アレンジした遊び方を考えてみる 第15回
「採掘麻雀」
麻雀したいじゃん? でもコロナのせいで集まれないじゃん?
全く、うんざりするじゃん。
まあ打ちたくなったら、ネットゲームやアプリがいくらでもありますので
適当にダウンロードして遊べば手っ取り早いですが
出来ることならやはり、麻雀牌を使ってカチャカチャしたいのです。
コロナの影響は別としても、社会人になってしまうと
4人も集まる機会や麻雀をするほどの時間を作るのは簡単ではないので
それはとても贅沢なことなのかもしれませんね。
ということで、1人で牌を並べて撮影している健気なねずみです(*'▽')☆
今回のテーマは「麻雀の遊び方をアレンジしてみる」
自由度が高い素材なので、いろいろなアレンジ方法がありそうです。
国士無双十三面待ち!
こんな手で上がってみたいにゃー
「上海」という遊び
麻雀牌を使った「上海」というパズルゲームがあります。
牌を山のように積んで、同じ牌を2枚セットにしながら取り除いていくというものです。
以前このゲームをパソコンで遊んだことがあったのが
今回の麻雀アレンジのヒントになりました。
上海は1人で遊べるパズルゲームなので
先日書いた記事「家で1人で遊ぶ方法」の1つに加えてもいいかもしれません。
鉱山で麻雀牌を採掘するじゃん
思い付いたアレンジは、牌を麻雀鉱山から採掘するというものです。
4面子1雀頭で役を作るという基本的なルールは、普通の麻雀と同じです。
ただ、取る牌を自分で選びながら拾い集めるというのが
このゲーム『採掘麻雀』です。
遊べる人数は2~4人。遊ぶ人数分の駒を別に用意してください。
山の形は自由なので、参加者全員でチャキチャキ積んでいきましょう。
スタート位置は自分の正面であればどこでもいいですが
サイコロで座席決めをするのがいいでしょう。
これは、意図的に有利な牌を正面に積むというセコイ手を防止するためです。
歩き回って最初の手牌を集めよう
自分の駒を麻雀鉱山で歩かせて最初の手牌13枚を採掘していきます。
牌の獲得には「移動前に足元にあった牌を移動後に取る」という方法を使います。
この写真の例では1歩目で「北」の上に乗って、2歩目で左の「五筒」に移動しました。
この移動を終えたときに「北」を獲得します。
また、手牌が13枚になるまでは手番に3歩ずつ歩くことができます。
13枚以降は2歩ずつの移動になります。
登れる段差と降りられる段差
移動は前後左右のみです。斜めには行けません。
そして段差のある牌に登るとき、段差が2つ以上ある場所には登れません。
写真の例では、右の「中」には登れますが
正面の「北」は段差が2つあるので登れません。
見た通りの階段のイメージですね。
逆に段差を降りる場合、2段差までは飛び降りることができますが
段差が3つ以上ある場所には降りられません。
写真の例では、左の「九筒」には降りられますが
手前の「三筒」には段差が3つあるので降りられません。
飛ぶにはちょっと高杉君ですね。
他の駒が乗っている牌
他の駒が乗っている牌には、もちろん乗れません。
「飛び越える」というのはありにしようかと思いましたが
3段も飛び降りられない駒に、そんなジャンプ力があるというのも矛盾してるので
飛び越えは基本的になしにします。
オプションルールとして採用するのがいいでしょう。
山の外を散歩する
山の外に降りるのは、出来ることにします。
外を歩き回る場合、そこにも牌があるものとして距離を正しく合わせてください。
先述したように手牌が13枚になるまでは3歩ずつ歩けますので
外側を3歩ずつ散歩するのも自由です。
もちろん、あまり外にいると手牌を集めるのが遅くなりますよ。
ということで手牌の増え方は、それぞれのプレイヤーで違ってくることがありますが
13枚になったタイミングで、その手番では移動を終えます。
以降の手番では2歩ずつ歩く形になります。
