こんなゲームもあるのかあ! 第28回
海賊ブラックの決闘
どうもこんにちは。日頃から曖昧に生きているねずみです。
英語で言えばアイ・マイ・ミー(^O^)/
生きる上で曖昧であることの良し悪しは分からないですが
アナログゲームに関していえばそれが良さだと感じることは多いです。
今日紹介する『海賊ブラックの決闘』は、まさにそんなアナログならではの良さが溢れる
アナログの極致とでもいえるゲームです。
最近はいろいろなボードゲームがアプリ化される時代ですが
このゲームはアナログで遊ばねば意味がないのですよ。
さて、これを見ただけでどんなゲームか想像がつくのでは。
ちなみに赤いやつは便秘を治すアイテム。
ではない、ということだけは言っておきます。
吹子を使って船を動かす
これは空気を送るアイテム「吹子(ふいご)」です。
こいつを使って突風を起こし帆船を動かします。
しかし、どの部分に風を当てると船が1番走るのか、何度試してもさっぱり分かりません。
この気まぐれさがじつにアナログです。
動かす回数は専用サイコロによって0~3回に決まります。
↑海っぽさを出すために青いじゅうたんの上で撮影しました。
実際にはテーブルやフローリング等、滑りのいい場所で遊びます。
船のスタート位置になる海賊島の港。
向かいの離れた場所には、同様に相手の島と船があります。
おや・・? 島に大砲のようなものが置いてありますね。
これはいったい何に使うのでしょう(*‘ω‘ *)
吹子を使って大砲発射
この大砲は近付いてくる敵船を砲撃するためのものです。
筒の中に木片の弾を込めて吹子を使って発射します。
このゲームの目的は相手の島にたどり着いて財宝を手に入れることなので
それを阻止すべく、お互いに敵船を攻撃するのです。
弾を当てることが出来ないと相手の手番が続くので
この砲撃の腕が勝敗を大きく左右します。
敵地に乗り込みお宝を手に入れろ!
お互いの島の距離をどれくらいとるかは自由です。
基本的には2人用ゲームですが、役割を分担して4人で遊ぶのもいいでしょう。
こういうところも、アナログならではの良い意味での曖昧要素です。
グレー「かなり進んだな」
ミケ「控えめに進んだんやで。あえてな」
クロ「うわー近付いてきたよ」
ねずみ「おkおk、任せておけ。撃沈してやるぜ」
ねずみ「そいっ!あっ」
クロ「砲撃手、何やってんの!」
ミケ「にゃはは。これを想定してたわ」
砲弾は下手な人は全く飛ばなかったり、そもそも弾が出ないことさえあります。
財宝タイルと勝敗
船は転ぼうが回転しようが、とにかく相手の島にたどり着きさえすればいいのです。
風の当たり方によっては、まさに吹き飛ぶように進むことも。
ミケ「よいやさぁーー」
クロ「うわー転がってきた!」
ねずみ「こんなの絶対船ぶっ壊れてるだろww」
島にたどり着いたら財宝獲得チャンスです。
タイルを1枚めくって財宝が描かれていれば獲得です。(5枚中、当たりは3枚)
いくつ獲得で勝ちにするかは話し合って決めましょう。
ミケ「はい財宝。勝ったなりー」
クロ「すごい嗅覚だなあ」
ねずみ「ちょ待てよ!3個勝負だよ!決まってるだろ」
長距離砲撃
相手の弾が当たりにくくなるように
船の向きを真っすぐに保ちつつ進むのも大事です。
ねずみ「向きはいいけど進みが遅いな」
クロ「思い切り風を当ててるんだけどなあ」
もっとも向きや距離に関係なく、腕のいい砲撃手は当ててきます。
グレー「ファイア!!」
ミケ「おおっ命中や!」
ねずみ「バカな!この距離で!?」
操船も攻撃もアナログだからこそ何が起こるか分からない。
こういう予測不可能なゲームを遊ぶことで
アナログの楽しさという財宝を、発見するかもしれませんよ(*´ω`*)
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