Puerto Rico(プエルトリコ) ボードゲーム

厳選ボードゲーム紹介 第50回

プエルトリコ

今回の記事を書くまでプエル・トリコだと思っていたのですが

プエルト・リコだったのですね。いやー知らなかったなりー(*´▽`*)

プエルトは「港」で、リコは「豊かな」

つまりプエルトリコで「豊かな港」を意味します。

 

そんな豊かな港のプランテーションで、栽培した作物を出荷したり

売った金で建物を作ったりして勝利点を競うのがこのゲーム。

伝説級の超名作ボードゲームとして名高い『プエルト リコ』です。

 

 

うちのブログにしては珍しく重量級のゲームの紹介ですが

今回はボードゲーム紹介50回目ということで、とびきり凄いゲームを出しておこうかと。

 

プエルトリコは2002年の発売以来、世界での受賞歴は数知れず

ボードゲームファンサイト「ボードゲームギーク」で

5年連続首位をキープしたこともある本当に凄いやつです。

 

自分だけの豊かな港を

個人用ボードをそれぞれが持ってスタート。

茶色い部分には建築物が、緑の部分にはプランテーションが作られていきます。

 

建物タイルとプランテーションタイル

生産施設とプランテーションの両方が揃えば商品が生み出されるのです。

 

インディゴ染料桶とインディゴの根で、インディゴ染料が。

砂糖生産所とサトウキビで、砂糖が。

タバコ保存所とタバコの葉で、タバコが。

コーヒー焙煎場とコーヒーの実で、コーヒー豆が。

トウモロコシだけは生産施設がいらないので最もお手軽ですが

売ってもお金にならないのです。

(売り値は左からダブロン)

 

 

 

紫の建物は、商品を保管したり売り値を高くしたりと様々な効果を生み出します。

白丸数字は建築費。赤数字は勝利点です。

 

 

役割カードの役割は

このゲームは各プレイヤーが順に役割カードを選ぶことで進んでいきます。

カードに書かれた行動は全員がするのですが

選んだ本人だけは、少し得するようになっています。

 

インディゴ3分クッキング

なんだか難しそうなゲームだな・・・と思った人もいるでしょう。

しかしここからの流れを見ていけば、どんなゲームかは分かるはずです。

キューピー3分クッキングでも見るような気持ちで見てください。

 

 

~インディゴを作って勝利点になるまで~

 

①「開拓者」を使ってインディゴ畑を作りましょう。

 

 

②「建築家」を使ってインディゴ工場を作りましょう。

 

 

➂「市長」を使って社畜 働き手を呼びましょう。

 

 

④「監督」を使ってインディゴを商品化しましょう。

 

 

⑤「船長」を使ってインディゴを出荷しましょう。(勝利点獲得)

⑥「商人」を使ってインディゴを売却しましょう。(ダブロン獲得)

といった感じにゲームは回るわけです。

 

勝利に直結する勝利点を稼ぐか、もっと良い建物をつくるためお金を稼ぐか。

このあたりはそれぞれのプレイヤーの思惑が出るところ。

なお勝利点にするときは、どの商品も「1個につき1勝利点」という等価値です。

 

 

コーヒー売って金持ちになりきん

トウモロコシで勝利点を稼ぐコーンプレー

高価な商品(タバコ・コーヒー)を売って建物を増やす大富豪プレー

いろいろ作るバランスプレー等が、このゲームでの主な戦略です。

 

クロ「コーヒー作戦でいくの?」

ねずみ「まあね。コーヒー成金を目指すなり」

ミケ「コーヒービートも買えない貧乏人が、愚かやなあ」

 

 

コーヒーを作るには「コーヒー焙煎場」が必要ですが

その建築費用が高いのが大きなネックです。

 

グレー「建築家。インディゴ工場つくるぞ」

ねずみ「あれ・・コーヒー焙煎場って6ダブロンもするの!?買えねえじゃん!」

クロ「愚かだねえ」

ミケ「愚かやなあ」

 

売らねえコーヒーはただの豆だ

売れば高価な商品も、勝利点に変えるなら1個1点でしかありません。

そのためコーヒープレーをするなら

「船長」で出荷はせずに、「商人」で売却するのが普通です。

 

ねずみ「ああ~やっとコーヒーできたなり。長かったー」

ミケ「帆船日本丸、出港します!」

クロ「船長きたー」

 

 

誰かが船長を使ったときに出荷しなかった商品は、1つを残して腐ります。

倉庫(紫の建物)を作る等して対策しておかないと悲惨なことに。

 

グレー「コーン全部出すぞ」

ミケ「ワシはインディゴも載せるわ」

ねずみ「あああコーヒーが全部腐ってしまう」

クロ「あきらめて出荷しなよー」

 

商品を生産して出荷・売却する流れが楽しいこのゲーム。
自分なりのやり方で、豊かな港が豊かに発展していくのは確かな満足感があります。

もちろん、そうなるかどうかはプレイヤーの豊かな能力次第ですが(^O^)

 

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