パトロネージュ ボードゲーム

厳選ボードゲーム紹介 第35回

パトロネージュ

季節はすっかり秋めいてまいりました。 

秋といえば・・・ 

いろいろとありますが、アンケート調査をしたら1位になるのは

おそらく「芸術の秋」ではないでしょうか。

 

今回紹介するのは、そんな芸術の秋に遊ぶのに最も相応しいボードゲーム

『PATRONAGE(パトロネージュ)』です。

芸術家を雇い、優れた作品を生み出し名声を得るという

ルネサンス期を舞台にしたこのゲーム。

美術館巡りが趣味というような人なら、間違いなくハマりますよ(^o^)

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カードと金貨と木皿が豪華

このゲームの何が凄いかって

実在の芸術家・建築物・彫刻・絵画がカードとして登場することです。

 

たいして芸術に関心があるわけでもないねずみでさえ

このゲームで遊んでいると、芸術家や作品に自然に興味が湧いてくるほどだから

「実在」というのはモチベーションが上がる大きな要素といえます。

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そして内容物が豪華!

金貨(フィオリーノ・ドーロ)はキラキラして重さもあって

その価値に説得力を持たせるものです。

これが安っぽい紙の硬貨だったらと思うとテンションの差が天地ですよ。

アナログゲームってこういうところが大事なのです。

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木皿も便利なので、違うゲームをするときにも頻繁に使っています。

nezumileader.hatenablog.com

 

 

工房カード・芸術家カード・創作カード

創作活動を行うための場所となる「工房」

その場所で創作に携わる「芸術家」

それによって生み出される数々の「創作物」

それぞれがカードになっています。

 

「工房カード」

まずは工房カード。

カード上部にあるマークが、それぞれの工房が生み出す技術力を表します。

建築に特化した建築工房・彫刻に特化した彫刻工房・絵画に特化した絵画工房

さらに、それらの複合的な設備を持った工房もあります。

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右下の数字はカードの価格です。

当然、良い工房ほど高い。

 

 

芸術家カード(一般人)

続いて芸術家カード。

工房カードと同じくカード上部にあるマークが、その芸術家の技術力を表します。

建築家彫刻家画家といった各種専門家それぞれに

グレードの違いによって「見習い」や「腕利き」等の肩書が付きます。

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実在の芸術家と作品!

ここからは実在の芸術家。そして実在の作品です。

このカードを見るためにだけでもゲームを買う価値があります。

 

芸術家カード(有名人)

実在の芸術家がたくさん登場するこのゲーム。

そのなかでも特に有名な、この4人を載せておきましょう。

技術アイコンの多さが能力の高さを物語っています。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ

ラファエッロ・サンツィオ

ミケランジェロ・ブオナローティ

ドナテッロ

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ニンジャ・タートルズかよ!(^o^)丿

 

 

創作カード

創作カードは、これを作って欲しいという依頼カードでもあります。

カード上部のアイコンが増えるほど作成難易度が上がります。

 

ゲームに登場する78枚(41種)の作品全てが実在する作品です。

例えば左上の庭園は、フィレンツェ市の歴史公園である「ボーボリ庭園」です。

説明書の別冊に作品リストが載っていますので

遊びながらそれぞれの作品について調べると、さらに楽しいでしょう。

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右下の数字は、完成したときの名声(勝利点)です。

 

 

創作カード(名作)

そして創作カードの中に9枚だけ入っている「名作カード」

キラキラ光る金の装飾が施されています。

まさにレアカードという感じで、これを引いたらテンションMAXです。

 

サン・ピエトロ大聖堂(1560年 ミケランジェロ・ブオナローティ)

天国の門(1401年 ロレンツォ・ギベルティ)

ガラテイアの勝利(1511年 ラファエッロ・サンツィオ)

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創作に必要な技術力

依頼を受けた創作物を完成させるには

工房と芸術家を足して、作品に必要な技術力を満たしている必要があります。

 

例えば、この聖堂を完成するためには建築力が4つ必要ですが

同マークが工房に1つ、芸術家に3つあるので

この作品は完成させることが出来ます。

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芸術の秋、パトロンになってみる

初期工房カードと金貨7枚を持ってスタート。

場に、工房カード・芸術家カードを遊ぶ人数分表向きで並べます。

 

ミケ「ワシは芸術より食欲の秋なんやが」

グレー「パトロンならメシ食わせてやれよ」

クロ「とりあえずGo Toイートしよう」

ねずみ「うっさいなオマイら」

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工房カードは親から順に購入。

芸術家カードは競りで購入。

それを毎ラウンド繰り返しながら技術力を高めていきます。

特定の技術を高めるかバランスを重視するか、好みの出るところです。

 

ねずみ「この流れなら、絵画力全振りでいくか」

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大物芸術家の取り合いが熱い

芸術家の雇用は競りなので、大物が登場すると場は一気に白熱します。

プロ野球でいえばビッグネームがFAに出てきたようなものです。

 

ねずみ「おおー出た レオナルドダヴィンチ!!」

グレー「これは熱いな」

ミケ「タイタニックのあいつか!」

ねずみ「それはレオナルドディカプリオだ!」

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競りは全員同時ではなく親から順に上乗せする形です。

前のプレイヤーより多い金額を提示するか、パスするかを選びます。

 

クロ「金貨6枚」

ねずみ「ということは7枚必要か。うーん」

ミケ「出さないならワシがもらうが」

ねずみ「いや、出す出す!レオナルドダヴィンチだし」

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依頼は気まぐれ

創作(依頼)カードは裏向きで山から配るので

自分の工房の特色に合ったものがくるかどうかは分かりません。

 

ねずみ「絵画なら何でも作れるのに、建築の依頼しか来ねえ」

ミケ「ダヴィンチがただのニートやな」

グレー「パトロンが無能で気の毒に

ねずみ「うっさいわ!」

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クロ「あっ、レアカード」

ミケ「モナリザの依頼来たがワシのとこじゃ無理やったわ」

ねずみ「うちに依頼しろよバーロー!」

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「本来の作者」のところにその依頼が来れば最高ですが

ままならないことは多々あります。

それも含めて、どんなカードが出てくるかと終始ワクワクするゲームです。

 

何より芸術家や作品カードを見るだけでも楽しい。

芸術っていいものですね(*´▽`*)

 

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