ロボラリー ボードゲーム

こんなゲームもあるのかあ! 第15回

ロボラリー

全てのボードゲーマーが心掛けておくべきこと。

それは・・・

「戦いとは、いつも2手3手先を考えて行うものだ」

 

(ガンダムファンなら)誰もが知ってる名言ですね。

先を読むというのは、戦略的なゲームでは大切なことです。

 

しかしこのゲーム『ロボラリー』では

2手3手どころか、5手先まで考える必要があるのでなかなか大変です。

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「ロボラリー」というゲーム名のとおり

このゲームはロボットのレースゲームです。 

様々なマップで、チェックポイントに最も速くたどり着くことを目的にします。

ロボットのデザインがどれもカッコいい(*´▽`*)

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これがロボラリーの舞台。

ボードの裏にもコースが描いてあるので、全部で8種類です。

複数枚を繋げてロングコースにすることも出来ます。

ベルトコンベアや落とし穴、レーザー、回転する地面など

様々な仕掛けが描かれています。

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5手先までの行動をプログラムする

これはプログラムカードです。

これを使ってロボットの行動をプログラムします。

各プレイヤーに9枚ずつ配られた中から5枚のカードを選んで

5手先までの行動をあらかじめ決めてしまうのです。 

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例えばこんなふうに並べたとします。

左から順に1回目の行動、2回目の行動というように

5回目の行動までがプログラムされました。

5手先まで考えるというのは、そういうことです。

プログラムされた通りにロボットは動いていきます。

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上の例では、ロボットの動きは以下のようになります。

①3歩前進

②左を向く

③1歩前進

④右を向く

⑤1歩前進

 

 

まあ、手動で動かすんですけどね(´∀`∩

アナログゲームなんでね。

ええと3歩前進して左を向いてと。

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押したり押されたり、流されたり落ちたり

このゲームの何が面白いかって

複数人でプレーすると、他のロボットに押されて

思いもよらない方向にロボットが進んでしまうことです。

1マスずれただけで、ベルトコンベアに乗って運ばれてしまったり

自分から落とし穴に落ちてしまったり。

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マップごとに指定されたチェックポイントを通っていくのが目的ですが

配られる手札次第なところもあるので、思い通りに進むのは簡単ではありません。

かなり大変なので、短時間で遊びたいときは

チェックポイントを1カ所だけに減らしたりしています。

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戦いとは5手先まで考えて行うものだ!

マップがでかくて個人ボードも人数分使うので、けっこう場所を取ります。

広い場所で遊びましょう。

 

ねずみ「手札9枚ある?それじゃ始めようか」

ミケ「ワシがアムロで、お前ブライトな」

ねずみ「アムロなら、ワシとか言うな!」

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マップを見ながら5手先まで、どのように動くかを確認しつつ

カードを裏向きでセットしていきます。

このゲームをやってると、みんな必ずこのときに

ぶつぶつと独り言を言い始めるから面白い。

 

ねずみ「ええと、前に2歩。さらに前に1歩。そこから右を向いて・・・」

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ロボットの動きが面白い

気を付けないと、左右を間違えてプログラムしてしまうことも。

1つでも間違えると、その後の行動が全部意図しないところに進んでいくことに。

 

ねずみ「クロ、なんで壁のほうを向いて前進にしたのさ?」

クロ「右に向くつもりだったのに間違えたー」

ねずみ「あー。あるある」

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あるいは、配られた手札に「直進」が入っていないと

その場でくるくる回るしかなかったり。

 

グレー「くそー。ずっと同じところで回ってるだけだ」

ミケ「あー。あるある」 

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他のロボにすごい勢いで押されて、画面外に押し出されたり。

その場合、残機が減ってスタート地点からやり直しです。

 

ねずみ「おい押すなよ。絶対押すなよ」

ミケ「いや、手札に直進しかなかったんや」

クロ「あー。あるある」

ねずみ「ねーよ!」

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ロングゲーム

やったことないですが、1度やってみたいのは

ボード2枚を使っての8人プレー。

たぶん4時間はかかるでしょうが、ロボット同士の押し合いが増えるので

そうとう面白いだろうと思います。

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基本的にはじっくり遊びたいゲームですが

チェックポイントを置く場所は自由に決めればいいので

短時間で遊ぶことも出来ます。 

そういう遊び勝手の良さがあるので、かなりお気に入りのゲームです。

 

囲碁や将棋もそうですが、先を読むってやっぱり面白い。

まあ、私生活では先のことは何にも考えていないんですけどね\(^o^)/

 

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