ドッヂビー中当て 多人数運動遊び

多人数で出来る運動遊びの紹介 第9回

ドッヂビー中当て

「DODGEBEE(ドッヂビー)」という柔らかいフリスビーがあります。

ねずみの超お気に入りアイテムです。

かなりの距離を安定して投げられて、当たっても(そんなに)痛くないという

まさにドッジボールをするためのフリスビーです。

 

それなりの値段はしますが、すごく気に入っているのでたくさん持っています。

あちこちの教場に置きっぱなしにしているのを全部集めたら20個以上はあるかも。

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裏側はこんな感じ。

大きさは3種類ありますが、どの大きさでも安定した軌道で投げられます。

キャッチしやすいので一番大きいサイズがお勧めですが。

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生徒たちの中には無理やり折り返して遊んだりする子もいますが、それでも形が歪んだりしないのがすごいところ。

丈夫で長持ち。良いアイテムだなあと思います。

 

ドッヂビーを使って遊ぶ 

 

ねずみ「はい今日もがんばりましたー。ってあと10分あるのか」 

生徒B「先生、ドッジボールー」

ねずみ「君は、あいかわらずそれしか言わないな」

生徒C「何か面白いのがいいー」

ねずみ「うーん、そうだよなあ。じゃあドッヂビー出すかねえ」

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生徒S「なにそれ、はじめてみる・・」

ねずみ「あ、そうか。Sちゃんは見たことなかったか。先生たちが投げるから当たらないようによけるんだよ」

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中当て形式

まずはドッヂビーを使った中当てです。

必要なものは先生2人とドッヂビーだけですが、ドッヂビーはたくさんあったほうがいいです。

仮に生徒数が20人なら6~10個は欲しいところ。

 

そして先生2人は、このように両サイドに立ちます。

ねずみ「よーし、広がってーーー」

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ねずみ「いや、みんな近い近い。バック、もっとバック。ネコ先生の近くまで下がって」

生徒E「なんでー」

ねずみ「そんな近くじゃよけられないでしょうがー」

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ドッヂビーが、すーーっと真っ直ぐ飛んでくるところを

見ながらよけるのが楽しいので

まずは十分な距離を取らせるようにします。

 

 

ねずみ「オッケー、いくよー。どんどん投げるから全部よけるんだよー。フリスビーを拾うのは絶対なしだからねー」

↑重要な指示です。これをしつこく言わないと、みんな拾いたがるので。

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準備が出来たら「よけてー」と言いながら、投球間隔をあけずにビュンビュン投げていきます。

ねずみ「よけてー。よけてー。よけてー。よけてー」

生徒「うひゃあああぁ」

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次々に飛んでくるのを避けるのが楽しい。

たくさんあったほうがいいのは、このためです。

 

移動を待って必ず交互に投げる

飛んできたフリスビーは、逆サイドの先生が素早く拾い集めます。

どんどん飛んでくるのを集めるのは、けっこう忙しい。

 

ネコ「にゃっと、にゃっと、にゃはー」

ねずみ「ネコ先生ー、もう1個いったー」

先生が2人いない教場では、しかたないので投げたあと反対側まで走って自分で拾ってます。

めちゃ大変ですがね。

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全部拾ったら、今度はこちらから投げていきます。

このように必ず交互に投げるようにしてください。

両サイドから同時に投げると混乱して、うまくまとまらないので。

ねずみ「みんな今度はこっちに来てー。もっとこっちにー」

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ネコ「よっしゃ、そろそろいいかニャ」

このように生徒たちが距離をとるのを少し待ちます。

 

 

ネコ「おらっ、おらっ、手裏剣、手裏剣!」

生徒D「あてっ」

ねずみ「ほらー。もっと下がらないとよけられないでしょーー」 

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当たっても退場したりせず、そのまま続けます。

それぞれのサイドから3回ずつくらい投げればいいと思います。

 

ドッジボール形式

今度はドッジボール形式ですが、その前にまずは投げ方を覚える必要があります。

それをしないと、野球のピッチャーみたいな投げ方をする子も多いので。

 

ねずみ「はい、ネコ先生のまねをしてください。まず右手を上げてー」

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ねずみ「だっこしてー」

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ねずみ「シュパっと投げる」

ネコ「にゃぱっ!」

生徒R「にゃぱっ」

ねずみ「この時これがピザだと思って、上に乗ってる具が落ちないように平らにすること」

生徒K「先生ーマルゲリータでいいー?」

ねずみ「ん?いやピザの種類は別になんでも」

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キャッチボール(キャッチビー?)練習 

ドッヂビーの数に余裕があれば2人に1つ渡して、キャッチボールのような形で練習をさせるのがいいです。

あまり数がなければ3~4人に1つで。

 

そしてそれぞれの生徒の投げ方を見て回りながら、投げ方が変な子を直していきます。

ねずみ「F君それ違う、それは野球の投げ方。さっき練習したでしょー」

生徒F「そだねー」

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あとは、外野もある通常のドッジボール形式にするだけです。

今度は、もちろんキャッチもありで。

そして試合の様子を見ながら、ドッヂビーの数を少しずつ増やしてみるのも面白いです。 

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ドッヂビーを使うと普通のドッジボールとは、また違った感じになります。

こういう変わったアイテムを使うのは、なかなか楽しいですよ。

 

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