TIER auf TIER(ワニに乗る?) ボードゲーム

こんなゲームもあるのかあ! 第36回

ワニに乗る?

頭を使うゲームでピリピリするような真剣勝負をしたあとは

ゆる〜く癒やされるゲームをするのがバランスのとれた遊び方というもの。

バランス大事ですよ。バランス。

 

ということで今日紹介するのは、癒やし系バランスゲーム『ワニに乗る?』です。

世間の流れには上手く乗れないねずみなので

せめてワニに乗るくらいはしておこうかと(/・ω・)/

 

お手軽&お気楽&癒し

ボードゲーマーにとっては定番中の定番ゲームといったところでしょう。

お手軽お気楽に遊べて癒やされるので、教室でもちょくちょく出して遊んでいます。

そこはやはり定番として残り続けるだけの魅力があるのです。

 

登場する動物たち

各プレイヤーには7種類の動物駒が渡されます。

じつにかわいい(●´ω`●)

そして全て木製なのが素晴らしい。これがもしプラスチックなら癒し度は半分以下ですよー

ペリカンペンギンハリネズミエリマキトカゲ

ヒツジヘビサル

 

 

おっと、もちろんワニくんも木製ですよー

サイコロの出た目にしたがって、さっきの動物たちがワニの背に乗っていくのです。

サイコロには手のひらワニの目があります。

 

ワニに乗せるわにー

「1」「2」が出たら、その数だけ手持ちの動物駒をワニに乗せます。

どの駒も絶妙に噛み合わせやすい形状をしているので

乗せる動物のチョイスと乗せ方の工夫がなんとも楽しいのです。

 

 

「手のひら」が出たら、自分の駒を1つ選んで誰かに手渡します。

そして自分の代わりにそれをワニに乗せてもらいます。

手渡す駒はヒツジにするのがセオリー。

ヒツジくん、重くてツルツルしているので一番乗せにくいのです。

 

 

「?」が出たら、乗せる動物を他のプレイヤーに指定されます。

軽くて乗せやすいので最後に使いたいペンギンを序盤で強制的に使わされたり

いかにも不安定な局面でヒツジを使わされたりと、ちょっとした駆け引きが出てきます。

 

 

「ワニ」が出たら、ワニの前後に繋げる形で駒を置けます。

安全に置けるしワニ以外の土台ができるので非常に重要な目です。

ヘビくんを繋げれば広い土台ができますね。

 

こうして順にプレーしていって、最も早く手持ちの動物駒を使いきった人の勝ちです。

もしもすでに乗っている駒を崩して落としてしまったら

その中から最大で2つまで引き取ることになります。

 

協力したくなるわにー

ゲーム中ワニの目があまり出てこないと、上に上に駒が乗り続けていくので

なかなかにスリリングな勝負になってきます。

 

グレー「よーしエリマキトカゲ乗った」

ミケ「そういえばエリマキトカゲってバズってたよな

ねずみ「昭和の話だろそれは!」

クロ「そろそろワニが出ないとやばくない?」

 

 

こういうバランスゲームというものは対戦ルールではあっても

どこか協力ゲームのような気持ちになるものです。

ヴィラパレッティなんかもそんな感じでしたが。

 

ミケ「おらっ、ワニの目だぜ!」

クロ「やっと出たわにー」

ねずみ「おおっナイスナイスぅー。ヘビで土台作ってくれー」

 

 

ミケ「こんな感じか」

ねずみ「なんで縦に置くんだよ!」

クロ「よけい状況がヘビーになった」

癒し系ゲームとはいえ容赦なくプレーする人はいるものです。

 

限界にチャレンジ!

サイコロを使わず、シンプルにどこまで乗せられるかをチャレンジするのも面白いところ。

まさにバランスゲームの楽しさってやつです。

本当は全部の駒を乗せて写真に撮りたかったのですが

ぶきっちょなねずみではこれが限界でした\(^o^)/

手先の器用な皆さんなら、きっと全部の駒を乗せられることでしょう。

 

まあ、あまり全力でそういうことをやったら

癒し系ゲームではなくなってしまう気がするのでほどほどに。

 

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