厳選ボードゲーム紹介 第24回
適当なカンケイ
先日ウクレレとオカリナの記事を書きましたが
この2つはなんとなく似ています。
どちらも4文字のカタカナで、柔らかい音色が出る。
また、とてもお手軽で始めやすい楽器です。
なので、この2つはペアです。
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ♪
しかし、この2つに加えてギターも選択肢に入ったとしたらどうでしょう。
これは同じ弦楽器ということでギターとウクレレをペアにしたくなります。
あるいは、ギターではなく鬼太郎が入ったとしたらどうでしょう。
これは鬼太郎とオカリナをペアにするべきか悩みそうなところです。
というような感性をみんなで比べるのが、このゲーム
『適当なカンケイ』です。
そのゲーム名通り、まさに「適当」にペアを作っていきます。
11枚の写真カードから関係の近そうなペアを、どんどん作っていくのです。
組み合わせは感性次第
例えばこんな3枚。
普通なら「食べ物」のカテゴリーで、イチゴとコーンをペアにするでしょう。
しかし「赤いもの」と考えて、イチゴと電話ボックスをペアにする人だっているかもしれません。
まあどちらかと言えば、前者が普通でしょうが
もう1枚黄色いものがあれば、色で分ける選択肢も出てきそうです。
そんなふうに、場に出ている全てのカードからペアを選ぶので
様々な可能性があるのです。
猫にだって感性の違いが
まずは11枚の写真を配置します。どの写真を配置するかは自由です。
ねずみ「カードこんな感じでいい? どれか取り換える?」
ミケ「まあ、ええんやないか」
クロ「これでいいよー」
写真カードは150枚もあって、裏面まであります。
なので分かりにくい写真なら、さっさと取り換えて遊ぶのがいいです。
11枚から5組のペアを作ります。
それらが他のプレイヤーと一致したときの
一致した人数が、そのまま点数になります。
さらに余った1枚は、誰かと一致したら人数の2倍の点数になります。
常識人ほど高得点?
それぞれ手持ちの番号カードを使って
他のプレイヤーに見せないようにしながら
ペアを作っていきます。
ねずみ「ええと、これとこの2つは絶対だろ。それから・・・」
ミケ「お前の絶対は他と同じだと思うな」
ねずみ「What !?」
全員が組み終わったら、順番に1ペアずつ発表していきます。
そのときに、そのペアにした理由も簡単に説明します。
ねずみ「みんな決まった? じゃあグレーから1組発表して」
グレー「オッケ」
グレー「2と4。キウイとベーコンエッグトースト。食べ物」
ミケ「まあ、そこは当然やな」
ねずみ「だよね。当然あるよね」
これは全員が一致したので、全員に4点が入ります。
ねずみ「じゃあ次、7と9。どっちもグワーっと噛み付いてきそう」
ミケ「は? ないない」
クロ「そこは6と9にしたよ。犬とコアラ。哺乳類」
ミケ「そうそう。それが常識やろ」
ねずみ「えー」
というようなことが、実際に遊んだときにありました。
じつは実話なのです。
でも、この写真から犬と恐竜をペアにした気持ちも分かってください。
別におかしくはない、ですよね?(*´▽`*)
どこに着目してペアにするか
分類する基準をどこにおくかで、組み合わせは変わってきます。
その人の感性が出るところです。
ミケ「1と8。セロハンテープと色鉛筆。どっちも文房具やな」
ねずみ「違うだろー!違うだろ!」
ミケ「それ懐かしいな」
ねずみ「そこはカラフルな8と11でしょ。色鉛筆と風船」
ミケ「いやいや、ないわー」
クロ「あっ、それなら」
クロ「僕も8と11にした」
ねずみ「クロさーん♪」
ミケ「なんや、お前ら同レベルやなあ」
こんなふうに、感性の近い人が分かるのも面白いところ。
余った1枚は得点が倍に
11枚のカードからペアを作るので、必然的に1枚が余ります。
説明書には「腐ったリンゴ」と書いてありますが
なんかひどい(´・ω・`)
ねずみ「じゃあ余った1枚は?せーの」
クロ「7」
ミケ「7」
グレー「7」
ねずみ「・・・6」
この場合、一致した3人は
人数の2倍で6点が入ります。
あなたの感性は?
では皆さんの感性も試してみてください。
適当に11枚選んでみました。
どんな組み合わせで5組のペアを作って、どれが腐ったリンゴになるか。
組み合わせが出来た人は、ぜひコメント欄にどうぞ。
ねずみは3が余りましたが、どうせみんな違うんだろうなあ・・・
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