった喜びであり、言葉遊びの楽しさなのです。

 

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デンポー問題の答え【回転寿司】

 

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