ゴールデンカムイの世界 網走監獄とアイヌの文化を体験した

北海道旅行記その3 網走から陸別まであれやこれや

旅行後半もあちこち見て回りましたので

ダイジェストのような忙しい記事です。今回は。

3回もあれば、見たところを全部書ききれると思ったけど

全然足りないわあ(´・ω・`)

載せきれなかったところは、番外編として書くことにしようと思います。

 

岬めぐりと、ルパンめぐりの第1回・第2回はこちら。

道東の岬めぐりは果てしなく広大でソフトクリームが美味すぎた - 遊びの教室とまとくんブログ

モンキー・パンチの生誕地 浜中町はルパンがいっぱいな場所だった - 遊びの教室とまとくんブログ

 

タオルも凍る、マイナス15度を体感する

まずは網走にある「オホーツク流氷館」から。

巨大シアターやオホーツク海の生き物の展示など、見どころ満載の施設です。

それこそ、ここだけで1記事に出来るくらい。

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特に面白かったのは、流氷体感テラスです。

ここではなんと、マイナス15度の世界を体感できるという。

入り口で防寒着と濡れタオルを借りられるのですが

何で濡れタオルを貸し出すのか、ねずみはすぐに察しましたよ。

つまり、振り回すと凍るので試してみてね、ということなのです。

うわー、めっちゃ楽しそう(*´▽`*) 

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おおお・・凄まじい寒さ。これがマイナス15度か。

中には本物の流氷があって、触ることも出来ます。

あんまり触っていると皮膚がくっつきそうなので危ないですが。

「ヤバい、これはヤバい。寒すぎる」と震えつつも、ブログのために写真を撮りました。

デジカメが壊れるんじゃないかと心配しましたよ。

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しかし、タオルが凍る写真だけは何としても撮らねば。

(∩´∀`)∩ さすがねずみ。ブロガーの鏡だぜ!

 

右手にはデジカメ。左手で濡れタオルをブンブンする。

うおっ、本当に凍った!!

なんということでしょう。タオルがお煎餅のように。

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オホーツクにて第三のソフトを食す

タオルが凍ったことに満足して、屋上に向かう。

屋上は展望テラスになっていて

360度の大パノラマで広大な景色を眺めることが出来ます。

遠くに見える海がオホーツク海です。おほーーおほーー

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そして売店で、この旅3個目のソフトクリームを食す。

オホーツク海の塩を使った「流氷ソフト」です。

青いのが塩ですね。

ソフトはすごく甘いです。しかし塩はすごくしょっぱいのです。

美味いけど、なんじゃこれは(^▽^;)

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博物館でアイヌの文化を楽しむ

続いてオホーツク公園にある「北方民族博物館」へ。

いよいよゴールデンカムイの世界に入ってきましたよ。

漫画やアニメで見た人は、ここからが楽しいでしょうね。

この博物館では、アイヌ民族を始めとして

ロシア・アラスカ・シベリア・北欧などオホーツク海周辺の民族の

歴史や文化を学ぶことが出来ます。

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ここもじっくり紹介したら、ここだけで1記事になるような

見どころ満載な場所でした。

飾りの1つ1つが、北方民族特有のデザインですね。

詳しく勉強したら、それぞれの模様にどんな意味があるのかも

分かるようになるのでしょうが。

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巨大なトーテムポールとアイヌの楽器

展示の中でひときわ目立っていたのがこいつです。

見た瞬間、なんじゃこれって吹き出しましたよ。

巨大トーテムポールです。

トリンギットというインディアンの部族のもので

上から、ワシ・クマ・シャチ・オオカミを表しているとか。

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衣服とか食器とか壁掛けとか土器とか、いろいろありましたよ。

ゆっくり解説付きで見てたら丸1日かかるのでは。

おっ・・・これは楽器だな。弦楽器も打楽器もあるぞ。

こういうのも面白いなあ。演奏してみたいなあ。 

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すると体験コーナーに、アイヌの楽器「五弦琴(トンコリ)」があるのを発見。

おおお、体験できるのか。やった!

