厳選カードゲーム紹介 第31回
ワードウルフ
早とちりしがちなので、たびたび会話が噛み合わないねずみです(^o^)丿
みんながエコの話をしているのにネコの話だと思ったり。
ダムの話をしているのにガンダムの話だと思ったり。
まあ皆さんもそういうことはあるでしょう。
噛み合わない会話というのも、それはそれで楽しいものです。
ということで、「お前は何の話をしているんだ?」という人狼系ゲーム
『ワードウルフ』の紹介です。
違うワードで会話を噛み合わせるという不思議な会話ゲームです。
人狼が苦手な人でも楽しめる
「人狼系ゲーム」とは、市民に紛れた人狼を吊るし上げるというのが基本スタイルです。
正体を探り合うドキドキ感や大人数で遊べることで人気がありますが
そのダークな世界観や人数の多さから苦手にしている人も少なくありません。
しかしこの「ワードウルフ」は、2人でも遊べるうえに日常に即した会話をするだけなので
人狼が苦手な人であっても確実に楽しめるゲームです。
なにしろラーメンとか、うどんとかの話をするだけですからね。
ちなみにこのあたりも人狼系(正体隠匿系)といえるゲームです。
それぞれ独自の面白さがあるので、どれもおすすめです。
お題カードとミニホワイトボード
ワードウルフは上の4つと比べても、より万人向けなゲームだと思います。
シンプルなルールで身近なテーマだからです。それでいて奥深い。
いろいろなテーマのお題カードがあるので、どれだけ遊んでも遊び尽くせないです。
どのワードについて話すかは司会者役の人が選びます。
司会者は1枚のカードの中から2つのワードを選んでボードに書きます。
このとき多数派と少数派が出るように書く枚数を変えます。
4人で遊ぶなら、司会者を除く3人にボードを渡すので2枚:1枚になりますし
それより多い人数でも同数にならないようにします。
そうすることで、みんながイルカについて話をしているのに
1人だけはペンギンについて話をしているという不思議な状況になるわけです。
ワードウルフだとバレてはいけない
多数派(市民)の目的は少数派が誰なのかを見破ることであり
少数派(ワードウルフ)の目的は見破られないようにすることです。
もし自分が少数派だったなら、嘘をついてでも周りと話を合わせる必要があります。
ねずみ「知ってる?今年は2月2日が節分なんだぜ」
ミケ「何や、ウソの練習か?そんなんあり得ないやろが」
ねずみ「いやウソじゃねーし!」
クロ「ねずみが言うと全てウソっぽく聞こえるよね」
司会者がお題を選んでる間は、のんびりと待ちましょう。
お題を書きおわったら裏向きにしてテーブルに置きます。
この中の1つだけが違うお題になっているわけです。
グレー「大変お待たせいたしました。こちらお題でございます」
ねずみ「ファミレスかよw」
ミケ「ワシ1番上」
クロ「僕、あまったやつもらう」
ここでボードを開いて自分のお題を確認します。
他の人のお題は見られないので、各プレイヤーは自分が多数派なのか少数派なのか
分からないまま会話をすることになります。
ねずみ(塩か・・・ということは他は砂糖かな )
グレー「ご注文は以上でよろしいでしょうか?それではごゆっくりどうぞ」
クロ「今日はずっとそういうキャラなの?」
探っていく会話
誰がワードウルフか分からない以上、お題が簡単にバレてはいけません。
自分がそうなら負け確定みたいなものですし
そうでなくてもワードウルフに情報を掴まれてしまいます。
ねずみ「伯方のとか沖縄のとか美味いよね」
ミケ「なんや塩か」
グレー「おい!」
これではいけませんね。
テイク2
何にでも大きく当てはまるような会話にして反応を探るのが、まずは基本です。
ねずみ「いつも自然派食品の店でこれを買ってるよ」
クロ「あっ、分かる分かる」
ミケ「ワシはスーパーにあるやつで十分やなあ」
このくらいの会話が良いでしょうね。
自分は市民なのかワードウルフなのか?
他の人の会話にも耳を傾けて、自分と同じお題を持っている人がいないか探しましょう。
もしいたなら自分もその人も多数派ということになります。
クロ「僕は目玉焼きにかけるのが好き」
ねずみ「だよね!それは当然かけるよ(クロは味方だな)」
ミケ「いやいやそれはないわ」
グレー「これ、聞いてるだけで笑えるな」
司会者は誰がどのお題を取ったか、知っていても知らなくても楽しい。
明らかに会話が変だと感じたなら、自分とは違うお題だと考えるところです。
その人がワードウルフかもしれません。
ミケ「ワシはから揚げにかけるぞ。これは絶対」
クロ「から揚げかあ」
ねずみ「ふーんなるほどなあ(ぷっ、何言ってだこいつwww)」
投票タイムと逆転チャンス
3分ほど会話したところで投票タイムに移ります。
誰がワードウルフだと思うかを決めて、その人を同時に指差すのです。
グレー「3分だ。投票タイムに入るぜ」
クロ「あっ普通のキャラに戻った」
ねずみ「いいよ。もう誰がワードウルフか分かったし」
ミケ「ワシもオッケーやぞ」
グレー「ワードウルフだーれだ。せーのーはい!」
ミケ「ねずみ」
クロ「ねずみ」
ねずみ「ええっ!?なんですとーーー」
オプションルールとして、自分が最多票になった場合でも
他の人のお題を当てれば逆転勝ちになります。
ねずみ「じゃあもしかして2人は醤油?」
ミケ「ケチャップやぞ」
クロ「同じく」
ねずみ「ケチャップだとーーー!?」
ミケ「な?目玉焼きはないよな」
これは市民の完全勝利です。
全員で参加する方法
少人数で遊ぶときに、司会者も参加する方法が説明書に記載されていますが
人数に関わらず司会者が参加できる方法を考えてみました。
まずトランプの1~6を用意します。
トランプは裏向きにして置き場所をシャッフルします。
そこから参加人数に合わせて多数派と少数派になるような枚数を取って配ります。
(どこかから3枚・別のところから1枚等)
あとはそれぞれがお題カードに書かれているお題を1~6の番号で見れば
自分の取った番号でお題が決まりますね。
ちなみに2人で遊ぶときは
お互いのお題が同じかどうかを先に当てる勝負になります。
少人数でも気軽に遊べるのにどこまでも奥深いワードウルフ。
日常的な会話が不思議な空間になる、めっちゃ笑えて楽しいゲームです。
もちろんウソじゃあないですよ(*'▽')☆
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