北海道旅行記その2 ルパンの町とレトロ玩具屋
北海道旅行記3部作。今回は第2回です。
岬めぐりの第1回はこちら↓
道東の岬めぐりは果てしなく広大でソフトクリームが美味すぎた - 遊びの教室とまとくんブログ
霧多布岬のある厚岸郡の浜中町は、漫画家モンキー・パンチさんの故郷です。
国民的アニメ「ルパン三世」の作者であるモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんは、今年2019年の4月に81歳で逝去されました。
旅行直前の悲しいニュースでしたが
作品を通して先生の思いは、永遠に語り継がれていくのだろうと
それを思うことが出来た今回の旅行となりました。
ルパン三世通りの仮想店舗で想像を楽しむ
浜中町にはモンキー・パンチさん、特にルパンに関わる観光スポットがたくさんあります。
最初に訪れたルパン観光スポットは、ここ「ルパン三世通り」です。
ここには、ルパン達が経営しているかのような外観になっている仮想店舗が3店あります。
なんという面白い企画!
まずはルパンの経営する仮想映画館「霧多布座」
おおおーこれは凄いぞ!
もちろん外観だけの仮想店舗なので、中には入れないのですが
こんな映画館があったらという想像をするだけでワクワクしますね。
きっとスクリーンや座席にも、驚くような仕掛けがあるんじゃないかと。
続いて次元大介の経営する仮想店舗「JIGEN'S BAR」
これは渋い!
クールな次元のイメージそのままの
カッコいい落ち着いた雰囲気のバーなのでしょうね。
いきなり店内でドンパチ始まりそうですが。
そして峰不二子経営の仮想店舗「PUB FUJIKO」
これは男性客が殺到するでしょうね。
きっと雰囲気に流されて高いお酒を飲まされるのでしょうが
それでもなお通ってしまいそう。恐ろしい。
Monkey Punch Collection①
続いてのルパン観光スポットは、モンキー・パンチさんの作品世界を展示した
「モンキー・パンチ コレクション」です。
浜中町に2カ所ありますが、この建物がそのうちの1つです。
最近リニューアルされたばかりだそうです。
ルパン三世「迷宮の罠」のお宝がたくさん
2018年の9月まで、東京ドームシティアトラクションズで開催されていた
「ルパン三世・迷宮の罠」
そこで実際に使われていたいくつものアイテムが、ここには展示されています。
ルパンファンにとっては、まさしくお宝でしょう。
いろいろありましたので、いくつか紹介していきます。
「ウィルヘルムの黄金銃」
ウィルヘルム家とは実在するバイエルンの貴族の家系ですが
そのウィルヘルム家をモデルに、この黄金銃はテレビシリーズで登場しています。
これはカッコいいわあ(*´▽`*)
「ルパンの偽一万円札」
こちらも、初期のテレビシリーズに登場しています。
ルパンの作った偽札ですね。
聖徳太子の顔がルパンの顔になってるww
っていうか、これ1万円どころじゃないくらいの価値があるよなあ。
劇場版やテレビスペシャルシリーズのアイテムも
「折れた斬鉄剣」
劇場版ルパン三世「ルパンVS複製人間」で
五ェ門がマモーの手下と勝負する中で、折れた斬鉄剣です。
ルパンがこれを使って、マモーのレーザーを跳ね返すというシーンがあります。
「ナポレオンの辞書」
TVスペシャルシリーズ「ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え」で
クラシックカーレースの優勝賞品として登場しています。
ルパン帝国の財宝のありかが記されているというものです。
「不可能」の文字は、ちゃんと書いてあったとか。
また隣の展示室には、ルパン三世の原画や
ルパン以外のモンキー・パンチさんの作品も数多く展示されていました。
ルパンとはガラッと違う作風で描かれているものもあって、驚きました。
Monkey Punch Collection②
こちらがもう1カ所の
「モンキー・パンチコレクション」のある建物です。
浜中町総合文化センターというところが使われています。
建物に入ってすぐのところに5人のパネルが。
銭形警部、漁師姿が似合いすぎ(*^▽^*)
こちらの展示場には、カラーイラストやフィギュアなどが多くありました。
また、2階の図書館では漫画を読むことも出来ます。
この5人で人気投票したら誰が一番になるんだろう。
皆さんは誰が一番好きですか?
ねずみは、すごく迷いますが僅差で五ェ門です。
ジッポーライターや等身大フィギュア
展示場の奥には、ルパンのキャラクターが描かれたジッポーがずらりと並んでいました。
写真は、その中の1部を撮ったものです。
すごくオシャレな感じですね。
そして、いかにも記念撮影をしてくださいという感じの等身大フィギュアが。
・・・五ェ門は?(´・ω・`)
花咲線各駅にルパンが
浜中町のどこに行っても、看板やパネルやポスターなど
様々な形でルパン三世の各キャラクターを見かけます。
ルパンで町おこしをしようという町全体の意識を強く感じました。
どこのお店の人も旅館の人も、とても楽しそうにモンキー・パンチさんの話をしてくださいました。
ここに限らず、北海道は気さくな人がすごく多いです。
TVスペシャルシリーズ「ルパン三世 霧のエリューシヴ」では
浜中町のあちこちが舞台として使われています。
それを見た後に、聖地巡礼をするのも楽しそうですね。
根室本線(花咲線)の各駅には、こんな感じで
各キャラクターのパネルが立っています。
スタンプラリーもあるので、駅ごとに見て回るのも楽しいでしょう。
レトロな玩具屋を発見
ここからはルパンとは別の話です。
最初の方に書いたルパン三世通り沿いに、諏訪商店というレトロな玩具屋がありました。
面白いものハンターのねずみにとって、この店を見つけたのは
今回の旅行のハイライトの1つです。
外観からは何のお店か分からないので素通りするところでしたが
同行者のオコノノさんが立ち止まってお店を覗いたことで、玩具屋だと気づきました。
おおっ、これは絶対面白いものがあるぞ!
と、ねずみのテンションが分かりやすく上がりました。
こういう出会いも旅の醍醐味ですね。
(撮影はお店の人に許可を頂いています)
昔はこういう玩具屋があちこちにありましたが
今はなかなか見かけなくなりましたね。
おおお、ヤバイ。なんかいろいろあるぞ~(*´▽`*)
名古屋グランパスの帽子に、ミッキーマウスのペン入れ。浮き輪。
転売に興味はないですが、何かお宝があるのでは
などと、思わず考えてしまう。
文房具もいろいろ。
タイムスリップしたような、懐かしい気持ちになってきました。
ねずみ、旅行初日にファービーを3個買う
なんとファービーがある!これは珍しい。懐かしい!
買おうか迷っていると、同行者の3人が「買え買え、全部買え」とか言い出して
そこにお店の人が「1個200円でいいよ」とまで言うので
結局3個買ってしまいました\(^o^)/
旅行初日にこんなかさばるものを3個も買うなんて
誰が予想できるでしょうか。
ファービーについては改めて記事にしようと思います。
旅行というのは、こういう思いがけないことが起こるから楽しいですね。
北海道旅行記はまだ続きます。
それではまた次回。
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