アレンジした遊び方を考えてみる 第4回
「令和ババ抜き」
ついに新元号が発表されましたね。
ニュースを見ていたら、各企業の動きの速いことといったら。
まあせっかくなので、ねずみも便乗して
今回のゲーム名に「令和」を使ってみました(´∀`∩
といってもただ付けただけではなく、その名に相応しい自信があります。
自信というのは記事のことではなく、ゲーム内容のことです。
つまり、ねずみの書く文章はたいして面白くなくても
このゲームは絶対面白い!
という自信です。
今回のテーマは「新しいババ抜きの遊び方を考える」
ババ抜きといえば、最後にジョーカーを残した人が負けというアレです。
遊んだことがない人を見つけるのが難しいくらい、誰もが知ってるトランプゲームですね。
ミケ「ほれほれどっちを取るんや~」
クロ「こっち・・いやこっちかな・・うーん」
ねずみ「・・・」
確かに普通のババ抜きも、こういう場面が面白いと言えば面白いのですが
いまさら「ババ抜きしよう」と言われてワクワクするかというと・・・
どうせなら、もっと面白い遊び方にしたいと
ねずみは思ってしまうのです。
ジョーカーを入れず、1枚を無作為に抜いてから遊ぶ「ジジ抜き」なんていうバリエーションもありますが・・・
そういうことではなく、何が言いたいかというと
(゚Д゚)ノボーっと遊んでんじゃねーよ!
新時代のババ抜き
もう普通のババ抜きはいいでしょう。
元号も変わるわけですし、新時代のババ抜きをねずみが発案しておきますよ。
というのが今回の『令和ババ抜き(全方位スピードババ抜き)』です。
こいつの面白さを知ったら、もう普通のババ抜きには戻れないぜ。
基本的なルールは普通のババ抜きと同じですが、大きな違いが3つだけあります。
①引き抜く相手を決めない。→誰からでもカードを引き抜けます。
②引き抜く順番を決めない。→決まった手番がないということです。
③ババを入れない。→(∩´∀`)∩それ、ババ抜きじゃねーじゃん!
令和という新時代へのスピード感を表現
まあどんな感じか見てください。
まずは均等にカードを配ります。先ほど書いたように、ジョーカーは入っていません。
カードが配られた時点から戦いは始まっています。
短距離走者がスタート合図を待つがごとく、気合をみなぎらせる必要があるからです。
どうですか。このネコ達の闘志あふれる表情は。
ねずみ「それでは令和ババ抜きを始めます。位置について、よーーい・・・」
ねずみ「スタート!」
ミケ「オラオラオラオラ!」
グレー「はいはいはいと」
クロ「えーとえーと」
ねずみ「あれ、同じの全然ない・・あれっ」
まずは普通のババ抜きと同様に、手札にある同じ数字をセットで場に捨てていきます。
普通のババ抜きなら、この作業は別に急ぐ必要のないところです。
しかし『令和ババ抜き』では違います。ボーっとしている暇はありません。
最速で手札整理する必要があります。
というのも作業の速いプレイヤーは、どんどん次のプレーに移れるからです。
ミケ「これもらい」
グレー「おう」
クロ「じゃあこっち」
ねずみ「うわ、もう始まってる!?まだ手札整理が」
それこそ手札を整えている間に、他のプレイヤーが上がってしまうことさえありえるのです。
もちろん、一番早く手札がなくなれば勝ちです。
手札が減ってからが勝負
このスピード感こそが、新時代のババ抜きです。
そしてこのルールの素晴らしく良く出来ているところは(←自画自賛)
手札が少ない人ほど「引き抜かれる対象」にならないことです。
クロ「それ」
ミケ「ほらよ」
クロ「っと、あと1枚じゃん。あぶない」
ミケ「ちっ、見えてたか」
残り1枚なら普通は誰も取ってくれませんね。
意外と、勢いで取らせてしまうことも出来ますが、それもまた面白いところ。
基本的には手札の少ない人からは取りたくないので、最後は自力で上がるしかありません。
ミケ「おら、引いた!上がりだぜ」
ねずみ「はやっ!まじか」
このワチャワチャした、お祭りのような面白さとスピード感は
以前紹介したカードゲームの「ピット」と似ています。
参考にしたわけではないのですが、遊んでいて思い出しました。
ピットも激烈に面白いですが、令和ババ抜きのスピード感も引けを取らない面白さですよ。
1位だけを決める
さてジョーカーを入れないので、最後はこんなふうに2人が1枚ずつ
同じカードを持つ形になります。
クロ「ほらー。ねずみ、取れよ」
ねずみ「やだよ。取ったらそっちが先に上がりになる理屈じゃん」
ミケ「両方負けでええやろが」
こうなるとどちらもカードを取れないので、やはりシンプルに1位だけ(あるいは2位まで)を決めればいいと思います。
今回の完成ルール
同じルールのままでジョーカーを入れても面白いかもしれませんが
スピード感を楽しむなら、やはりジョーカー抜きのほうがいいと思います。
《使うもの》トランプ 新時代「令和」へ走りだす意志
《推奨プレー人数》3~6人
《勝敗》手札がなくなれば勝ち
【基本ルール】
スタートの合図まで、手札は裏向きの山にしたままとする
同じ数字が手札に2枚あれば、いつでも場に捨てることが出来る
いつ誰からでも、カードを取ることが出来る
手札整理を終えずに他のプレイヤーのカードを取ることも自由
【マナー】
カードを取るのを邪魔するようなセコイことは、あまりしないようにしましょうね
スピード感をコンセプトにしたゲームを発案しておいてあれですが・・・
令和は、ゆったりとした時代であってほしいと願っています。
れいわ~~ (*´▽`*)
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