厳選カードゲーム紹介 第13回
ワンナイト人狼
人狼というゲームは本来かなりの大人数が必要なゲームで
しかも長いプレー時間がかかるため、遊ぶ機会を作るハードルが非常に高いです。
しかし、このワンナイト人狼は違います。
なんと3人から遊べるのです!
しかも、10分で1ゲーム出来るというお手軽さ。
さらにさらに!
「脱落したら見ているだけになる」という人狼の欠点も、このゲームにはありません。
なんてお手軽な人狼なんだろう\(^o^)/そうだろう
ワンナイト人狼の役職カード
人狼というゲームでは、各プレイヤーが何らかの役職(キャラクター)を担当するのが普通です。
ワンナイト人狼での役職は、次の4種類。
【人狼・怪盗・占い師・村人】
人狼以外は、全員「人間サイド」という分類です。
【人狼】正体がばれないように、人間のふりをする
【怪盗】自分自身と、誰かのカードを交換する
【占い師】どれか1枚のカードを見る
【村人】ただの村人
夜の時間。ワンナイト人狼なのでワンナイトだけ
まずは全員に1枚ずつカードを配り、それぞれが自分の役職をそっと確認します。
絶対に他のプレイヤーに見られないように。
このゲームの目的は、誰が人狼なのか見破ることなので。
ねずみ「確認したー?じゃあ全員カードを伏せて目を閉じてー」
ミケ「はいよー」
1人は司会役をしながらゲームにも参加します。
なかなか忙しいです。
ねずみ「はい、夜になりました。全員寝てください。村は寝静まってます」
全員「zzz…」
ねずみ「それでは占い師だけ目を覚まし、誰かを占ってください」
まずは占い師だけが、そっと顔を上げます。
そしてどれか1枚のカードを占う(見る)ことが出来ます。
ミケ(ほー。グレーが人狼か)
このとき、カードをめくる音が聞こえないように
みんな目をつむったまま、テーブルをカタカタ叩くのが推奨されています。
ねずみ「では占い師は目を閉じてください。次に人狼は目を覚まし、他に人狼仲間がいないか確認してください」
人狼は1人いる場合と、2人いる場合と
人狼のいない平和村な場合があります(テーブル中央に人狼カードが2枚というケース)
グレー(んー。他の人狼は、いねーのか)
ねずみ「では人狼は目を閉じてください。続いて怪盗は目を覚まし、誰かの心を盗んでください」
と、司会しながら自分の役割が来たので目を開けました。
怪盗は、誰かのカードと自分のカードを交換します。
ねずみ(クロのカードと交換しよう。ふむ・・・ただの村人か)
ここまでが夜の時間です。
ねずみ「はい。夜が明けました。全員、目を覚ましてください」
昼の時間。誰が人狼だと思うか話し合う
ねずみ「さあ朝だよ、みんな起きた起きた」
クロ「はーい」
ミケ「なんだよ、かあちゃん。まだ眠いよー」
ねずみ「かあちゃんじゃねえ!」
クロ「えーと、僕はただの村人です」
ミケ「おっ、第1村人」
ねずみ「まあ、これは本当だよ。自分は怪盗でクロと交換したからね」
ミケ「ふーん。ほんまか?」
こんなふうに自由に自分の役職を打ち明けて話せます。
しかし人狼が嘘をついている可能性があるので、常に疑ってかかる必要があります。
グレー「俺は占い師。そこを見たけど、確かに言った通りやった」
ねずみ「そか。グレーは占い師か」
ミケ「いや、待て待て待て」
ミケ「だまされるな、占い師はワシや。グレーは人狼やで」
グレー「おっ、そうくるのか」
ねずみ「ミケ、それ後出しでかぶせてきてない?」
クロ「なんかあやしいなー」
多数決の裁判をする
ねずみ「じゃあ全員で人狼だと思う人を指差してください。せーのーで」
こんな感じで、議論の後に多数決を取ります。
ねずみ「はい。・・・えーと、やはりミケが最多だな」
ミケ「おいおい」
ミケ「ワシは占い師やで、ほらー」
グレー「ふっ、俺様が人狼さ」
ねずみ「ええっ!?まじか。絶対ミケだと思った」
これは正体がばれなかったので、人狼の1人勝ちです。
人間サイドの3人は、多数決で人狼を吊るせなかったので負けです。
人狼は上手に嘘をつくこと
もう1戦。もし自分が人狼になったら
いかに自然な態度で嘘をつけるかがポイントです。
ねずみ(来た!人狼だ・・さてどうやってだますかな)
ねずみ「はい朝になりましたよ。さあて、どんなもんかねー?」
ミケ「あっ先に言っとくが、ワシは今回村人だからな」
ねずみ「ん?そうかミケは村人ね」
ねずみ「まあ、実は自分も村人なん・・・」
クロ「僕占い師だけど、ねずみが人狼だったよ」
ミケ「ほー」
ねずみ「ななな、何言っちゃってんのこの人。そんなわけないじゃん」
グレー「あっ、俺も村人だから。クロの言ってる通りなんだろ」
ねずみ「はあっ!? な、何言ってんの?またグレーが人狼なんじゃないの?」
ミケ「人狼だーれだ。せーのーはい」
ねずみ「罠だ、これは罠だ!村人が3人というのはおかしいじゃないか。それが罠だという証拠!」
ミケ「クロは占い師で、あなたは人狼って言ったじゃないですか」
これは人狼だとバレて吊るされたので、人狼の1人負けです。
ねずみ「くーーっ。しまった、怪盗のふりをする手があった」
ミケ「いやいや、単に嘘が下手すぎなんや」
こんなゲームです。
人狼が2人いるパターンとか、怪盗で取り替えたら自分が人狼になってしまったパターンとか
色々な変化があるので何回遊んでも面白いです。
そして、お手軽なのにかなりドキドキするゲームです。
厳選カードゲーム紹介 カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ
ワンナイト人狼Amazonリンク
楽天
|