厳選ボードゲーム紹介 第20回
カルカソンヌ
第20回というキリ番なので
この回で『カルカソンヌ』を紹介することは、ずっと前から決めていました。
第10回では「カタンの開拓者たち」というレジェンドゲームを紹介しましたが
このカルカソンヌも
ドイツ年間ゲーム大賞を始め多くの賞を受賞し、拡張セットが毎年のように出続けている
圧倒的人気、圧倒的名作ボードゲームです。
これを紹介しないわけにはいかないのであります(`・ω・´)
ボードゲームなのにボードがない
右にあるボードは得点表示用なので
実際のゲームに使うのは、左にあるタイルの山です。
このタイルが1枚ずつめくられていって、それらが繋がりながら舞台として広がっていきます。
今までのボードゲームの概念すら覆すような
このシステムを初めて見たときは、本当に驚きました。
そして、このシステムだからこそ準備が簡単で即座に遊べるのです。
タイルをいくつかの山に分けて
スタートタイルを置いたら、これでもう遊べるという手軽さ。
なんてお手軽。だから軽カソンヌ。
カルカソンヌで遊びまそんぬ
それぞれが、好きな色の駒を選んだらスタートです。
ねずみ「よし準備おっけ。誰からにするー?」
クロ「誰でもいいよー」
ねずみ「って、何やってんの?」
ミケ「科学忍者隊ガッチャマン!!」
ねずみ「ミケってさあ・・・絶対昭和生まれだろ」
手番プレイヤーは、どれかの山の上から
1枚タイルをめくります。
ミケ「城やな」
ねずみ「おっ、いいなあ。いいスタートだな」
絵が繋がるように置く
こんなふうに繋げて、自分の駒を置くことが出来ます。
もしこの先「城壁で囲まれた城」が完成すれば
駒を置いてあるプレイヤーに点が入ります。
クロ「こっちも城だー」
ねずみ「いいなあ。城いいなあ」
ここで例えば、城壁を閉じるようにこのタイルを置けば城は完成しますが
それで点がもらえるのは、すでに駒を置いているミケのほうです。
なので草原でくっつけて、自分専用の城を作るのは当然。
クロ「ここに付けるー」
ねずみ「新都市計画だな」
タイルには城の他に道もあります。
ねずみ「道かー」
完成時の点数は、「城」が「2×タイル枚数」なのに対して
「道」は「1×タイル枚数」です。
なので道はちょっとショボい。
ねずみ「まあいいや。道、好きだから」
ミケ「おい、そっちに曲げるなや」
タイルを置くときは、繋がる場所の絵が合っていないといけないので
ミケがこの城を作るには
「城壁と道の両方が描かれているタイル」を引く必要があります。
つまり、こういうタイルですね。
ミケ「あっ引いたわ」
ミケ「城完成」
ねずみ「なんだよー。あっさり引いてるじゃん」
完成したら置いてあった自分の駒を回収して得点します。
逆に言うと、完成するまで置いてある駒を回収できないので
ゲーム終盤に人手不足になることも。
城が完成したので、使われているタイル数3枚×2点で6点入りました。
この独立してる得点ボードが、とても使いやすくて
違うゲームをするときにも、これを出してきて使うくらいです。
タイルをめくるのが楽しい
めくるたび、くじ引きをしてるようなワクワク感があるのが
カルカソンヌの楽しいところ。
クロ「あっ、なんか新しいの引いた」
ねずみ「修道院だね。周りをぐるっと囲まれれば9点だよ」
ねずみ「また道か・・・」
ミケ「またか」
ねずみ「まあいいや。道、好きだから」
ねずみ「せっかくだから草原に寝かせよう」
ミケ「おっ、ねずみにしては賢い」
こうやって草原に寝かせると
ゲーム終了時に、そこから行ける「完成した城の数」だけ点数が入ります。
例えるなら
家でごろごろしてたら、近所がいつの間にか発展してたような。
引き寄せの法則なのか
カルカソンヌで遊ぶたび思うのですが
人によって引くタイルに偏りがある気が・・・
ミケ「おおーでかい城キター!」
ねずみ「なんかー、道しか引かないんですけどー」
クロ「また修道院引いたー」
ねずみ「ああっ、こいつ、曲がり道をちゃっかり利用して」
修道院は周囲を囲まれれば点数が入るので
こういう場所は実においしい。
終了時には大きく美しい街が
全てのタイルを置ききればゲーム終了です。
終わってみると、こんなに大きな街が出来上がります。
美しい街並み。
初めて遊んだときは感動して、何枚も写真撮りました。
毎回、違う街並みが出来るのが最高に楽しいのです。
いまだに遊ぶたびに写真を撮ってしまいます。
ちなみに、ゲームのタイトルである「カルカソンヌ」は
フランス南部、古代ローマの城塞都市であるカルカソンヌをモチーフにしていることから付けられています。
本当にこんな街並みなので、興味のある方は画像検索してみてください。
拡張セットも!
カルカソンヌは大好きなので、拡張セットもいくつか買いました。
これはそのうちの1つを加えて実際に遊んだ時のものです。
見てください。すっごい広さです。
小さなテーブルでは置ききれなくなります。
さらに10周年記念盤というのも持っています。
カルカソンヌ大好きですヾ(^▽^)
この10周年記念盤は、得点ボードがカルカソンヌ駒の形をしているのと
クリスタル駒が気に入って買いました。
キラキラカルカソンヌ最高!(*´ω`*)
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