厳選ボードゲーム紹介 第33回
ハイパーロボット
頭脳明晰な皆さま、こんちくわ。
今回は めっさ頭を使う究極の頭脳ゲーム『ハイパーロボット』の紹介れす。
このゲームで遊ぶと超頭良くなるんすよ!まじヤバイっす。
と、頭の悪そうな文章しか書けないねずみです(^o^)丿
誰と遊んでも大好評なゲームなので、ずっと紹介したいと思っていましたが
入手するのが難しくなっていたので紹介をためらっていました。
しかし最近はネット上で売っているのを、ぼちぼち見かけるようになったので
これなら書いてもいいよなあと思った次第です。
本当に良く出来たゲームですよ、ハイパーロボットは。
目的地に着くための最適解を見つけ出すというパズルゲームですが
このゲームの頭を使うことと言ったら
それはもう右脳も左脳も振り絞るように限界まで使います。
というか、そうしなければゲームに勝てませぬ。
究極の頭脳ゲーム
こういうゲームで遊ぶと強く実感しますが
人には「頭を使うのが楽しい」という感情が間違いなくあります。
それがあるからこそ、この世界にはたくさんのパズルが存在しているし
いつの時代もクイズ番組は安定して人気があるわけです。
ハイパーロボットの楽しさは、まさに頭を使う楽しさ。
その点では『ラミー』に匹敵するほどです。
「ハイパーロボット」と「ラミー」
どっちのほうが頭を使うかと言われたら、どっちなんだろう。
頭脳ゲームの2トップですな。
無限大の組み合わせ
このゲームの舞台は4枚のボードを繋げて作ります。
それぞれのボードに表と裏があるので、全部で96通りの組み合わせがあります。
ということは少なくとも96回は遊べますね。
それに加えて4体のロボットの初期位置を自由に決められるので
パズルのパターンは、まさに無限大。
ハイパーロボット発進準備完了しました!
ちなみに、こいつらはハイパーロボットなんて呼ばれてるくせに
壁に当たるまで直進することしか出来ないという
なかなかのポンコツっぷりです(´・ω・`)
ポンコツロボットたちが目的地を目指す
まずはチップを1枚めくります。
そこに描かれたマークの場所に、その色のロボットを到着させるのが目的です。
(チップはロボットと同じ4色のカラーがあります)
めくったチップと同じ赤いマークが画面中央にありますね。
では赤ロボットをどう動かせば、この場所にたどり着けるか考えてみてください。
簡単そうですが先ほど書いたようにこいつらはポンコツなので
壁に当たるまで、どこまでも直進してしまいます。
力を合わせればハイパーロボット!
【1】まずは右に向かって直進させます。
ギュイーーーーーン、ガツーン!
壁に当たって止まりました。問題はこのあとです。
このまま下に進めたら、目的地の列を通過して壁まで行ってしまいます。
【2】そこで今度は、黄色ロボットを発進させます。
やはり壁にドカンと当たって止まりますが、これでいいのです。
あとはもう簡単ですね、
【3】赤ロボットを下に向かって再発進。黄色ロボットにぶつかって停止。
【4】続けて左に向かって直進。
以上4手で目的地に到着しました!
このように他のロボットと力を合わせることで、どんな場所にでも到着出来るのです。
みんなで一緒にハイパーロボット
全員同時に同じパズルに臨むので、何人いても遊べるのがいいところ。
2人でも30人でも、同じように遊べてしまいます。
ミケ「ロボットっといえばガンダムだよな」
ねずみ「ガンダムはロボットじゃねえ。モビルスーツだ!」
グレー「じゃあエヴァンゲリオンは?」
クロ「ドラえもんは?」
チップは中央に置くのが正式ルールですが
目的地に置いてしまうほうが分かりやすいのでオススメです。
グレー「ここだな」
ねずみ「オッケー。緑だな」
ミケ「ふむ、楽勝やな」
最適解を脳内で考える
実際に動かしながら考えるわけにいかないので
全て頭の中で考えるしかありません。
1つ1つの動きを右脳でイメージして、何手かかるかを左脳で数えます。
ねずみ「まず緑が動いて123、赤が45、青が67、それから・・・」
数えるのは、その数を発表する必要があるからです。
手数を言ってから砂時計をひっくり返します。
その後さらに少ない手数を見つけた人は、時間内であればどんどん発表します。
ねずみ「分かった9手だ!砂時計スタート」
グレー「俺は5手だ。5手を見つけたぞ」
クロ「えっ、2手でいけるよ」
ねずみ「にゃにーー!?」
ルートは何通りもある
時間内に最も少ない数を発表した人から挑戦権を得ます。
成功すればチップ獲得です。
クロ「こうしてゴールするだけ」
ねずみ「うはっ、そっちのルート見てなかったしww」
ボードは広く見ていないと、こういうシンプルな手を見落とすことも。
ミケ「ワシは1手やが?」
クロ「その発想はなかった」
ねずみ「なるほど! ってルール無視すんなや!」
練習問題にチャレンジ!
ボード1枚だけを使うと入門用ゲームが出来ます。
それぞれの色のロボットを、同じ色のマークにたどり着かせてみましょう。
ハイパーロボットの楽しさの片鱗が感じられるはずです。
どの色のロボットもいろいろな上がり方が出来ますが
なるべく少ない手数になるようにしましょう。
「なんだ楽勝じゃないか」と思った人。4枚ボードはこの4倍難しいですからね!
そしてもちろん面白さも4倍です。
このロボットのようにポンコツなねずみですが
仲間と力を合わせることと、周りを見渡すことの大切さを
このゲームから学びましたよ。
もしかして少し頭が良くなったかもー(*´▽`*)
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