こんなゲームもあるのかあ 第10回
酒魅人(しゅみじん)
このカテゴリーも第10回ということで、今日は祝い酒です。
今回はゲームではなく、ゲームをするときにぴったりな
おすすめの日本酒を紹介したいと思います。
このブログにしては珍しい記事で驚くでしょうが、いろいろなことにチャレンジしてみたい今日この頃なのです。
今回紹介するのはー
こちらのお酒。
『酒魅人(しゅみじん)』です。
この銘柄の日本酒を知っていますでしょうか。
なんつって、これボードゲームなんですけどね(´∀`∩
日本酒をテーマにしたボードゲームです。
本当に日本酒の紹介だと思った人なんて、まさかいないと思いますが
もしいたなら大変失礼いたしました。
( ^^) _旦~~ まあまあ。飲んで飲んで。
まあしかし本当に、こんなゲームがあるのかあって言いたくなりますね。
ボードゲームのテーマには限りがないです。
残念ながら今は入手困難なゲームですが
欲しい人が増えることでの再販やリメイクに期待しましょう。
入手をあきらめていたゲームが、思いがけずそうなることは何度もあったので。
最高の酒を造るにゃー
ゲームの準備はこんな感じです。
チップを色分けして、ずらーっと並べます。
チップは細かくて数も多いので、準備や片付けがかなり大変な部類のゲームです。
それでも頻繁に遊びたくなるのは、それだけ抜群に面白いからなのですが。
この「酒瓶ボード」を各プレイヤーに3枚ずつ配ります。
何種類か文字があるので、それぞれの好みで選びます。
ゲーム中は、この酒瓶ボードにいくつものチップが乗っていきます。
するとどうなるかというと・・・
このようになります。
純米大吟醸「猫ノ祭」完成!!
なんだか、楽し気な名前になりましたね。
(=^・^=)/ ☆☆☆ (=^・^=) ニャっしょい、ニャっしょい!
獲得したチップを乗せていくことで、こうやって銘柄や点数が決まってくるのです。
ちなみに点数を見ていくと
「猫」と「祭」は書いてある数字が点数になって4点と8点
赤い丸は各1点。3つあるので3点
「烈」という同じ字が揃ったので3+5=8点
この部分は同じ漢字じゃないと点が入りません。
合計で23点。20点を超えるなら、このゲームではかなり良い酒です。
ゲームのシステムが面白い
このゲームは大きく2つの面白いところがあります。
1つはゲームシステムの面白さ。
手札の数字タイルを使って、大きい数字を出したプレイヤーから順にチップを獲得していきますが
そこで「どのチップを優先して狙うか」という駆け引きが生まれます。
ねずみ「じゃあ左のチップからいこう。えーと、7を出したミケから」
ミケ「おっしゃ、予定通り」
この列ごとのチップの取り合いが非常に熱いです。
良いチップは当然他のプレイヤーも欲しがるので、あえてその列を捨てて他のチップを狙ったり。
あまり深く考えずプレーをしていると酷い点数の酒になります。
ミケ「ワシの酒、かなり良い出来やで」
クロ「僕もだいたい狙い通りー」
ねずみ「・・・」
名前が決まるのが面白い
獲得したチップを酒瓶ボードに置いていくと
先ほど書いたように自動的にそのお酒の名前(銘柄)が決まります。
これがこのゲームのもう1つの面白いところ。
ゲーム中、変な名前のお酒がどんどん出てきます。
ねずみ「できた。えーと、ふ・・どん?」
ミケ「不呑(のめず)やな。それ飲めないで」
ねずみ「グレーのは?」
グレー「花と夢」
クロ「きれいな名前だなー」
ねずみ「なんか、そんな名前の漫画雑誌があったような・・」
ミケ「ワシの酒は、男の娘(おとこのこ)やで」
ねずみ「うん。まあ・・流行ってるからね」
グレー「だが男だ」
クロ「嫁の涙」
ねずみ「いや、泣かすなよ!」
ミケ「飲んだくれが飲みそうな酒やな」
こんなふうに普通に遊んでいるだけで、お酒の名前が面白すぎるゲームです。
銘柄大喜利
今までに遊んだ中でも、変な名前のお酒がいろいろと出てきました。
やたらカッコいいものや、これ飲めないだろというものや、下ネタまで。
正式ルールではないですが「名前が面白いボーナス」を点数に加えてもいいかなと思います。
ボーナス点を付けるなら「MOM」で3点というところでしょうか。
マン・オブ・ザ・マッチではないですよ。
「M(最も)O(面白い)M(銘柄)」です。
ゲームシステム自体も、記事に書いた内容以外に
「広告」とか「品評会」とか「熟成」とか、面白い要素が満載なのですが
この名前をつける要素が面白すぎて(*^▽^*)
チップはこんなにたくさんあるので、自由に取って大喜利みたいにして遊んでも面白いでしょうね。
このゲームをすると、いつも最後は大喜利大会になります。
こういうひたすら笑えるゲームは大好きです。
あと、漫画「夏子の酒」も大好きです(*´▽`*)
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