アレンジした遊び方を考えてみる 第26回
「独楽野球」
コマを回して、ぎゅいーんと回っているところを見るのは楽しいものですが
それだけで満足してしまってはいけませぬ。
コマを使うもっと面白い遊び方が必ずあるはずだと、ねずみは考えます。
どんなことでも新たな可能性を考え続けることで、世界は回っていくのです。
コマだけに(^o^)丿
これは、回すと富士山が見えるという富士山コマです。
こういう面白いものだってコマの可能性が広がる過程で生まれてきたものでしょう。
もっといろいろなコマを見たくなった人は、こちらもご覧ください。
コマでアクションゲームをする
ということで、今回のテーマは「コマの新しい遊び方を考える」
思い浮かんだのは、回っているコマを弾き飛ばして遊ぶという方法です。
まずはしっかりとコマを回してから、
カキーーン!
あっ、これ絶対面白いやつだ。
コマの種類や打ち方等を変えながら何度か試してみましたが
非常に繊細に軌道の変化が起こります。
これがコマ本来の遊び方なのではと思えるくらい面白いです。大発見かも。
打つのに使ったのは、こうやってコマを回すための道具です。
昔持っていた人には懐かしいことでしょうねえ。
画用紙野球盤
そして、このアクションを活かすなら野球をするしかないでしょう。
いやゴルフという手もあるかな?
まあどちらも出来るでしょうが今回は野球にしておきます。
「素振りブロガー」くろいぬさんが喜びそうなので(*´ω`*)
まずは画用紙で野球盤を作ってみました。
守備側プレイヤーがホームベース辺りでコマを回して
攻撃側プレイヤーがそれを打つのです。
カキーン。アウトかあ。
って、これはだめだな地味すぎる。
模造紙を使って、もっと広い球場にする手もあるでしょうが
この方法ではイマイチな気が。
⚾プレーボール⚾
分かったぞ。野手を置けばいいんだ!
内外野にボードゲームの駒、ピッチャーにイレコミ君を置いてみました。
打ったコマが野手に当たるかテーブルから落ちたらアウトとします。
野手として置く駒は、お菓子の箱でも消しゴムでも何でもいいでしょう。
ちなみにイレコミ君はメットライフドームに行ったときに特典で手に入れました。
内野ゴロと外野フライ
内野手に当たれば内野ゴロでアウトです。
ランナーが1塁にいるときの内野ゴロは併殺打とします。
おっ、センター前に抜けた!
と思ったら、ぎゅいーんと曲がって外野手に当たったり。
これはもちろん外野フライでアウトです。
ランナーが3塁にいるときの外野フライは、犠飛で1点とします。
判定方法と球種
上記のケース以外は、コマが飛んだ場所によって判定します。
赤いところに止まったらツーベース
黄色はシングルヒット 緑は内野安打
そして、レフトとライトに置いたポールに当たったらホームランとします。
もっとホームランが欲しいと思ったらポールを増やしてください。
特徴の異なるコマを何種類か用意しておくと、ピッチングの幅が広がって面白いかも。
1球ごとに球種を変えるイメージですね。
ここぞという場面で重い球(物理的に)を投げたり。
さらに右回しにしたり左回しにしたりすることで、打者を惑わせます。
今回の完成ルール
といった感じで今回はこれで完成。そうとう面白い遊びが出来たと自負しています。
守備側はメジャーリーグ風に極端なシフトを引くという楽しみ方も。
《使うもの》独楽 バット 123塁ベース 野手駒 ポール
《プレー人数》2人~
《勝敗》規定イニングでの得点による
【基本ルール】
守備側が本塁付近でコマを回し攻撃側がそれを打つ。
打ったコマがテーブルから落ちた場合、または野手に当たった場合はアウト。
ランナーが1塁にいるときの内野ゴロは併殺。3塁にいるときの外野フライは犠飛とする。
三振及び四死球はなし。
3回続けてのファールはアウト。
守備側は内野手4人・外野手3人を任意の位置にシフト出来る。
守備側は1球ごとに違うコマに交換してもよい。
以上です。
安打等の判定については本文を参照してください。
動画も撮ってみた
テストプレーをしつつ動画も撮ってみました。
撮影の都合により、テーブル上ではなく地面でプレーしています。
この遊び方は本当に面白いです。←自画自賛
昔に戻って子供のころの自分にこの遊び方を教えたいくらいですよ。
とりあえず、コマの定番の遊び方として広まるといいなあ。
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