Coffee Roaster(コーヒーロースター) ボードゲーム

厳選ボードゲーム紹介 第38回

コーヒーロースター

まだまだ寒さの残る毎日。美味しいコーヒーを淹れて飲みたい今日この頃です。

実は最近コーヒー豆の自家焙煎に挑戦しています。

 

生の状態のコーヒー豆に熱と圧力を加えてローストするのです。

豆の種類に合わせて、どのくらい深煎りにするのかを慎重に見極めることで

その豆が持つ最高の風味を引き出そうと試みるわけです。

 

 

まあ、全部ボードゲームの話なんですけどね(^o^)/

 

ということで今日紹介するのは

コーヒー豆の焙煎に挑戦する1人用ボードゲーム『コーヒーロースター』です。

ゲーム名がそのまんますぎて、知らないと本物の焙煎機と思ってしまいそう。 

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このゲーム、紺碧さんのブログ「紺碧のSpielplatz」の紹介記事を読んで買いました。

面白いゲームを紹介してくださってありがとうございますー☆

konpekinospiel.hatenablog.com

 

コーヒー焙煎に挑戦しよう

さすがにリアルで自家焙煎をする予定はないです。

しかし、このゲームで遊んでいると自然に興味が湧いてくるから困ったもの。

面白いゲームってそういうものなんでしょうね。

1人用ゲームということでいえば、名作カードゲームシェフィに匹敵する面白さです。

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自家焙煎はともかく、ちゃんとコーヒーを淹れてから遊びたいところ。

これは去年書いたコーヒードリップの記事です。

nezumileader.hatenablog.com

 

ビーンズシートの豆知識

ゲームは豆のチョイスから始まります。ちょいっすー

初級・中級・上級の3種類、計22枚のビーンズシートから選びます。

シートには豆の成分(使用チップ)と、ローストポイントが書かれています。 

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ローストポイントとは、どのくらいの倍鮮度を目指すかというもので

ベスト倍鮮度に近付けるほどスコアが上がります。

 

 

シートの裏には、実際の豆の詳しい情報が載っています。

まさに豆知識。

遊びながらコーヒー豆の知識も増やしてしまうという。

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焙煎度をマメにチェックしよう

この袋がコーヒーロースターです。

中を見ないようにしながら指定数だけコーヒー豆チップを取り出し

焙煎度を上げて再び袋に戻すというのを繰り返します。

最初は焙煎度0の豆が、次第にローストされていくわけですが

焙煎度4を超えると焦げ豆になってしまうので注意。

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袋から取り出す枚数は温度計の数字で表されています。

この数字は毎ラウンド1つずつ上げていきます。

赤いスペース「レッドゾーン」では、焙煎度が一気に2ランクアップします。

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フレーバー効果でコントロール

袋には豆以外のチップも入っています。例えば袋からこの9枚を取り出したとします。

1番上の列は普通の豆なので焙煎度を上げるだけです。

2列目は左から水分・煙・欠点豆。

水分はすぐに取り除けますが、煙と欠点豆は不要物です(´・ω・`)

そこで3列目の「フレーバーチップ」を活用して、こいつらを取り除くのです。

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フレーバーチップはボードの任意の場所に置くことで

様々な効果を発揮したり、欲しいアイテムを手に入れたり出来ます。

このあたりはゲームの戦略的な要素ですね。 

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カップテスト

焙煎度が丁度よくなったと思うタイミングで、焙煎を終了してカップテストに移ります。

カップテストでは袋からチップを1枚ずつ取りだしては

カップに乗せるか紙皿にポイするかを選びます。

そしてカップに乗せた数字の合計や均一さで得点が決まるのです。

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指定されたフレーバーチップをカップに乗せるとボーナス点が付くので

便利だからと焙煎中に使い切るわけにいかないのが悩ましい。

 

ベスト焙煎度を目指すなりー

焙煎はどこで切り上げるかの見極めが大事です。

浅すぎず深すぎず、その豆に合ったベスト焙煎度を目指すのです。

これはゲームでもリアルでも同じでしょうね。

 

ねずみ「もう少しいくか迷うが・・・こんなところかな?」

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基本ソロプレーゲームですが、もし誰かと遊ぶなら

話し合いによって協力プレーをしてみるのもいいかもしれません。

 

ミケ「さすがねずみ。もう切り上げるとかチキンだよな」

クロ「だよね。まだ浅煎りすぎだよね」

ねずみ「おまいら見ないで言ってるだろ!」 

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思い切ってやってみるべし

もう十分と思っていても、カップテストで焙煎度の浅い豆ばかり引くこともあるので

意外と合計数が足りていないことは多いです。

ときには思い切って深めにローストすることも、ハイスコアを出すためには必要でしょう。

 

ねずみ「いいよ。もう1回だけやってやるさ」

クロ「温度計上げ忘れてるよ」

ねずみ「あ、そうか」

ミケ「次レッドゾーンで焙煎度2倍やからな」

ねずみ「え?それヤバくないか」

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ねずみ「豆が黒焦げになった」

ミケ「アホやな。見極めが全くなってないわ」

クロ「だよね。さっきので完璧だったのに」

ねずみ「おい!」

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ソロプレーゲームですからね。あまり周りの意見に流されすぎないほうがいいでしょう。

 

という感じで、見極めの難しさがあるからこそ

次こそは完璧な焙煎をしてやる!と燃える気持ちになります(`・ω・´)

銘柄によって難易度が違うのも深い。まさに深煎りゲームですよー

 

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