えっ!絵が動くの!?
「サイエンス」って聞くとなんかわくわくしますよね。
単に言葉として見れば、自然科学や学問としての科学という意味なのですが
ねずみには、おもしろ実験とか科学アイテムのイメージがあります。
初めて目にする科学の不思議にわくわくしたという経験は、皆さんにもあったはず。
そういう気持ちを忘れている人も今回のサイエンスキットを見たら
きっとサイエンス熱が再演っす\(^o^)/
ということで今回紹介するのは、ストロボの効果で絵が動き出す
ストロボアニメーション・サイエンスキットです。
サイエンスの面白さにハマるための、お手本のようなアイテムですよ。
回転盤とストロボくん
通常、テレビアニメなどで観る2Dのアニメーションは
1枚ずつ描かれた絵を連続して繋げることで動いているように見せています。
このキットも原理は同じで、円状のシートに絵が連続して描かれています。
回転盤をくるくるする
アニメーションシートは回転盤にセットします。
回転盤は真ん中のつまみを持って、コマのように回して使います。
それによってシートの絵が連続するわけですが、
もちろんそのまま肉眼で見ても何が何だか分かりません。
動体視力をトレーニングするアイテムとして使うのもいいでしょうが。
残像が分身の術のようだ。
ストロボの速さをコントロール
ちゃんとアニメーションさせるためにはストロボくんを使うのです。
ダイヤルスイッチを入れるとストロボが点灯し、奥に回すほど高速で点滅します。
1回の発光は1000分の1秒で、1秒間に10~70回発光します。
非情に微細に点滅速度をコントロール出来る凄い子ですよ(*´▽`*)
ちなみにストロボくんのエネルギー源は、単四電池4本です。
上向きにするとライトが切れる構造になっているのも素晴らしい。
チカチカする光を直接見るのは目に良くないですからね。
回転速度と点滅速度をぴったり合わせると、なめらかにアニメーションします。
難しそうですが、最速にしてから少しずつ戻していくとポイントが見つけやすいです。
シートとの距離は近くても遠くても大丈夫です。
アニメーションシートが全部面白い
回転盤に描いてあるニャンコもちゃんと動きます。
これは1番シンプルな6分割のパターンです。
アニメーターを目指している人には中割りの描き方の勉強になりそう。
スポーツ系
アニメーションシートは全部で13枚。1枚1枚がユニークでどれも面白いです。
これはフィギュアスケートのスピン。ニャンコと同じく6分割ですね。
シルエットになっているのでスピンが右回りにも左回りにも見えるやつです。
サッカーのリフティング。こっちは12分割です。
コマ数が多い分さらに細やかに動きます。
うにょうにょ系
これは内側から外側に絵が広がっていくパターンです。
ウナギがにょろにょろと外周に向かって泳いでいくように見えます。
蒲焼き食べ放題ですねえ。
こっちはモナリザがにょろにょろとムンクの叫びに変わっていきます。
どういう発想でこんなことを)゜0゜ (
回転系
これはちょっと凄いですよ!
大・中・小3種類の歯車が噛み合って回転するのです。
ストロボの速度を変えることで、歯車の回転スピードも変わります。
これはもっと凄いですよ!!
それぞれの色が違う速さで回転するのですが
ストロボの速度を変えることで狙った色だけを止めることが出来ます。
ストロボ技術を競うことも出来ますね。
動画を撮ってみた
もちろん動画も撮ってありますよー
このキットの凄さを知るには動画で見てこそですからね。
光が反射して撮影は大変でしたが、ストロボアニメの面白さが少しでも伝わればと。
いやーサイエンス楽しいっすヽ(^o^)丿
こういう凄いものをもっと見つけるべく、自分自身もアニメーションしていきますよー。
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