アレンジした遊び方を考えてみる 第3回
「投げオセロ」
さあ、アレンジ遊び第3回です。
今回のテーマは「オセロの新しい遊び方を考える」
オセロは実力差が、がっつり出るゲームなので
本当に強い人には100回やってもまず勝てません。
といって、正式なハンデルールも確立されているわけではないようです。
しかし今回ねずみが考えた遊び方ならば
オセロの強い人が相手でも、ハンデなしで互角に戦えるかもしれません。
それがアレンジゲーム「投げオセロ」です。
投げオセロという名前だけで、どんなゲームかは察しがつくと思いますが
文字どおりオセロ駒を盤に1つずつ放り込んで戦います。
オセロを投げるなんて、けしからん! (゚Д゚)ノ
と思う人もいるかもしれませんが
オセロ駒の、こういう遊び勝手の良さは大きな魅力だと思うのです。
オセロを持っている人の大半は、必ず1度はこういう遊び方をしているでしょう。
間違いなく、これはオセロの持つ楽しい側面の1つです。
あらゆるアプローチで遊び尽くしてこその、オセロ愛ですよ。
茨城がんばれ
そしてねずみはオセロ発祥の地・茨城県を、かなり応援していますからね。
オセロの聖地、茨城県水戸市の名物「オセロチョコ」を持っているくらいです。
あるんですよー、こんなものが。
中身はこんな感じ。普通に遊べてしまえるのが、だいぶ笑えるw
こんな面白いものがある茨城県が、なぜ魅力度ランキング最下位なのか。
ねずみには分かりませんよ\(^o^)/
スローイングラインを設定する
ということでオセロ愛を込めて、投げオセロの遊び方を書いていきます。
まずは何かの台にオセロ盤を乗せます。
駒の初期配置や基本的なルールは、普通のオセロと同じです。
投げ方のルールを、初級・中級・上級で分けたいと思います。
初級ルールでは、オセロ盤の外枠をラインとして、そこから中に手が入らないように投げ入れます。
そして中級ルールでは台の高さをラインとして、それよりも高く手が上がらないように投げ入れます。
さらに上級ルールでは側面から投げるのも禁止して、手前のラインの下から投げることにします。
投げ込んだ結果の判定
さて投げ入れる以上、オセロ駒の起こすアクションには様々な可能性があります。
その、あらゆる可能性を想定してルールを作らないといけませんね。
これがたぶん今回の一番大変なところ。
ゴルフなんか、まさにそういう理由で非常に細かいルールだらけですから。
『いくつかのマスにまたがるように乗ったとき』
最も多く出現するケースでしょう。
これはシンプルに、掛かった面が最も広いマスに位置を整えます。
判断が出来ないほど中間に掛かった場合のみ、投げたプレイヤーがいずれかのマスを選べることにします。
また、投げた駒が裏になった場合、それは当然その色として扱います。
『他の駒の上に乗ったとき』
これがあるのが投げオセロの面白さです。
まずは完全に重なるように位置を整えてしまいます。
もし乗った駒で挟んだならば、通常のルール通り挟まれた駒をひっくり返します。
写真の例では、真ん中の白をひっくり返せます。
『駒の1部が他の駒の上に乗ったとき』
傾いて地面に触れていれば、その地面のマスに降ろします。
地面に触れているマスが空いていない場合は、半分乗っている駒の上にそのまま乗せてしまいます。
『重なっているオセロ駒が挟まれたとき』
これは迷ったのですが、一番上の駒だけをひっくり返します。
根元からまとめてひっくり返すと、同じ色のままになることがあるので。
それも面白いかもしれませんが、持ち上げるのがちょっとめんどくさい。
『ぶつかって別のオセロ駒が動いたとき』
動いた先にそのまま整えて置きます。
ただし挟み判定をするのは自分が投げた駒のみです。
動かされた駒は影響力を持ちません。
写真の例では、動かされた駒が白を挟みましたが、この白はひっくり返さないということです。
『駒が立ったとき』
立った立った、クララが立った!(≧▽≦)
まあ、まず起こらないでしょうが・・
その場所からいずれかの方向に指で押して倒します。その後は位置を整えます。
『駒が盤に乗らなかったとき』
盤に乗らなければファールです。投げ直しは出来ません。
すぐに相手に手番が移ります。
さらにゲーム中、合計で3回ファールした場合、即ゲームに敗北します。
写真のように枠に掛かった場合、駒の1部でも地面に触れていればセーフですが
そうでなければファールです。
また動かされた駒が枠外に出たなら、その駒は取り除きます。
オセロは駒を打たないことが有利になるケースがあるので、あえてファールするのも戦略になり得ますね。
勝敗の付け方
ここまでのルールでテストプレーしてみました。
駒を全部使い切るまで打ってみましたが、ちゃんとゲームとして成立しています。
勝敗の付け方は、上から見える色だけ数えようかと思いましたが
下に隠れている駒も数えることにします。
その方が自分の駒の上に乗せる意味が出来て、より戦略的になるので。
ただ全部の駒を使うのも大変だったので半分にしようと思います。
つまり、それぞれが16個の駒を投げたらゲーム終了です。
今回の完成ルール
発想は安直でしたが意外なほど白熱します。
ここぞという場面で駒が盤に乗らなかったり、反対の色になって相手を利してしまったりするのが、だいぶ笑えました。
《使うもの》オセロ オセロを載せる台
《プレー人数》2人
《勝敗》盤上の全ての駒を広げて、自分の色の駒が多いほうが勝利する
【基本ルール】
それぞれのプレイヤーは16個ずつ駒を持つ
黒が先番で投げる
ファールをしたら投げ直さず、相手の手番になる
3回ファールをしたらゲームに敗北する
スローイングライン・投げた駒の処理については本文を参照してください。
投げオセロといっても、投げやりにならずに
集中して丁寧にコントロールすることが勝利の鍵です。
人生もきっと同じです。
なんつって、ねずみ良いこと言ったヾ(^▽^)
新しいゲームを考えてみる第二部 カテゴリーの記事一覧 - 遊びの教室とまとくんブログ
|