トンコリは、縦に起こすように持って、両手の指で弦を弾いて演奏します。

かなりきれいな音が出るので、鳴らすのが気持ちよかったです。

左にあるのはトナカイの毛皮。もふもふでした(*´ω`*)

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ゴールデンカムイの聖地 網走監獄

ついに来ましたよ。

ゴールデンカムイ、始まりと決戦の地「網走監獄」へ。

漫画を読んだことのない人のためにざっくり説明しますと

アイヌの金塊を奪った「のっぺらぼう」と呼ばれる人物が

金塊の隠し場所を暗号にして、24名の囚人たちの刺青に彫って

ここ網走監獄から脱獄させました。

この「刺青人皮」を巡る戦いがゴールデンカムイのメインストーリーです。

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敷地に入って、振り向いて高い壁を見てみました。

脱獄するとしたら、ここを登るということか。

けっこう行けるのでは・・?

まあ、そもそもここまで出られないのでしょうが。

漫画では建物内部に侵入するために、地下道を掘って進むシーンがあります。

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敷地内はとんでもなく広くて、重要文化財の建物だらけです。

入場口から正門を通って真っ直ぐ進むと、正面に「庁舎」があります。

ここは網走監獄の管理棟として使用されていたものです。

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庁舎に入ると、ゴールデンカムイのパネルを発見。

右が不死身の杉元こと、主人公の杉元佐一。

左がアイヌのアシリパさん。

この2人の掛け合いは本当に面白いです。ヒンナヒンナ。

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北海道はゴールデンカムイを応援しています。

ねずみは北海道とゴールデンカムイを応援していますヾ(^▽^)

 

 

舎房で獄中体験が出来る 

そして、網走監獄最大の見どころ「五翼放射状平屋舎房」へ。

有名な中央見張から放射状に、5つの通路が伸びています。

この中でくるくる回りながら、それぞれの通路を監視したのでしょうね。

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それぞれの通路は、このようにかなり長く続いています。

漫画では脱獄王の異名を持つ白石由竹が、格子がない天窓について話していました。

脱獄するなら天窓まで登るしかないということですね。

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それぞれの監獄は中に入れるようになっています。

つまり獄中体験が出来るのです。

本来なら絶対入りたくない場所なのに、楽しんで入っていく不思議。

おおー。こんな感じかあ。

格子が、外から中は見えるのに、中から外は見えにくい形状になっています。

囚人同士で連絡を取れないようにするためだそうです。

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ここは教誨堂です。漫画では、かなりクライマックスにあたる場所です。

詳しく書くとネタバレになってしまうので、それくらいにしか書けませんが。

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北見のハッカと陸別の電車

広すぎる網走監獄で道に迷ったりもしましたが、ねずみは元気です。

今度はハッカで有名な北見市にやってきました。

ここは北見ハッカ記念館です。 

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ハッカを使った数々の商品

北海道物産展やアンテナショップがあると

必ず北見のハッカを買っています。ハッカ大好きです。

それにしてもハッカを使った商品って、いろいろあるのですね。

ドリンクやのど飴。目薬や歯磨き粉。

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とにかくたくさんの商品が展示してありました。

ハッカの用途の広さに驚きましたよ。

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こういうのは見たことがある人も多いのでは。

北見のハッカというと、このカラーのイメージですね。

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日本一寒い町 陸別町

続いてやってきたのは陸別町にある道の駅「オーロラタウン93りくべつ」

陸別町は日本一の寒さと、星空の綺麗さで有名な場所です。

冬の夜に訪れてみたい場所ですね。

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北海道と言えば、連続テレビ小説「なつぞら」

そのラッピング車両が、ここにありました。

なつぞらは、どこに行ってもお土産コーナーで見かけましたが

こんなものまであるとは!

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そして星空と言えばやはりこれ。

銀河鉄道999のラッピング車両です。

メーテルの髪、長っ!

鉄郎にっこにこ。

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北海道はどこに行っても見るところは多いので、まとめるのは大変でした。

さすがに北海道のスケールですね。

このあと苫小牧に行ってフェリーで帰ったのですが

そのあたりの話も、いずれ番外編で書こうと思います。

nezumileader.hatenablog.com

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