厳選カードゲーム紹介 第10回
キャット アンド チョコレート -幽霊屋敷篇-
毎年東京ビッグサイトで「ゲームマーケット」というアナログゲームのイベントがあります。
これですね↓
かつては浅草の産業貿易センターで行われていました。
キャットアンドチョコレートは、その頃のゲームマーケットで
体験プレーをして即買いしたものです。
何これ面白い、めちゃくちゃ面白いと、1度遊んだだけで十分に分かりました。
教室のゲーム置き場にも限りがあるので、ねずみがその場でゲームを買うときは
本当に面白いと確信したときだけです。
めっちゃ面白いのです。
キャットアンドチョコレートで遊ぶキャットたち
まずはアイテムカードを3枚ずつ配ります。
ゲームタイトルである「キャット」と「チョコレート」はアイテムカードの中の1つです。
それ以外にも色々なアイテムがあります。
ねずみ「手札オッケー?じゃあ始めるよ」
ミケ「どうせならチョコ食いながらやりたいんやが」
グレー「だな」
ねずみ「それは自分で買ってこい!」
手番プレイヤーは、中央の山からイベントカードを1枚オープンします。
舞台背景として、プレイヤーは幽霊屋敷の中にいて
今まさに何らかの危機が迫っています。
どんな危機が迫っているのかが、このイベントカードに書いてあるのです。
ねずみ「化粧室。ええと・・左右の壁が迫ってくる。このままでは押しつぶされる」
ミケ「ほーん。便所でぺちゃんこか」
これは大ピンチですね。用を足していたらなおさら。
このピンチを手持ちのアイテムカードを駆使して突破します。
次の山札の表記が「choose 1」になっているので、使うアイテムは1枚のみです。
ねずみ「じゃあジーンズ使う。ジーンズをはいて動きやすくなってから、天井まで壁を登る」
こんなふうにアイテムをどのように使うかを、説得力を持って語ります。
これで危機を脱したかどうか判断するのは他の全プレイヤー。
全員手を前に出します。そして合図で一斉に親指を上か下に向けます。
親指を立てれば認める、
親指を下に向ければ認めない。
せーの・・・
全ネコ「アウトー」
( ̄ー ̄)p ( ̄ー ̄)p ( ̄ー ̄)p
ねずみ「ええーなんでー?」
ミケ「ジーンズで動きやすくなる意味が分からんが」
クロ「はいてる間に潰されるのでは」
ねずみ「うん。まあ・・・そやね」
アイテムは指定枚数使い切る
次の山札の表記が「choose 2」なので
この場合はアイテムを2枚使う必要があります。
クロ「時計塔。ひどい眠気に襲われる。だが眠るわけにはいかない」
ねずみ「何で寝ちゃいけないんだろ?」
ミケ「テスト勉強でもしてるんか」
クロ「チョコを食べながらチェーンソーを持って暴れる。眠気くらい吹っ飛ぶ」
ねずみ「それは目が覚めるなw」
ミケ「チョコあんまり活かしてなくね?」
イベントカードは、いろいろなシチュエーションが出てくるから面白い。
ミケ「客室。チェーンソーを持った男が襲いかかってくる。お前か」
ねずみ「チェーンソー男ww さっきのクロじゃんww」
今度は3枚。アイテムを3枚全て使うのはかなり難しい。
周りが納得するだけの、説得力ある使い方をする必要があります。
ミケ「まず鍋の蓋で、チェーンソーを1回ガードする」
グレー「それ、できるんか?」
ねずみ「まあまあ」
ミケ「そしてバナナの皮をまいて男の足をすべらせる」
ミケ「素早くタキシードに着替え、こう言う。静粛にしたまえ」
グレー「おお、かっけーじゃん」
ねずみ「ぷっw」
クロ「それ、よけい暴れるのでは」
こんなゲームです。
いかにアイテムをスマートに使うか。
機転と発想力ですね。
使い道なさそうなアイテムほど、苦しい使い方になるのがだいぶ面白いです。
練習問題
では練習用に1問出してみます
「踊り場。頭上からシャンデリアが落ちてくる」
これらのアイテムを好きな数だけ使って、この危機から脱出してください。
何か名案を思い付いたらコメント欄にお願いしますヾ(^▽^)
キャット アンド チョコレートは、幽霊屋敷篇以外にも
「ビジネス篇」や「日常篇」などいろいろとシリーズが出ています。
人気の高さがうかがえますね。
ビジネス篇も「会社に遅刻しそう」とか、危機が生々しくてそうとう面白いです。
コネがあれば、だいたい大丈夫でしょうが・・・
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