マイリトルジャパン(アレンジ日本列島ジグソー) 新しい遊び方

アレンジした遊び方を考えてみる 第29回

「マイリトルジャパン」

ねずみはそれほど旅行好きということもないのですが

旅行好きな友達に連れ出されることで日本のあちこちに行っています。

しかし極端に地理や歴史や文化にうとく、また常に金魚のフンであるがゆえ

どこに行ってどんなものを見たのかいまいち覚えていないという\(^o^)/

 

そんな、もったいない星人のねずみにとって

知識の不足部分を補う助けになっているものが3つあります。

 

「Pちゃんのブログ」

「桃鉄」

そして、学研の『日本列島ジグソー』です。

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都道府県が色分けされて見やすく

それぞれの観光名所や名産が記載されていて勉強になります。

さすが学研ですねえ。

 

そしてこちらがPちゃんのブログ。

ハニワのハニーズが日本全国を旅するという物語の中で

各地の情報が事細かに記されています。

その情報量ときたらガイドブックを超えていますよ。

hukunekox.hatenadiary.jp

 

都道府県の形状の違いが面白い

さて、日本列島ジグソーでこんなことをしてみました。

フレームに頼らずにピースだけを使って日本列島を並べてみたのです。

それがじつに面白くて、これはもっと違う遊び方もできるのではと思いました。

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マイジャパンを作る

まずやりたくなったのは都道府県の並び替え。

遠くに住んでる友達やブロガーさんが、もっと近所だったらなあという妄想。

この暑さですからね。旅行先が来い!という感じです。

 

 

そんなことを妄想していたら今回のアイデアが浮かびました。

10個の都道府県ピースをよりコンパクトにまとめるというゲーム。

『マイリトルジャパン』です。

それぞれの形状の違いを活かして上手いことまとめるのは、なかなか楽しいです。

外枠で囲まれた面積でスコア計算をします。

写真の例では、6×8=48平方センチメートルですね。

この面積スコアを最も小さくした人の勝ちです。

 

面積の大きさトップ5

となると当然小さいピースを取るほうが有利ですが、そこで問題です。

全都道府県の中で面積の大きいところ、小さいところトップ5はそれぞれどこでしょう?

 

3位くらいまでは知っていても4位とか5位になると迷うのでは。

ちゃんと考えてからこの先を見るのですよー

 

 

面積の大きい都道府県

 

1位 北海道【8万3424.49】

2位 岩手県【1万5275.01】

3位 福島県【1万3784.14】

4位 長野県【1万3561.56】

5位 新潟県【1万2583.95】

単位・平方キロメートル

 

 

面積の小さい都道府県

 

1位 香川県【1876.92】

2位 大阪府【1905.34】

3位 東京都【2194.05】

4位 沖縄県【2282.52】

5位 神奈川県【2416.11】

 

いかがでしたか。全部知っていましたか?

ねずみはもちろん全然知らなかったです(^O^)

 

北海道が捕まえるどう

ということでマイリトルジャパンを作るわけですが

小さいほど勝ちというこのルールでは誰も北海道を取りたがらないでしょう。

そこで北海道は進行用マーカーとして使います。

ゲームの準備として北海道を囲むように円形に都府県を並べます。

 

 

スタートプレイヤーは自分の住んでいる(または最近行った)都府県を獲得します。

北海道の渡島半島が手みたいな形をしているので、そこで掴むイメージですね。

 

3択時計回り方式

次のプレイヤーからは、時計回り方向の都府県3つから1つを選んで取ります。

こうして「北海道の手」を常に目印として進めていくわけです。

 

この方式はボードゲームの「パッチワーク」をパクり・・参考にしました。

nezumileader.hatenablog.com

 

 

ときには、でかいピースの3択になってしまうこともあるでしょう。

これはまあ仕方ない。

 

ローリング北海道

しかしそんなときのために

ゲーム中に1度だけ使える特殊な取り方をルールに入れておきます。

「ローリング北海道」です。

まずは北海道を逆さに持って、宗谷岬(稚内)を現在のピースに刺します。

 

 

そして進行方向にローリングして、知床半島を地面に落とします。

ここで知床の先端が当たった都府県を獲得します。

ここでは石川県や、その手前の山口県が取れそうですね。

 

マイジャパンの作成とボーナス

全員が10個のピースを獲得した後にマイジャパンの作成をして面積計算をします。

このときに「隣接都府県の数」をボーナスポイントとして引けることにします。

 

これは実際に遊んでみたときの例です。五位鷺さんの作品。

面積は5×9.5=47.5平方センチですが

栃木・茨城・千葉の3つが隣接県なのでボーナスポイント3がそこから引かれます。

つまり、47.5ー3=44.5というスコアになるわけです。

島根・鳥取という隣接県もありますが、数の多いほうだけを採用します。

 

 

ぷらずまさんの作品。

愛知・静岡あるいは香川・愛媛が隣接県ですのでボーナスポイントは2です。

(作成時に離れていても可)

青森県がてっぺんにあるだけで東北感がでるのがおもろいw

 

今回の完成ルール

といった感じで今回はこれで完成。

「地方コンプボーナス」というのも考えたので後述します。

ボーナスポイント狙いで、あえて東北の県だけを集めるという戦略もありそうです。

《使うもの》日本列島ジグソーパズル

《プレー人数》2~4人

《勝敗》枠内面積からボーナスポイントを引いたスコアが最も小さい人の勝ち

 

【基本ルール】

スタートプレイヤーが、住んでいる(または最近行った)都府県を取ってスタート。

以降は時計回り方向の3つのピースから1つを選んで順に取っていく。

ローリング北海道は宗谷岬を現在のピースに立て進行方向に知床半島を落とす形で行う。

(ゲーム中各自1度のみ使用可)

 

全員が10個のピースを獲得した後にマイジャパンの作成をし面積計算を行う。

面積からボーナスポイントを引いた数字をスコアとする。

 

【隣接ボーナス】

獲得したピースのうち、隣接する都府県の数がポイント。

(複数組ある場合最も大きい数のみ)

 

【地方コンプボーナス】

各地方ピース4つ以上で獲得。(以降数が1増えるごとに追加で1ポイント)

東北→5ポイント

四国・九州→3ポイント

関東・中部・近畿・中国→2ポイント

 

以上です。

ほんの思い付きだったので小さい記事にしようとしたら

ゲームバランスの調整で思ったより文字数の多い記事になってしまいました。

地図も記事も、もっとコンパクトにまとめねばー

 

そして本日は参院選の投開票が行われましたが

安心して旅行できるような平和で明るい日本であるように

そういう未来に向かうような政治をしてほしいと願っておきます。

 

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