小さなドラゴンナイト ボードゲーム

こんなゲームもあるのかあ! 第40回

Die Kleinen Drachenritter

照明の掃除をするとか高いところにあるものを取るとかで

脚立の上に立ったときの、あの不安定な感覚。あれすごく苦手なのです。

たとえ勇敢なナイトだって掴まるところがナイト高い場所は怖いものでしょう。

 

ということで今日紹介するのは

アイテムを積み上げて岸壁に登るゲーム『小さなドラゴンナイト』です。

シンプルなバランスゲームですが、この面白さはなかなかあなどれナイト思いますよ。

Amazonには出品がなかったですが、売っているサイトはいくつかあったので

欲しくなった人は探してみてください。

 

 

立体ボードとドラゴンナイト

このゲーム、なんとボードを立てて使うのです!

ボードゲームは平面だと思い込んでいる人、もっと頭を柔らかくしナイト。←しつこい

ゲームの目的は岸壁の上にいるドラゴンから宝を取り返すことです。

 

 

プレー人数は2~4人。各プレイヤーは好きなドラゴンナイトを1人選んで取ります。

みなさんホンワカした顔をしておりますねー

 

がんばって積み上げないと!

手番ではサイコロを振って出た色のアイテムを1つ取ります。

、各10個ずつあります。

 

これは赤のアイテム。選ぶ際に重要なのは「形」と「大きさ」です。

 

 

取ったアイテムは岸壁に登るべく1つ1つ積み重ねていきます。

ただし支柱にもたれさせるのは禁止です。

山の向こう側では相手プレイヤーも同じように積んでいます。

 

優越感と屈辱感

頂上付近まで来たら最後にドラゴンナイトをそーっと立たせます。

けっこうギリギリのバランスです。

こうして一番早く岸壁の上に顔を出せたら勝ちです。

 

 

先に顔を出せたら、対面の相手を煽って屈辱感を与えるのです。

ウェーイ、ウェーイヽ(^o^)丿

 

 

積みやすいアイテムと積みにくいアイテム

サイコロでどの色が出ても、形の良いアイテムを選ぶのは当然。

四角くて高さのあるこういうのが積みやすくて良いですね。

 

 

逆に丸っこいものや不規則な形をしているものは使いたくないところ。

こういうのはどう見ても積み重ねるには不向きでしょう。

 

 

相手がアイテムを選ぶルール

ということで少しでも良いアイテムを取りたいところですが

相手にアイテムを選ばせる「上級ルール」にするのがこのゲームの真骨頂なのです。

 

ミケ「ほれ。バナナの皮だ」

ねずみ「むうーーゴミみたいなアイテムばっかり渡しやがって」

 

 

このルールになると、不安定なアイテムをいかに上手く積めるかという勝負になります。

 

ねずみ「ダイスロール、ていっ!さあ次のアイテムよこせやー」

ミケ「なんやこれ。灰色やぞ」

ねずみ「灰色・・?あっ」

 

ドラゴンの落石攻撃

サイコロで灰色の目を出したら岸壁の上から石を落とされます。

どこにアイテムを積んでいるかは相手からは見えないので、位置は当てずっぽうですが

これがあるので1対1で遊ぶときには

自分が積んでいる場所がバレないように気を付ける必要があります。

 

ミケ「右利きやし、まあこっち側やろうなあ」

ねずみ「ちょっま、そこじゃない。そこじゃないし!」

 

 

ねずみ「うがーー崩壊した」

ミケ「ほうかいほうかい。また1から頑張らナイト」

ほのぼのした雰囲気なのにじつは鬼畜なゲームだったり。

 

バランスゲームとしての要素とサイコロによる運の要素。

そして、どこまで思い切って積むかという勇気の要素。

シンプルな中にもたくさんの面白さが積み上げられているのです。

やはりボードゲームはこうでナイト!(*´▽`*)

 

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