捨て牌の置き方による戦略と、鳴き
手牌は常に13枚にするので、2牌取ったら2牌捨てることになります。
捨て牌は、河を作るのではなく山のどこかに置いてください。
これは採掘麻雀の一番面白いところだと思います。
相手が欲しそうな牌の上に置いて妨害したり、自分の近くに置いて階段にしたりと
捨て牌の置き場所が戦略になります。
ただし、その時点で誰も登れない高さに捨てるのは禁止です。
また、2枚のうち1枚は必ず地面に捨ててください。(山に隣接する形に)
このルールを入れておかないと底の方への採掘が進まないので。
そして流局がないので、誰かが上がるまでゲームは続きます。
マナーを守って麻雀するじゃん
捨て牌の1枚は地面に置きますが、もう1枚は山に自由に置いていいので
低いところにいるプレイヤーを競合して邪魔することもできますね。
クロ「じゃあここに捨てる」
ねずみ「ちょ、やめ、登れないじゃん」
ミケ「これが自然の厳しさじゃん」
ねずみ「いや、おまいらの厳しさじゃねーか!」
まあこれは鬼畜すぎるので
マナーとして止めておくほうがいいでしょう。
あるいはオプションルールで「先に捨て牌をしてから移動してもよい」
という方法もありですね。
これなら自力で登れるから、多少キツイ邪魔をしてもいいかも。
ポン・チー・カン・ロン
ポン・チー・カンなど、鳴きは通常の麻雀ルール通りです。
2枚捨てるうちの最初の牌を鳴かれたら、次の捨て牌では誰も鳴くことが出来ません。
ただしロンして上がる場合はそのケースであっても大丈夫です。
捨て牌の河がないから場が広々としますね。
河がないと他のプレイヤーの手配を読むのが難しくなりますが
そもそも採掘してる段階で見ているからいいんじゃないかと。
山の形と王牌
カンがあるので嶺上牌は必要ですね。
ドラ表示と合わせて王牌14枚は、先に作っておくべきでしょう。
ステージ作成は残りの牌だけでしましょう。
山の形をいろいろ変化させて作るのが、毎回楽しいかも。
ちゃんと階段で上がれる形にだけはしてください。
今回の完成ルール
というところで今回はこれで完成です。
コロナのせいで他の人とテストプレーもできないので、ゲームバランスは怪しいです。
まあたぶん大丈夫だろう(*´▽`*)
あんまり高い山にしすぎると、掘り起こすのが面倒くさいだろうとは思います。
《使うもの》麻雀セット 人数分の駒
《プレー人数》2~4人
《勝敗》半荘での点数でいいのでは
【基本ルール】
王牌14枚を除く牌でステージを作成する。(到達不可能な場所がないように)
サイコロで席を決める。
自分の正面に位置するいずれかの牌の前に駒を置く。
駒は前後左右に移動できる。移動前に足元にあった牌を移動後に獲得する。
手牌が13枚になるまでは手番に3歩ずつ移動できる。(13枚になった時点で、その手番での移動を終える)
以降は2歩ずつの移動となり、毎手番13枚になるように牌を捨てる。
捨て牌のうち1枚は必ず山に隣接した地面に置く。それ以外は到達可能な場所であれば自由に置ける。
最初の捨て牌を鳴かれたら、2枚目の捨て牌を鳴くことは出来ない。
2段以上の段差には登れない。3段以上の段差は降りられない。
他のプレイヤーの駒がある牌の上には移動できない。
【オプションルール】
隣接した他の駒をジャンプで飛び越えられる。
先に手牌を(2枚まで)捨ててから移動することも出来る
手牌から同じ牌3枚を同時に捨てることで、好きな場所にワープ出来る。
以上です。
その他、基本的なルールは通常の麻雀と同じです。
せっかくアレンジルールを作っても、いつ遊べるか分からないなあと思いつつ
麻雀牌で上海を解くのに没頭してしまいました(^○^)
上海のルールまとめ記事も、そのうち書いてみようかなあ。
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