スティックを引き抜くたび何かが起こる
キッズ向けの玩具だろうと面白いものは大人だって面白いのです。
そもそも「対象年齢〇歳以上」と書いてあるなら上限はないわけですからね。
むしろ遊び心を忘れないように、大人にこそ本気で遊んでもらいたい。
と、自分に言い聞かせるように
今日も元気にキッズトイを紹介してしまうねずみですヽ(^o^)丿
まあ本当に面白いと思うから記事にしているわけで。
今日紹介する『タンブリング』は、緊張と緩和の連続が笑いを誘うアナログゲームです。
いい大人が思わず真剣に遊んでしまうこと間違いなしですよ。
メーカーのPavilion(パビリオン)は、トイザらスのオリジナルブランドです。
人の失敗が笑えるゲーム
このゲームの醍醐味は、他の人が失敗したときに
「ぶはっ」と笑い飛ばすところにあります。
なかなかエグいことを言っていると思うでしょうが、例えば「黒ひげ危機一髪ゲーム」で
黒ひげが飛び出したときに笑いが起こる、あの感じです。
もっともあのゲームって飛び出させた人の勝ちというのが正式ルールらしいですが。
ゲームの準備(少しめんどくさい)
トレイにロケット本体を乗せたら、カラースティックを全ての穴に差していきます。
スティックは【赤青黄オレンジ緑水色】の6種類。各色7本ずつあります。
差す場所は自由ですが、なるべく同じ色が集まらないようにしたほうがいいです。
全て差し終わると、このようにウニみたいになります。
そして上からロケットの中にボールを全部入れます。
ロケットの下部にはボールの出口があるのですが、ウニによって内部で止まるのです。
けっこうギッチリ入っていますが、ちゃんと収まります。
全部入れて蓋をしたら準備完了です。
このボール、ビー玉に似ていますが一般的なビー玉より少し軽いです。
サイコロで出た目のスティックを引き抜け!
手番にはまずサイコロを振ってから
ロケットを回転させて出口を自分のポケット側に向けます。
この穴から落ちてきたボールがポケットに溜まるのです。
そしてサイコロで出した色のいずれかのスティックを1本引き抜きます。
それによってボールが落ちてくることがあるから慎重に。
たくさんボールを集めるゲーム・・・ではないから勘違いしてはいけない。
出したボールが最も少ない人が勝ちですからね。
嬉しくない落とし球
なので、なるべくボールを落としたくないのですが
ゲームが進んでスティックが減っていくほど、必然的に落ちやすくなります。
終盤には、どのスティックを引くのもデンジャラスに見えてきます( ゚Д゚)
爆弾処理班のごとく慎重に
サイコロで出た目の色であれば引き抜くスティックを選べるので
ボールの重さを感じるものを避けて、浮いているものを選ぶのが基本戦略です。
もちろん、本体を揺らさないようにすることも大事です。
グレー「ガッといけよ。ガッと」
ねずみ「うわっ、コトッて音がした!こええ」
ミケ「まったくビビりやなあ」
クロ「最初のうちは大丈夫だよー」
序盤でも内部でボールが動く音がするのでドキドキです。
手番は時計回りで行います。
何周かして、コトンと1つだけボールが出てきた時が始まりの合図。
ここからは、いつどれだけ落ちてきてもおかしくありません。
クロ「あっ、1個出てきた」
ねずみ「こわー」
ミケ「あれやな。ガムが出るガチャポンみたいやな」
ときにはロケットを回したときの振動で落ちてくることも。
その場合は回した人の責任で引き取りです。
グレー「くっ、やってしまったぜ」
ねずみ「あらら」
ミケ「回すのも慎重にやらな。週刊慎重やぞ」
完封勝利だって出来るかも!?
前のプレイヤーがたくさん落としてくれたら、安全そうなスティックも出てきます。
上手く立ち回れば無失点で勝つことも不可能ではないです。
グレー「ねずみまだ0個か。やるな」
ねずみ「完封狙えるかもね。スティックの色もバランスよく残ってるし」
ミケ「こいつ調子のってるな」
クロ「それ負けフラグだと思うよー」
ねずみ「うわあぁあフィーバーした!」
グレー「ぶはっwポケットからあふれてるしw」
クロ「だから言ったのにー」
ミケ「ええやんwこんなんなんぼあってもいいですからねww」
ねずみ「ミルクボーイかよ!」
少しずつ落ちてきて接戦になることがあったり
こんなふうにフィーバーすることもあったり、遊ぶたび展開が違って面白いです。
いずれにしても、引き抜く時の緊張感が失敗したときの爆笑を誘うという。
見た目はかわいいキッズトイでも
面白さはロケットのように突き抜けていますよ\(^o^)/
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