アレンジした遊び方を考えてみる 第11回
「駆け抜けるスピード」
国際試合大好きねずみです。
先日は侍ジャパンが「WBSCプレミア12」で見事に優勝しましたね。
毎試合手に汗握る好ゲームの連続でしたが
大会を通して、日本チームのチームワークの強さを感じました。
その中で大きな話題となったのが、代走で盗塁しまくった周東佑京選手。
オーストラリア戦では、2盗して3盗してスクイズで同点のホームを踏むという
もの凄い快速っぷりを見せてくれました。
スピードって大きな武器ですね。
ということで今回のテーマは、トランプの「スピード」です(*^◯^*)
スペード♠
じゃあないですよ。
トランプの「スピード」とは
スピードというゲーム。皆さんもご存知でしょう。
ねずみはマイナーなゲームだと思っていたのですが
意外と誰に聞いても知っていたので、実は定番ゲームと言っていいのでは。
いちおうルールを説明しておきます。
スピードは2人用ゲームです。
トランプを赤と黒に分けて、それぞれのプレイヤーが片方ずつ持ちます。
お互い向かい合って座ったら、自分の正面に4枚のカードを並べます。
そして、中央に1枚のカードを「せーの」と言いながら同時に出します。
ゲームはその瞬間からスタートします。
ゲームが始まれば、文字通りのスピード勝負です。
中央の札のどちらにでもいいので、数字が繋がるように手前のカードを乗せていきます。
マークは全く関係ありません。
写真の例では中央の8に、7・6と順に乗せていくのを狙っています。
8には相手も9を乗せられるので、早いもの勝ちです。
また、1とKは繋がっているカードとして扱えるので
こちらも乗せることが出来ます。
中央に出せば手前のカードが減るので
最大4枚になるまで自分の山から補充できます。
これを繰り返して、相手より先に全てのカードを出し切れば勝ちです。
途中で、自分も相手も出せるカードがなくなることがよくあります。
そのときは山から1枚のカードを「せーの」で中央に出すことでゲームを続けます。
赤信号はいらない
「スピード」というゲーム名なのに
そんなふうに頻繁にゲームが止まることがあるのが、ねずみには不満でした。
これではまるで、サーキット場が赤信号だらけみたいなものです。
ねずみ「せーの、はい」
ミケ「ん?まだ出せるのないが」
ねずみ「こっちもだ。じゃあもう1回」
あるいは、片方のプレイヤーだけがカードを出せないとき
相手がゆっくりカードを選ぶのが、まだるっこしいと思っていました。
こんなの全然「スピード」じゃねえ(´・ω・`)
ミケ「なるほど、5を出して欲しいんやな」
ねずみ「そうだよ!はよはよ!」
ミケ「まあまあ。これは最後やな。先に989と出せるし」
止まることなく駆け抜けたい
そこで、最初から最後まで止まらずに
カードを出し続けられるようなルールにしたいと考えました。
それがアレンジゲーム『駆け抜けるスピード』です。
と言っても、今回のアレンジは実にシンプル。
中央の札を6枚、手元の札を5枚に増やしただけです。
これだけでも、途中で止まることはほとんどなくなりますが
さらにジョーカーも使います。
ジョーカーはいつでも出せて、どんな数字の代わりにもなります。
これを両プレイヤーが1枚ずつ持ちます。
ゲームの手順
ここまでやれば、まず途中で止まることはないでしょう。
最高のスピードで駆け抜けていってください。
確率計算は(面倒なので)していないですが、テストプレーでは1度も止まることがなかったです。
それではゲーム開始までの手順を。
まずはこのように手前に5枚カードを並べます。
ジョーカーは山の右側に置いてください。
(左利きの人は逆側でどうぞ)
そして、お互い3枚のカードを山から取って「せーの」で表にしたら
即座にゲームスタートです。
今回の完成ルール
今回はこれで完成。
シンプルなアレンジですが、複雑にすればいいというものでもないので。
止まることなくゲームが進むスピード感は、かなり爽快ですよ。
手詰まりになりかけたときに素早くジョーカーを使うのがポイントです。
《使うもの》トランプ
《プレー人数》2人
《勝敗》全てのカードを先に出し切れば勝ち
【ゲームの手順】
トランプを赤と黒に分けて両プレイヤーが片方ずつを持ち、シャッフルして裏向きの山にする。
またジョーカーを1枚持ち、山の隣に表向きで置く。
(このジョーカーはゲーム中いつでも使用できる)
山の上から5枚のカードを取って表向きで並べる。
同じく3枚のカードを取って両プレイヤーが中央にオープンした瞬間、ゲームを開始する。
【基本ルール】
中央のカードと数字が前後で繋がっていれば手前のカードを乗せることが出来る。(同じ数字は不可)
手前のカードが減ったら最大5枚まで山から補充できる。
プレーには両手を使用できる。
ジョーカーは、どの数字にでも乗せることが出来る。またジョーカーの上にはどんな数字でも乗せられる。
以上です。
万が一、両者手詰まりになったら2人とも負けということで(´∀`∩
でかいトランプで
それはそれとして、通常ルールのスピードでも
でかいトランプを使うだけで面白いのではと思いました。
右が普通サイズです。かなりでかいでしょう(^o^)
この記事の最初の写真で使いましたが、この大きさだとは気付かなかったでしょう。
ソロプレーで
そしてソロプレーでタイムアタックをするのが、かなり面白い。
これは1組のトランプ使用です。赤も黒も全部使います。
中央に6枚・手前に5枚・ジョーカー2枚で準備完了。
この状態で作戦を考えてから、ストップウォッチを押してスタートします。
両手使用可です。
ねずみの記録は1分22秒でした。速い人なら1分を切るタイムが出せるのでは。
左手でカードを中央に出して右手で補充し続ける感じです。
途中で全く止まりません。
まさに「駆け抜けるスピード」
タイムアタック、ぜひ挑戦してみてください。
「プレミア12」みたいに、スピードの国際大会があったら面白いだろうなあ。
もちろん今回のアレンジルールで( ̄▽ ̄)
新しいゲームを考えてみる第二部 カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ
|