厳選カードゲーム紹介 第21回
タイムボム
様々な思惑が渦巻く、この現代社会。
何かと騙されやすいねずみは
昔より少しだけ疑り深い性格になってしまいましたよ(´・ω・`)
分割払いで安いような気にさせる商法やめれー!
高額にしたのを割り引いて、お得感を出す商法やめれー!
税抜き価格で表示するのやめれー!
全く恐ろしい世の中だぜ 。
ということで今回は
騙し合いの傑作カードゲーム『タイムボム』の紹介です。
傑作なんて書いて、騙そうとしているんだろうと
お疑いの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ねずみはいつだって正直だと近所でも評判なので大丈夫です( ̄▽ ̄)
タイムポリスは正体隠匿系のゲームです。
正体隠匿系のゲームは、人狼の大流行をきっかけに数多く誕生しましたが
このゲームほど遊びやすいゲームはないでしょう。
「ワンナイト人狼」もそうとう面白いですが、遊びやすさではタイムボムのほうが上だと思います。
タイムポリスVSボマー団
このゲームが遊びやすいのは、役割(陣営)が非常にシンプルだからです。
正義側の時空警察(タイムポリス)と、悪者側のボマー団
各プレイヤーは、そのいずれかの役割を受け持ちます。
スパイは拡張ルールでの使用なので最初のうちは使いません。
分かりやすいから面白い
これは導線カードです。
タイムポリスの目的は爆弾を解除すること。
ボマー団の目的は解除される前に爆弾を爆発させること。
役割と目的が分かりやすいので、初プレーでも遊び方がすぐに理解できる。
そしてゲームが分かりやすく盛り上がります。
配られた導線カードは自分でシャッフルして、自分の前に裏向きで並べます。
その中にもし解除カードがあるなら
タイムポリスならそれを開けたい。
ボマー団ならそれを開けさせないようにしたい。
そのシンプルな思惑の違いがあるので、分かりやすい駆け引きが始まります。
分かりやすいからこそ面白いのです。
お前を信じる俺を信じろ!
まずは陣営カードを配ります。
4人で遊ぶ場合、ボマー団が1人になる場合と2人になる場合があります。
ミケ「そう言えばタイムボカンって面白かったよな」
ねずみ「だから、お前は昭和何年生まれなんだ!」
どちらのカードが来たとしても
言動や表情で正体がバレないように気を付けましょう。
正体隠匿系ゲームはポーカーフェイスが大事です。
ねずみ「ほー。なるほどー(ボマー団か!)」
導線カードは各自に5枚ずつ配られます。
その中に、解除は4枚(遊ぶ人数と同じ数)
ボムは1枚入っています。
カードを確認したらシャッフルして裏向きに並べます。
ねずみ「うむー。ボム来ないか」
信頼は地道に築き上げるもの
最初のニッパー係は、全てのカードの中から1枚を選んでオープンします。
時限爆弾の導線を切るイメージですね。
ここでさっそく、それぞれのプレイヤーの思惑が交差します。
グレー「俺のとこはやめとけ。ボムがある」
クロ「ここ解除2枚入ってるよー」
ミケ「ワシのとこは解除1枚や」
ねずみ「なるほどなるほど。となると・・・」
ねずみ「うーん、じゃあクロのところを開けるよ」
クロ「オッケー」
ミケ「おう。解除当てろよ」
ねずみ「任せろ。絶対当ててやる(外れろ外れろ・・・)」
ボマー団としては本当は、ボムがあると言っている人のカードを開けたいところ。
しかしそれではボマー団だと即バレする上に、ボムが出る確率は5分の1。
外せばそれ以降は、何を言っても聞いてもらえなくなるでしょう。
ゲーム序盤は信頼を得るほうが大事です。
ねずみ「うわっ!解除でた」
クロ「うわっ?」
ミケ「おっしゃ、ねずみグッジョブ!」
グレー「解除キターーーーー」
ねずみ「お、おっしゃー」
ボムが出る前に解除が4枚出れば、タイムポリスの勝ちです。
まずは1枚発見。
そしてボマー団だとバレないためには
解除が出て残念でも、喜ぶ演技をしなくてはいけませんね。
手番は信頼と思惑で回る
次のニッパー係を選んで、ニッパーを渡します。
このルールがあるので、序盤に信頼を得ておく必要があるのです。
ねずみ「じゃあ信頼出来そうだからクロに渡すよ・・・」
クロ「わーい」
ミケ「ねずみ、なんか悔しそうやな?」
ねずみ「べ、別にい」
これを4回繰り返したら第1ラウンド終了です。
オープンした4枚のカードを外してから、全部のカードを配り直します。
つまりラウンドごとにカード枚数が減っていくのです。
自然と緊張感も高まっていきます。
ミケ「洗牌洗牌♪」
ねずみ「いや、麻雀じゃねえから」
ボマー団が勝つには
ボマー団としては、自分のところにボムが来たら大きなチャンス!
ニッパー係が自分なら自分でカードを開けるし
他の人だとしても開けてもらうように説得すればいいのです。
ねずみ「ボムきた!これはチャンスだ」
ねずみ「今回は自分のところを開けてみるよ。解除2枚あるしさ」
ミケ「ほーん」
グレー「なんか急に早口になったな」
ねずみ「えっ、そんなことないよ。別にそんなこと」
ねずみ「解除じゃねえか、ちくしょー!」
ミケ「解除2枚目キター!」
クロ「ちくしょー?」
ねずみ「うぐ・・・ちくしょー、最高だぜ!」
しかし、完全にタイムポリスだと思っていた人がボマー団だったりするから
このゲームは最後まで分かりません。
グレー「そこ、たぶんボムあるから気を付けろ」
ミケ「ええんや。ワシ、ボマー団やから」
ねずみ「ええっ、マジで!?仲間だったん?」
これがまさに正体隠匿系ゲームの面白さですね。
そして遊ぶほどに奥の深い心理戦になるから、このゲームは凄い。
タイムポリスが、あえてボマー団のふりをして反応を探ったり
ボマー団だとバレてからそれを逆手に取ったりと。
何より、それも含めて軽いノリでわいわい遊べるのが最高です。
本当に良いゲームですよー。
ウソじゃないですよー(*´▽`*)
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