こんなゲームもあるのかあ! 第22回
ピラニアペドロ
ボードゲームの記事を書くときの1番の悩みが
面白いゲームを紹介しても、すでに売っていないケースが多々あることです。
それはスネ夫がゲームを自慢しているだけみたいで心苦しいのです。
お菓子ブログだろうと家電ブログだろうと、そういったことはあり得るでしょうが
ボードゲームは本当に、長く売られ続けるものが限られていて
多くのものは気が付くと入手難易度が上がっています。
今回紹介する『ピラニアペドロ』も、手に入れるのは難しいでしょうが
このカテゴリー「こんなゲームもあるのかあ!」では
入手難易度に関係なく、ひたすら変なゲームを見せたいというのが元々の趣旨でした。
なので今回は初心に帰って
ともかく見せたい、というだけの変なゲームをチョイスしました。
(^o^)丿ちょいっすー
外箱のイラストからしてだいぶユニークですが
説明書が漫画で描かれているのも面白い。
ドイツ語ですが、訳さなくてもルールがなんとなく分かるのがいいですね。
右往左往するペドロ
島に立っているのが、このゲームの主人公「ペドロ」です。
周りに見える魚はピラニアです。
考えてみたらピラニアって淡水魚なので、ここは大きな川ということですね。
この記事を書くまで海だと思い込んでいました。
カードで進行方向を決める
ペドロはカードによって東西南北に歩きます。
山の方向・滝の方向・村の方向・太陽の方向の4通りで表示されています。
矢印の数は歩数を表します。
例えばこのカードなら太陽の方向に3歩進むわけです。
しかしこのまま進むと、2歩目と3歩目は水の中に落ちてしまいますね。
そこで、各プレイヤーに最初に配られる「石」を足元に置きます。
これで川に落ちることはないので安心です。
本物の石!!
この石が実は本物の石なのです。
数えてみたらなんと190個も入っていました!
50個もあれば十分なルールなのに、いったい何を考えているのか!?
そもそも本物の石を使う必要があるのか!?( ゚Д゚)
ペドロと石を大切に
手札から出すカードは、あらかじめ全員が選んでから同時に出すので
他のプレイヤー次第でどこを歩くことになるか分かりません。
もしペドロがピラニアに当たったりボード外に行ったり
石が足りなくて川に落ちたりしたら、そのプレイヤーはアウトです(3アウトで脱落)
といって安全策で、1歩ずつしか動かないようにしていると
次の回で補充される石の数が減ってしまいます。
他のプレイヤーの動きを予想しながら、思い切って動く必要があるのです。
攻めるも守るも石(意志)しだい
石を4個持ってスタート。
遊ぶ人数が少ないほど読み合いの要素が強くなります。
2人で遊ぶなら、相手が選ぶカードを完璧に当てるくらいの気持ちで戦いましょう。
カードは2枚ずつ選んで交互に出していく形です。
ミケ「さてと、メンタリストの凄さを見せてやるかな」
ねずみ「いつからメンタリストになったんだよ!」
普通は自分の石を減らしたくないので
なるべく川に落ちないように動きたくなります。
しかし性格の悪い人ほど、石を全部使ってでも危険地帯に行って
相手を陥れようとします。
ミケ「村方向に2歩や」
ねずみ「くっ・・なんて危険なムーブをするんだ」
ミケ「これがメンタリズムです」
ねずみ「そうなのか!?」
多人数ゲームで石だらけ
遊ぶ人数が多いほど運の要素が強くなります。
そうなると、一転してパーティーゲーム的な面白さになります。
ねずみ「あかん詰んだ。もう石がない」
ミケ「石がないなら お菓子を使えばいいじゃない」
ねずみ「ちょっと何言ってるか分からない」
グレー「そういえば横浜名物シルクアーモンドに似てるな」
多人数だと使う石も増えるので、石の道もどんどん伸びていきます。
それでもまあ190個は使わないでしょうが。
これが横浜名物「横濱シルクアーモンド」
ゲームの石を見ていたら頭に浮かんで、ついつい買ってきてしまいました。
この「シルクアーモンド」と「馬車道十番館ビスカウト」が
ねずみのお気に入り横浜名物です。
てな感じで、たまにはお菓子ブロガーになってみたりして(*‘ω‘ *)
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