こんなゲームもあるのかあ! 第13回
チャオチャオ
チャオ!
ねずみは以前イタリアに住んでいたので
イタリア語は、かなりペラペラです。
このことは、かなり親しい人も知らないことです。
まあ、そんなわけないですけどね。ミ・ディスピアーチェ(ごめんなさい)
ねずみ、日本から出たことないですからー(´∀`∩
なぜそんなしょうもないウソをついたかと言うと
今回紹介する『チャオチャオ』が
ウソをついたり見破ったりするゲームだからです。
ちなみにCiao(チャオ )はイタリア語が発祥で
「やあっ」という感じの軽い挨拶や
「それじゃ」という感じの別れの挨拶に使われます。
またポルトガル語やスペイン語では、Ciao Ciao(チャオチャオ)と2つ繋げる形で
「そいじゃまたー」という感じになるようです。
これは別にウソではないですよ。
このゲームでは誰かがウソをついたときに、それを見破ることが出来たら
そのウソつきの駒を谷底に突き落とせます。
そのときに「チャオチャオー(あばよー)」と笑顔で言うわけです。
いやーおそろしい。
ウソをついても見破られなければいいのですが
平然とウソをつくのは簡単ではないですね。
目が泳いでしまったり、声がうわずってしまったり
どうしたって、どこかに不自然な感じが出てしまうものです。
だって人間だもの・・・
ウソをつかざるを得ない理由が
チャオチャオは基本的に、サイコロを振って駒を進める双六形式のゲームです。
しかし時に、そのサイコロの出目について
「ウソの申告」をせざるを得ない場面があります。
そんなときに平然とウソをつける人が、このゲームでは強いのです。
ねずみ「チャオー、エブリワン。それじゃ始めるかー」
ミケ「チャオの発音、変やぞ」
ねずみ「えっ、どのあたりが?」
ミケ「ウソやて。そんなのワシだって、よく知らんわwww」
筒に入ったサイコロをカクテル
サイコロは、この筒の中に入っています。
この筒をカクテルを作るように、シャカシャカすることで
サイコロの目を決めるのです。
具体的には、カクテルした後に筒を地面に置いてから、中を自分だけ覗き込みます。
その時に見えたサイコロの目を、皆に申告するのです。
このサイコロには5と6の目はありません。その代わりにバツの目があります。
このバツの目が出たときには、そのことは隠して
「3が出たー」などと、虚偽の申告をするのです。
これがゲーム中、時として
どうしてもウソをつかなければならない理由です。
バツの目が出る確率は6分の2ですから、かなり高いですね。
サイコロを振るときは常にドキドキです。
まあ、通常の目が出る限りは問題ないのですが。
サイコロの目を正直に伝えよう
ねずみ「シャカシャカと。えーと、3だった」
グレー「本当か?」
ミケ「本当に本当か?」
クロ「なんか、あやしいなー」
もしも正直に申告しているのに疑ってしまった場合は
逆に疑ってしまった人の駒が、谷底に突き落とされてしまいます。
なので、ウソをついている確信が持てないときにはそのまま進ませます。
ねずみ「どうする?誰か確認する?」
ミケ「いや、自信ありげやからな。ウソはついてないわな」
グレー「だな。ねずみは分かりやすい」
むやみに人を疑ってはいけない
このゲームをやっていると
ウソを隠すためや、逆に疑わせようとするために
あの手この手を使ってくる演技派な人が必ずいます。
グレー「バツ・・い、いや4だったぜ。失礼」
ミケ「おっ、揺さぶってきとるわ」
ねずみ「そういう演技には騙されないから! いや、逆に怪しいか?」
クロ「うーん、分からない」
ミケ「ほーん。ワシも4だわ」
ねずみ「嘘だっ!!」
クロ「えっ、そうかなあ」
ねずみ「バツじゃなくても、数字を大きめに言ってる気がする」
「実際に出た数字よりも大きい数字を言う」というウソも
もちろんあり得ます。バレなければいいので。
チャオチャオ~♪ と笑顔で谷底に落としましょう
クロ「ちゃんと4だったよ」
ねずみ「げっ」
ミケ「ワシは正直者やで。やだなあ、全く」
ミケ「チャオチャオ~~♪」
ねずみ「うおーー!」
クロ「こっわ」
いろいろな人と遊びましたが、この瞬間がみんな大好きです(*´▽`*)
自分の持ち駒は複数あるので1つや2つ落とされても平気です。
まあ全滅したら終わりですが。
クロ「1だった。はい」
ねずみ「よーし見てろよ。6を出してやる」
ミケ「そのサイコロ、6ないやろが」
バツが出ても動揺しないよう
確率的にはゲーム中何度もバツは出ますからね。
いちいち動揺してはいけません。
ねずみ「げっ、バツだ」
ねずみ「2だったよ。はいどうぞ」
グレー「嘘だな」
ミケ「分かりやすいな。すぐ渡そうとするからな」
ねずみ「は!? 別に普通ですけど?」
グレー「はい、チャオチャオ~♪」
ねずみ「くっ・・・なぜだ、なぜバレる?」
ミケ「ええやん。ウソをつけない良いやつなんやで」
逆転チャンス
ゲームのシステムとして、後からゴールするほど高得点になるので
1人でも生き残っていれば逆転のチャンスはあります。
最後までネバーギブアップですよ。
実際のところ、ねずみはこのゲームでは
人を疑いすぎて自滅するパターンが多いです。
ウソを見破れば、その特典として自分の駒を進められるので
リスクばかりではないのですが。
演技の上手い人多いからなあ(´・ω・`)
チャオチャオ~♪
みんな、人を谷底に突き落とすとき笑顔になるのは
競争社会の闇なんですかねえ・・・
毎日暑いですが、しっかり水分をとって夏バテしないよう頑張りましょう。
ねずみは世知辛い世の中に振り回されて、すっかりバテバテです。
電車、全然座れないしー(ウソじゃなく)
といったところで、チャオチャオ~ヾ(^▽^)
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