勇者ヌルポコ カードゲーム

厳選カードゲーム紹介 第42回

勇者ヌルポコ

言葉遊び系のゲームが大好きなねずみです。

気が付くとついついそういうゲームばかり集めてしまうので

もうこれ以上は、よほど面白そうだと思わない限り買わないつもりでした。

 

そう。よほど面白そうだと思わない限りは・・・

 

 

ファンタジー命名カードゲーム『勇者ヌルポコ』

 

ファンタジー世界の様々なものに名前をつける言葉遊び系のゲームです。

それがもう面白いったら(*^◯^*)

こんなゲームを出されては財布がヌルポコなねずみでも買わざるを得ません。

 

言葉遊び系ゲームの例。参考までに。

nezumileader.hatenablog.com

 

ファンタジー世界の感性で

ドラクエ・FF世代の人なら、確実にこのゲームにハマることでしょう。

あるいは最近流行りの異世界転生系アニメが好きな人なら

いろいろと通じるところがあるはずです。

 

ファンタジーカードと文字カード

これはファンタジーカードです。

プレイヤーの1人は出題者となり、4枚並べた中の指定された1枚に

文字カードを使ってそれらしい名前を付けます。

いかにもファンタジーな世界観。ダイの大冒険を思わせます。

 

これが文字カードです。

5枚の文字カードから好きな枚数を自由に組み合わせて名前を作るのです。

試しにこれを使って、さっきのファンタジーカードのいずれかを表現してみますよ。

 

 

①はじまりの町

②おっちょこちょいの僧侶

③瞬間移動呪文

④神が作りし金属

 

3枚組み合わせて「シュパザー」と命名しました。

さて上記の、どの名前のことでしょうか。

 

 

正解は瞬間移動呪文です。

シュパザーーっと飛んでいく感じを表現したつもりでした。

  ε=ε=ε=c⌒っ・ω・)っ

 

出題者としては〇×カードの、〇のカードを当ててもらうことで得点が入りますが

×のカード(はじまりの町)を選ばれてしまうと失点です。

そうなると他のお題との差別化も考えて名前を選ぶ必要があるわけです。

回答者も同様に、〇のカードを当てれば得点、×のカードを選んだら失点なので

ファンタジーな感性を働かせて真剣に回答しましょう。

 

ファンタジーな命名のセンス

ゲームは、それぞれのプレイヤーが回答する【対戦プレー形式】と

みんなで相談して答えを選ぶ【協力プレー形式】があります。

どちらの場合でも全員が順番に出題者になります。

 

グレー「ミト」

ミケ「なんや1枚か」

ねずみ「これは運河の町でしょ。水の都市でミト」

クロ「なんか県庁所在地みたい」

文字カードは5枚中何枚使おうと自由なので

ぴったりくるものがあれば、1枚だけという手もあるのです。

 

 

どんな5枚の文字カードを引くかは運ですが

その限られた中でそれらしい名前を組み合わせるのは、やはり命名センスなのです。

 

ミケ「ヘンナブラ ザーマス」

ねずみ「いや、繋げりゃいいってもんじゃないぞ!」

クロ「うーんどれだろう」

グレー「分からんが、とにかくすごい破壊力を感じる」

 

 

ミケ「正解は全体回復呪文」

ねずみ「そんなんで回復するかあ!」

クロ「凶暴化する薬品かと思った」

グレー「俺は皇帝かと、名前っぽいし」

同じ言葉でも、何の名前に聞こえるかはそれぞれなのです。

 

練習問題

それではここで練習問題です。

お題は【ニセ勇者】

文字カードをてきとうに5枚引いてみましたので

好きな枚数を組み合わせて、ニセ勇者っぽい名前を考えてみてください。

 

実際に遊んでみると、絶対分からないだろうなと思ったものが

意外なほど伝わってしまうのがちょっと感動したり。

ゲーム世代のファンタジーな感性が、ちゃんと共有できてるものなんだなあと(*´▽`*)

 

改めて考えてみれば「ホイミ」とか「ルーラ」とか「メラ」とか

ちゃんとそれっぽさを感じるのは、まさに言葉の持つ面白さですね。

 

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