厳選カードゲーム紹介 第32回
アクエリアス
飲み物のほうじゃあないですよ(^o^)丿
アクエリアス。大自然を繋げるカードゲームです。
ブログを書き始めた当初から、真っ先に紹介したかった面白いゲームなのですが
手に入りにくくなっていたので記事にするのを遠慮していました。
しかしAmazonでチェックしてみると、最近ぼちぼち出品していることも多いので
これなら紹介してもいいかなあと思った次第です。
まあ、またいつ入手困難になるかは分かりませんが。
昨日まで売っていたものが今日見たら在庫切れになっていたり
逆にずっと絶版だったものが、いつの間にか再版やリメイクされていたり。
ゲームも飲み物もそういうものですからねえ。
大自然を繋げるカードゲーム
【元素】
古代から中世において万物の根源をなす要素を「元素」と捉えていたそうです。
ウィキペディアにそう書いてありました(*'▽')
このゲームアクエリアスでは、元素を5つの種類に分類しています。
すなわち「大地」「空気」「炎」「水」「宇宙」
それらが様々な組み合わせで描かれているのが、この元素カードです。
(右下のカードはオールマイティ)
ゲームの目的は同一の元素を繋げていくこと。これは繋げ方の例です。
上2枚は空気の元素で繋がっていますし、右2枚は水の元素で繋がっています。
カードの向きさえ揃っていれば、絵の大きさが異なっていても繋げられます。
そして自分の担当する元素を7枚繋いだ人がゲームに勝利します。
これは宇宙の元素が7枚繋がったところ。
辺で繋がってさえいれば、あちこちで分岐するような形でも大丈夫です。
ゴール(勝利条件)カードとアクションカード
誰がどの元素を担当するかは、ゴールカードを配って決めます。
これは他のプレイヤーには見せないようにします。
勝利条件を隠すという点では正体隠匿系ゲームとも言えますが
みんな当然自分の元素を繋げようとプレーするので、だいたいすぐバレます。
そこで他のプレイヤーの完成を阻止すべくアクションカードを駆使します。
手札を取り替えたりカード位置を変えたりといった、様々なアクションがあります。
(アクションカードは元素カードと一緒に混ぜて配られます)
シンクロ接続でボーナス
最初の手札は3枚ですが、シンクロ接続に成功すると手札が増えていきます。
それは2種類以上の元素を同時に繋げるというものです。
この写真の例では、空気の元素と宇宙の元素をシンクロ接続しています。
みんなで大自然を繋げていこう
共有の場でカードが繋がっていくので、まるで協力ゲームのような雰囲気です。
大自然が繋がるにつれプレイヤーの心も繋がる。そんな美しさが感じられることでしょう。
クロ「ここに繋げるよー」
グレー「おっ、空が広がったな」
ミケ「いい感じやなあ」
ねずみ「みんな順調に繋がっているね」
しかし、そんな美しさは序盤だけの幻想です。
アクションカードの使用を皮切りに、ゲームに勝つための戦いが始まります。
ねずみ「カード移動の効果発動。こっちに移動するぜ!」
グレー「あっ、てめ、俺の宇宙を壊しやがって」
ミケ「おいおい君たち。醜い争いはやめたまえww」
クロ「ロケット発射して、このカードを破壊」
ねずみ「ちょ、何てことを!」
ミケ「おいやめろ。クロ、こら」
グレー「また俺の宇宙が」
場のカードを1枚取り去る「カード狙い撃ち」は強力なアクションカードです。
勝利条件達成へ!
7枚繋げれば勝ちなので、6枚まで繋がってくれば勝利チャンス。
最後の1枚を繋げやすい形にしておけばベストです。
ねずみ「これで勝ち確定だろ。うひひ」
グレー「ヤバいな6枚目だぞ」
クロ「止めたいけど止められるカードがない」
ミケ「ワシも止められるカードはないわ」
ミケ「だから勝利条件交換しようぜ」
グレー「おおっ秘密兵器」
ねずみ「ちょ、ふざけんな!ハイエナ野郎」
クロ「これが大自然の厳しさってやつですね」
ゴールカードを取り替える「勝利条件交換カード」は極悪なアクションカードです。
手札もカード位置も勝利条件までもぐるぐる回っていく様は
まさに移り行く自然を感じさせます。
美しいゲームデザイン。美しく繋がっていくカード。美しく相手を蹴落とす非情な策略。
そんな感じの素敵なゲームです(*´▽`*)
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