ヒトトイロ カードゲーム

厳選カードゲーム紹介 第43回

ヒトトイロ

ねずみが小学生の頃、たくさんのカラーが入った色鉛筆や水彩絵の具を見て

それはもう心がときめいたものです。

あれはテンション上がります。今だって上がります\(^o^)/

 

色々な色があるのは楽しい。

色々な人がいるのは楽しい。

色々なゲームがあるのは楽しい。

人生いろい~ろー

 

ということで今日紹介するのは、人と色のゲーム『』です。

色の世界はイメージと感性。

上手く調和するかは遊ぶ人たちの感性次第です。

 

イメージを一致させるゲーム

ヒトトイロは2~6人で遊ぶ協力形式のゲームです。

1人1人は違っても目指すところは皆同じ。

このゲームの目的は、全員のイメージカラーを完全に一致させることです。

 

色々なカラーと色々なお題

各プレイヤーはカラーカード15枚セットを持ちます。

ここから5枚減らして10枚のカラーで遊ぶのが正式ルールですが

慣れてきたら全色使って難易度を上げるのがおすすめ。

くろ はいいろ しろ あか ももいろ

あお みずいろ ちゃいろ だいだい きいろ

みどり きみどり むらさき きん ぎん

 

 

これはお題(ジャンル)カードです。

カードには「文房具」や「季節」といったジャンルが書かれています。

それをもとに手番プレイヤーが具体的なお題を考えます。

ジャンルはレベル1〜4まであります。数字が上がるほど難易度アップ。

 

 

色を(心を)合わせる

例えば「文房具」ジャンルから、お題を【鉛筆】にしたとします。

皆さんは鉛筆と聞いてどんな色をイメージしましたか?

自分がそこで連想した色を、手持ちのカラーカードの中から1枚選びます。

 

 

選んだカードは裏向きで提出。これが他の人と同じ色になっていればいいのです。

鉛筆なら普通は「くろ」を選びそうなものですが

ねずみは実際のゲームで、1人だけ「みどり」を出して恥をかいたことがあります。

そういう感性の変な人もいるので、一致させるのはなかなか難しいのです(*'▽')

 

全5問完全一致

問題は全5問。レベル12344の順に出題して

全てのカラーが完全一致したときのみゲームに勝利するという。

なかなかにハードな協力ゲームなのです。

 

それぞれのイメージ(常識)

ほとんどのお題では複数のカラーの候補が頭に浮かぶことでしょう。

その中でも最初に浮かんだイメージが何色だったのか。

それがその人の感性というものです。

 

グレー「ジャンルはスポーツ、えーと野球だな」

クロ「野球かあ」

ねずみ「それは簡単・・いや待てよ。どっちだ?」

 

 

迷ったときは、一般的にどの色がイメージされるだろうかと考えるのも大事です。

 

ミケ「野球やぞ。迷うことないやろ常識的に考えて」

グレー「常識で分かるよな」

クロ「常識であの色しかないと思うー」

ねずみ「いや待てちょっと待ってくれ。野球なら2択じゃない!?」

 

いろいろなお題が面白い

手番プレイヤー(お題を出す人)は順に替わります。

 

ジャンルから自由にお題を決める形式なので、お題は無限にあります。

いろいろなお題を試せるからこそ無限に面白いのです。

 

ミケ「鬼滅の刃の人気ヒーロー」

クロ「あ、分かった」

ねずみ「よかった。そのお題なら一択だ」

 

結果発表

全5問が済んだら、並べられたカードを全て表にして結果発表です。

 

グレー「よしひっくり返すぞ」

ねずみ「たぶん完全一致してる。みんな次第だけど」

ミケ「お前が一番心配なんやぞ」

 

 

縦の列が全て同じ色になっていれば、完全一致でゲームに勝利です。

 

グレー「ねずみの列だけ完全におかしい」

ねずみ「えーーなんでだ!?」

ミケ「野球はボールの色に決まってるやろ。鬼滅の一番人気は善逸やろ」

クロ「5問目のベルばらは、みんなバラバラだ」

お題は左から

【野球】【鬼滅の人気ヒーロー】【黒板】【ドラえもん】【ベルばら】

お題から思い浮かぶものがみんな同じとは限らず

同じものが思い浮かんでもイメージする色が同じとは限らない。

完全一致はそうそう簡単ではないのです。

 

それでも誰かが自分と同じ色を選んでいたときの嬉しさや

違う色を選んでいても、なるほどと思うような違いを知る楽しさがあります。

同じでも違ってもそれがヒトトイロ、ということですね。